【natsuさんより】<カーマスー虎 Ⅵ>
2011年06月24日
<カーマスー虎 Ⅵ>
恋愛に「リカバリーショットはない」 けれども
「期待値が低いことは、小さな上昇も大きなインパクトを持つ」
人間は最初の第一印象というのは、大きな力を持ちます。
良くも悪くも先入観というのは大きなインパクトを持っています。
例えば、初めて食べたイチゴが”たまたま”美味しくなかったら
2度と口に入れなくなります。
イチゴといっても、様々な種類があり値段も味もピンキリですが、
イチゴが美味しくないということを経験してしまった人にもう一度
いくら最高級のイチゴでも、もう一度イチゴを食べさせることは、とても大変なことになります。
では、このイチゴを異性と考えてみましょう。
男性→女性
女性→男性
男女間で、お互いに信頼という少しの時間が我慢出来る様な関係が
成り立っていない場合は、1度の失敗や、不快な思いをしてしまうと、
もういいや! やめた!!と
なってしまう可能性がとても高くなります。
誰も同じ失敗をわざわざ繰り返したいとは思いませんから、
あるパターンで失敗、不快な思いを記憶に残してしまうと
昔の相手のファッションや容姿、出身地、年齢、家族構成などから
新しい相手も”同じ”と見なしてしまうことがあります。
ですので、1度失敗をしてしまうと、
「リカバリーショット」を打つチャンス自体がもらえなくなるという可能性が
高いということを知っておくべきだと思います。
上記の話とはちょっと反対のようにも聞こえるかも知れませんが、
相手に対して、最初の期待値が低い場合は、少しの上昇が
大きな好印象に結びつくこともあります。
印象=インパクトというのは「差分」です。
テストの点数が
30点→60点 =+30点:倍増
90点→100点 =+10点
どちらが”大きく成長”したように見えるでしょうか?(笑)
このように、相手から期待をされない場所からスタートするというのは
なかなかのテクニックだと思います。
好印象などのイメージは、絶対値ではなくて”インパクトの大きさ”で
決まります。
そして人間は良い悪いではなく、そのインパクトの大きさによって
物事を判断してしまいます。
例)
いつも冷たい人が、少しだけ優しくなった場合。
いつも優しい人が、さらに優しくなった場合。
お腹が満腹の時の高級料理
お腹が減って動けないときの、おにぎり一個
どちらの方が”記憶”に残るでしょうか?
恋愛は、本人が幸・不幸をどう感じているか?が全てなので
絶対値ではなく、相対値の問題だと知っておくと、
何らかの役に立つかも知れません。
ちなみに・・・
私は既婚者ですが、妻とはお互いに「最低の男」「最低の女」というのが
第一印象です(笑)
世の中は分かりません(爆)
恋愛に「リカバリーショットはない」 けれども
「期待値が低いことは、小さな上昇も大きなインパクトを持つ」
人間は最初の第一印象というのは、大きな力を持ちます。
良くも悪くも先入観というのは大きなインパクトを持っています。
例えば、初めて食べたイチゴが”たまたま”美味しくなかったら
2度と口に入れなくなります。
イチゴといっても、様々な種類があり値段も味もピンキリですが、
イチゴが美味しくないということを経験してしまった人にもう一度
いくら最高級のイチゴでも、もう一度イチゴを食べさせることは、とても大変なことになります。
では、このイチゴを異性と考えてみましょう。
男性→女性
女性→男性
男女間で、お互いに信頼という少しの時間が我慢出来る様な関係が
成り立っていない場合は、1度の失敗や、不快な思いをしてしまうと、
もういいや! やめた!!と
なってしまう可能性がとても高くなります。
誰も同じ失敗をわざわざ繰り返したいとは思いませんから、
あるパターンで失敗、不快な思いを記憶に残してしまうと
昔の相手のファッションや容姿、出身地、年齢、家族構成などから
新しい相手も”同じ”と見なしてしまうことがあります。
ですので、1度失敗をしてしまうと、
「リカバリーショット」を打つチャンス自体がもらえなくなるという可能性が
高いということを知っておくべきだと思います。
上記の話とはちょっと反対のようにも聞こえるかも知れませんが、
相手に対して、最初の期待値が低い場合は、少しの上昇が
大きな好印象に結びつくこともあります。
印象=インパクトというのは「差分」です。
テストの点数が
30点→60点 =+30点:倍増
90点→100点 =+10点
どちらが”大きく成長”したように見えるでしょうか?(笑)
このように、相手から期待をされない場所からスタートするというのは
なかなかのテクニックだと思います。
好印象などのイメージは、絶対値ではなくて”インパクトの大きさ”で
決まります。
そして人間は良い悪いではなく、そのインパクトの大きさによって
物事を判断してしまいます。
例)
いつも冷たい人が、少しだけ優しくなった場合。
いつも優しい人が、さらに優しくなった場合。
お腹が満腹の時の高級料理
お腹が減って動けないときの、おにぎり一個
どちらの方が”記憶”に残るでしょうか?
