隊長の話・霊能力を持つ苦しみ
2010年09月11日
「今日も暑いなぁ〜」
「いま何しておられるんですか?」
「移動中…おっと」
「?」
「・・・・・いや・・・。・・・・・あー、やったな」
「どうなさったんですか?」
「いま目の前で事故がおきたよ。おばさんの乗ってる車が追突おこした」
「ありゃま!で、その前の「おっと」はなんですか?」
「キミも細かいな〜。・・・・・いや、あの車の上に小鬼が見えたんだよ。
だからヤバいなと思ったら次の瞬間ノーブレーキで前の車にガシャンだよ」
「本当ですか!」
「大体、見えてもどうにかなるもんでもないしなぁー」
「事故ってやはりそういう連中の干渉もあるんですね・・・」
「必ずしもそいつらだけのせいとはかぎらんがな。少なくとも、それを憑けた本人にもスキがあるだろ?」
「うーん」
「たしかキミは霊能力がほしいと言ってたな」
「はぁ」
「今のようなのを見たいか?」
「え?」
「事故が起きる五秒前とかに、前触れが見える。でもほとんどの場合、自分は何もできない」
「……」
「日常生活がすべてそうさ。友人や知人に憑いてる霊、因縁、隠してる過去、このままだとこうなるという未来が見えるときがある。
でもこちらからはほとんどの場合アプローチはできない。それは本人の問題だ。下手に関わるべきものじゃない。わかるか?」
「わかります。でも、つらいですね・・・・」
「知ってどうにかなる場合もある。役に立てることもある。でも、ほとんどは知らない方がよかったと思うことばかりさ。
たとえばエッチしてるときに、フツーに霊にガン見されてる気持ち、わかるか?」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクブル 」
「風呂場で髪を洗うことがどれだけ怖いことかもわかるようになるよ。霊が好きな水場で、一番無防備な状態だろ?(笑)」
「・・・・れ、霊感なくてよかった・・・・」
「だからつねに自分の認識力を疑うというか、チェックする必要がある。これは自分の妄想じゃないのか。これはどれほど関わるべき内容か。自分はどれほど客観的に観れているのか。
霊能力は主観が大きく影響するからな。だから同じものを観ても霊能者が違えば見える内容も違ったりする。それは対象を認識・翻訳する本人の主観・認識力が大きくでてくるからだ。
だからつねにニュートラルに、客観的に自分の見てるものを認識しないと、説明のつかないものも多いし、簡単に足元すくわれる」
「隊長でさえ…」
「そりゃそうさ。自分が見えてるものが妄想でない保証はどこにもないんだ。自分でチェックするしかない。言えるのは、それが結果として合っているかいないかだけだからな」
「怖いですね…」
「自分の霊能力に慢心してみろ。すぐに『自称・天御中主神』とか『自称・大天使ミカエル』とかに指導(笑)されはじめるぞ(笑)」
「ハハハハ(笑)獣くさーい自称高位霊ですね!(笑)」
「そう。でも本人は気付かない。信じていれば惑わしも見抜けなくなる世界だからな。フツーに考えりゃ自分に相応じゃないってわかりそうなもんだが、ヘタにいろいろ見えるとわからなくなるんだな。インターネットで霊能者とかヒーラーとか探してみろ。そんなんばっかだぞ(笑)」
「アイタタタタタ・・・・・」
「だから霊能力がほしいなんて、思わない方がいい。俺もほしくて持った力じゃないんだ。
さっきも言ったが、先が見えても自分ではどうにもならないことの方がはるかに多いんだ。たとえば俺は数年前の○○地震のときに、地元に住んでる人間に逃げろと言った。でも誰がそれを本気にする?そのくせ、本当に地震がきたら、今度はこっちを怖がって避けるようになるんだよ。
だから恐怖の予言はあまりするべきじゃない。それを警告として素直に受け止め、我が身を振り返られる人間なんて、ほんの一握りなんだから。
幸福実現党やキミが『このままじゃ尖閣諸島や沖縄が中国に侵攻される!みんな立ち上がれ!』と声を枯らして叫んでるだろ。一般の人はどう思ってると思う?イタイ連中が何か言ってるとしか思わないんだよ。で、いざキミ達が言ってた通りになってみろ。
誰も感謝なんかしない。それどころか、『見えてたなら何でもっとちゃんと説得しなかったんだ!神の力でなんとかしろ!』と責めるだろう。誰も自分を恥じることはないんだ。それが現実だ」
「 (´;ω;`) 」
「だから、霊能力なんてものはあこがれるもんじゃない。つらいことの方がはるかに多いんだから」
でも霊能力ほしいっちゃ!(・∀・)
天狗様おろしてください!