恋愛は、本人が幸・不幸をどう感じているか?が全てなので
絶対値ではなく、相対値の問題だと知っておくと、
何らかの役に立つかも知れません。
ちなみに・・・
私は既婚者ですが、妻とはお互いに「最低の男」「最低の女」というのが
第一印象です(笑)
世の中は分かりません(爆)
ぽえむん「奄美への祈り」
2011年06月24日
雑草だらけの荒れ地に
大きな山車のようなものが天から舞い降りて
キレイな清潔そうな着物をつけた人たちが、
たくさん並んでいた
「食べ物はいくらでもある。みんなここにきなさい」
すると、あちこちから
ボロボロの貫頭衣をつけた人々が集まってくる
キレイな着物の人たちが、山車から台を出し、たくさんの食べ物を台につみあげた。
「さぁ、いくらでもある。遠慮なく食べるがいい」
子供が手を伸ばしたのをきっかけにたくさんの人が群がる。
最初は先を争い、だが、本当にいくら食べても尽きないほどあるとわかれば、やがて泣きながら、笑いながら、口々においしい、おいしい、と食べた。
山車の前に小さな部屋のようなものがあり、そのなかにいる高貴そうな女性が、中から何かを指示している。
すると、キレイな着物の人たちが、今度はこういった。
「あなたたちの親や、兄妹や、仲間で、おなかがすいてる人はいないか。いたら呼んできてほしい、つれてきてほしい」
すると、人々はハッとした顔をして、いろんなところに走っていった。手をとり、肩を貸して、さらに飢えて弱っている人々を連れてきた。
人々は連れてきた仲間に少しずつ食べ物をほぐして食べさせてやり、また少しずつ喉を潤わせた。
高貴そうな女性が、中から指示を出す。
キレイな着物の人たちが、今度はこう言った。
「あそこに湯と新しい着物を用意してある。あそこで身を清めるといい」
いつのまにか幕屋ができており、奥から湯気がたちのぼっていた。
まず男達がいって安全をたしかめ、次に母子がはいった。そしてみんなが順番に列をつくった。
なかにはキレイな着物の人たちが袖をまくりあげており、一緒に背中を流し、女の髪を梳ってくれた。
キレイな着物の人たちが着けているものよりは幾分シンプルだが、それでも今まで着たこともないような真新しい、良い匂いのする着物に、男達は驚き、女達もこども達も歓声をあげた。
また山車のなかの高貴そうな女性が指示をした。
キレイな着物の人たちが身を清め幕屋から出てきた人々に言った。
「あなた達の親や兄妹や敵が眠るところに案内しなさい」
人々は不安げに顔を見合わせたが、見違えるほどに美しく健康になった互いの姿を見て、うなずき合った。
案内されたところはさらに荒れ果てた場所で、あちこちに土盛りがあった。
土盛りからは、うめき声やすすり泣く声が聞こえていた。
山車の中から、高貴そうな女性が指示をだした。
キレイな着物の人たちの数人が袖をまくりあげ、櫂のようなものを手にもっていた。
「安心しなさい。私たちはあなた達を助けにきたのだ」
土盛りを崩すと、不安げに遠巻きに眺めていた人々から悲鳴があがる。
さらに土盛りを掘り返すと、中から真っ黒になったたくさんの人々が一人、また一人と掘り出された。
キレイな着物の人たちは、いつのまにかすぐちかくに幕屋をつくっていた。
交代でキレイな水をしめらせた布で顔をふいてやり、キレイな水で口を濯がせてやり、戸板のようなものにのせて幕屋につれていき、さらに介抱する。
中から、バラバラになった体や手足や骨がでてきた。
キレイな着物の人たちが「痛かっただろう。これでもう大丈夫だ」と丁寧に霊薬をぬると、それらは傷だらけで弱った人々に姿を変えた。
復活した人々は、介抱をうけながら泣き出した。それを見た人々は、ついに自分たちも泣きながら駆け寄った。
さきほどまでバラバラの手足だった母親に抱きついて泣くこども。
先を争って櫂のようなものであちこちの土盛りを次々に壊して掘り出していく男たち。
掘り出された人々に、キレイな着物の人たちの教えを乞うて同じように介抱する女たち。
罪人の土盛りも掘り返した。すると中からは黒く小さくやせこけた異形の者達がでてきた。
キレイな着物の人たちはそれらに言った。
「あなたがたは、自らの罪を認め、悔いるまで、ここにまじわることはできない。」
異形の者達は近づいてこれず、丸くにごった目で介抱される人々を眺めていた。
数人の異形の者が、自らの子孫が復活する姿をみて改心し、人の姿にかわった。
子孫にひざまずき、泣きながら自分の不徳を詫びた。
高貴そうな女性は微笑んでいた。
また、何かを指示した。
大きな山車のようなものが天から舞い降りて
キレイな清潔そうな着物をつけた人たちが、
たくさん並んでいた
「食べ物はいくらでもある。みんなここにきなさい」
すると、あちこちから
ボロボロの貫頭衣をつけた人々が集まってくる
キレイな着物の人たちが、山車から台を出し、たくさんの食べ物を台につみあげた。
「さぁ、いくらでもある。遠慮なく食べるがいい」
子供が手を伸ばしたのをきっかけにたくさんの人が群がる。
最初は先を争い、だが、本当にいくら食べても尽きないほどあるとわかれば、やがて泣きながら、笑いながら、口々においしい、おいしい、と食べた。
山車の前に小さな部屋のようなものがあり、そのなかにいる高貴そうな女性が、中から何かを指示している。
すると、キレイな着物の人たちが、今度はこういった。
「あなたたちの親や、兄妹や、仲間で、おなかがすいてる人はいないか。いたら呼んできてほしい、つれてきてほしい」
すると、人々はハッとした顔をして、いろんなところに走っていった。手をとり、肩を貸して、さらに飢えて弱っている人々を連れてきた。
人々は連れてきた仲間に少しずつ食べ物をほぐして食べさせてやり、また少しずつ喉を潤わせた。
高貴そうな女性が、中から指示を出す。
キレイな着物の人たちが、今度はこう言った。
「あそこに湯と新しい着物を用意してある。あそこで身を清めるといい」
いつのまにか幕屋ができており、奥から湯気がたちのぼっていた。
まず男達がいって安全をたしかめ、次に母子がはいった。そしてみんなが順番に列をつくった。
なかにはキレイな着物の人たちが袖をまくりあげており、一緒に背中を流し、女の髪を梳ってくれた。
キレイな着物の人たちが着けているものよりは幾分シンプルだが、それでも今まで着たこともないような真新しい、良い匂いのする着物に、男達は驚き、女達もこども達も歓声をあげた。
また山車のなかの高貴そうな女性が指示をした。
キレイな着物の人たちが身を清め幕屋から出てきた人々に言った。
「あなた達の親や兄妹や敵が眠るところに案内しなさい」
人々は不安げに顔を見合わせたが、見違えるほどに美しく健康になった互いの姿を見て、うなずき合った。
案内されたところはさらに荒れ果てた場所で、あちこちに土盛りがあった。
土盛りからは、うめき声やすすり泣く声が聞こえていた。
山車の中から、高貴そうな女性が指示をだした。
キレイな着物の人たちの数人が袖をまくりあげ、櫂のようなものを手にもっていた。
「安心しなさい。私たちはあなた達を助けにきたのだ」
土盛りを崩すと、不安げに遠巻きに眺めていた人々から悲鳴があがる。
さらに土盛りを掘り返すと、中から真っ黒になったたくさんの人々が一人、また一人と掘り出された。
キレイな着物の人たちは、いつのまにかすぐちかくに幕屋をつくっていた。
交代でキレイな水をしめらせた布で顔をふいてやり、キレイな水で口を濯がせてやり、戸板のようなものにのせて幕屋につれていき、さらに介抱する。
中から、バラバラになった体や手足や骨がでてきた。
キレイな着物の人たちが「痛かっただろう。これでもう大丈夫だ」と丁寧に霊薬をぬると、それらは傷だらけで弱った人々に姿を変えた。
復活した人々は、介抱をうけながら泣き出した。それを見た人々は、ついに自分たちも泣きながら駆け寄った。
さきほどまでバラバラの手足だった母親に抱きついて泣くこども。
先を争って櫂のようなものであちこちの土盛りを次々に壊して掘り出していく男たち。
掘り出された人々に、キレイな着物の人たちの教えを乞うて同じように介抱する女たち。
罪人の土盛りも掘り返した。すると中からは黒く小さくやせこけた異形の者達がでてきた。
キレイな着物の人たちはそれらに言った。
「あなたがたは、自らの罪を認め、悔いるまで、ここにまじわることはできない。」
異形の者達は近づいてこれず、丸くにごった目で介抱される人々を眺めていた。
数人の異形の者が、自らの子孫が復活する姿をみて改心し、人の姿にかわった。
子孫にひざまずき、泣きながら自分の不徳を詫びた。
高貴そうな女性は微笑んでいた。
また、何かを指示した。