ただし一日限定で!(笑)
「いま何しておられるんですか?」
「移動中…おっと」
「?」
「・・・・・いや・・・。・・・・・あー、やったな」
「どうなさったんですか?」
「いま目の前で事故がおきたよ。おばさんの乗ってる車が追突おこした」
「ありゃま!で、その前の「おっと」はなんですか?」
「キミも細かいな〜。・・・・・いや、あの車の上に小鬼が見えたんだよ。
だからヤバいなと思ったら次の瞬間ノーブレーキで前の車にガシャンだよ」
「本当ですか!」
「大体、見えてもどうにかなるもんでもないしなぁー」
「事故ってやはりそういう連中の干渉もあるんですね・・・」
「必ずしもそいつらだけのせいとはかぎらんがな。少なくとも、それを憑けた本人にもスキがあるだろ?」
「うーん」
「たしかキミは霊能力がほしいと言ってたな」
「はぁ」
「今のようなのを見たいか?」
「え?」
「事故が起きる五秒前とかに、前触れが見える。でもほとんどの場合、自分は何もできない」
「……」
「日常生活がすべてそうさ。友人や知人に憑いてる霊、因縁、隠してる過去、このままだとこうなるという未来が見えるときがある。
でもこちらからはほとんどの場合アプローチはできない。それは本人の問題だ。下手に関わるべきものじゃない。わかるか?」
「わかります。でも、つらいですね・・・・」
「知ってどうにかなる場合もある。役に立てることもある。でも、ほとんどは知らない方がよかったと思うことばかりさ。
たとえばエッチしてるときに、フツーに霊にガン見されてる気持ち、わかるか?」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクブル 」
「風呂場で髪を洗うことがどれだけ怖いことかもわかるようになるよ。霊が好きな水場で、一番無防備な状態だろ?(笑)」
「・・・・れ、霊感なくてよかった・・・・」
「だからつねに自分の認識力を疑うというか、チェックする必要がある。これは自分の妄想じゃないのか。これはどれほど関わるべき内容か。自分はどれほど客観的に観れているのか。
霊能力は主観が大きく影響するからな。だから同じものを観ても霊能者が違えば見える内容も違ったりする。それは対象を認識・翻訳する本人の主観・認識力が大きくでてくるからだ。
だからつねにニュートラルに、客観的に自分の見てるものを認識しないと、説明のつかないものも多いし、簡単に足元すくわれる」
「隊長でさえ…」
「そりゃそうさ。自分が見えてるものが妄想でない保証はどこにもないんだ。自分でチェックするしかない。言えるのは、それが結果として合っているかいないかだけだからな」
「怖いですね…」
「自分の霊能力に慢心してみろ。すぐに『自称・天御中主神』とか『自称・大天使ミカエル』とかに指導(笑)されはじめるぞ(笑)」
「ハハハハ(笑)獣くさーい自称高位霊ですね!(笑)」
「そう。でも本人は気付かない。信じていれば惑わしも見抜けなくなる世界だからな。フツーに考えりゃ自分に相応じゃないってわかりそうなもんだが、ヘタにいろいろ見えるとわからなくなるんだな。インターネットで霊能者とかヒーラーとか探してみろ。そんなんばっかだぞ(笑)」
「アイタタタタタ・・・・・」
「だから霊能力がほしいなんて、思わない方がいい。俺もほしくて持った力じゃないんだ。
さっきも言ったが、先が見えても自分ではどうにもならないことの方がはるかに多いんだ。たとえば俺は数年前の○○地震のときに、地元に住んでる人間に逃げろと言った。でも誰がそれを本気にする?そのくせ、本当に地震がきたら、今度はこっちを怖がって避けるようになるんだよ。
だから恐怖の予言はあまりするべきじゃない。それを警告として素直に受け止め、我が身を振り返られる人間なんて、ほんの一握りなんだから。
幸福実現党やキミが『このままじゃ尖閣諸島や沖縄が中国に侵攻される!みんな立ち上がれ!』と声を枯らして叫んでるだろ。一般の人はどう思ってると思う?イタイ連中が何か言ってるとしか思わないんだよ。で、いざキミ達が言ってた通りになってみろ。
誰も感謝なんかしない。それどころか、『見えてたなら何でもっとちゃんと説得しなかったんだ!神の力でなんとかしろ!』と責めるだろう。誰も自分を恥じることはないんだ。それが現実だ」
「 (´;ω;`) 」
「だから、霊能力なんてものはあこがれるもんじゃない。つらいことの方がはるかに多いんだから」
でも霊能力ほしいっちゃ!(・∀・)
天狗様おろしてください!
ただし一日限定で!(笑)