しーまブログ 日記/一般奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

大工の神様(山神)と母~とあるサイトに投稿した話

2010年02月11日

アマミキョさんからの投稿

みなさん、いつも私のショボい話にお付き合いくださり、ありがとうございます。

このお話は以前に一度投稿しようと試みたのですが、その話にかぎって携帯が不調になったりしてどうにも気持ちが落ち着かず、「いまはまだ書く時期ではないんだな…」と投稿を断念いたしました。

もうよろしいですよね?
ちなみに、全く恐い話ではございません。あしからず。m(_ _)m


これは今から20年ほど前の話です。

我が家には昔父が大工をしていた関係で、大工の神様の祭壇が、天井ちかくの角にぽつんとあります。

祭ることと言えばお正月の時に父が御神酒を捧げて柏手を打つくらいで、普段は榊もたまにしか替えず(女は触れてはいけないため、男がしなければいけないのだが、父は大工の神様に無頓着なのでほとんどしない……)

埃をかぶり、ほとんど存在感の無い祭壇です。

ある日、母が昼寝をしていると、ふと大工の神様の祭壇に足を向けるかたちになりました。そのままうとうととまどろんでいると、

『ゴルァァァァアッッ!!』

突然ものすごい怒鳴り声が頭の中に響き、母はあわてて飛び起きました。

すると目の前に白い着物をつけ、白髪の長髪を後ろに流し、立派な白髭をたくわえた老人が、怒りに満ちた厳しいお顔で母をにらみつけていました。

『おまえは女でありながら、大工神の祭壇に足を向けて寝るとは何事かぁぁぁッッッ!!!』

はその姿を見て、大工の神様だと直感し、泣いてひたすら謝ったそうです。

母が土下座から頭をあげるとすでにそのお姿はなかったそうですが、のちに長年きこりをしていて山神やケンムンを何度も目撃している祖父に話したところ、「間違いなく山神だ」といわれたとか。

私には、その大工神さまが裏山の主(『不思議な裏山』参照)に思えてしょうがないのですが。

先日、某神主さまから、母は「山神さまの守護をいただいている」と言われました。

は小さい頃、いつも天照大御神さまに朝夕手を合わせる信心深い祖父と供に、男の子がするようなキツいきこり仕事を手伝っていました。

なにやら、不思議な縁を感じるお話です。



結論:神様はたしかに存在するっ!(笑)

  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 17:39Comments(0)アマミちゃんの不思議体験

不思議な裏山~とあるサイトに投稿した話

2010年02月11日

[不思議な裏山]
アマミキョさんからの投稿


みなさん、いつもありがとうございます。
今回は思いきり身内ネタでいかせていただきます(笑)

私の実家は奄美市内のショボい市営住宅で、ベランダの向こうにはすぐ山があります。

夏にはキツツキやいろんな野鳥がすぐ近くで見られる素敵なスポットですが、しかしその裏山は何故か、写真にうつりません。

不思議なんですが、本当です(笑)

高校生の頃「裏山の奥に神社がある」という夢をみて(実際にはない。)ためしに写真をとろうとしたら、ことごとく写真が真っ黒になりました。

いつ、どんな状況で撮ってもです。

意地になって使い捨てカメラつかいまくったら、一枚だけ撮れました。

木々の間から、ひげを垂らしたおじいさんがこっち見てるのが写ってました。

ハイ、「もうしません、ごめんなさい」と謝って処分して、二度としてません。

そんな裏山は、やはり「わかる方にはわかる」らしく、私の所属している宗派の坊さんが家にきたときに、二人とも「こちらのお宅の裏山におられる民族神はかなり力の強い方ですね……」とびびり、普段めったに言わないA先生さえも、家にきてくださった時「こちらで下手なことはできないわね…」と裏山を横目で一瞥していました。

あのー…一体何があるんでしょうか…?(((゜д゜;)))

そんなある日、私はおかしな夢を見ました。

裏山に面した兄の部屋のベランダに気持ち悪い植物がたくさん生い茂り、部屋にもうすぐはいりこもうとしていたのです。

私自身の「これは山神さまの怒りだ!」という声で目が覚め、母に伝えたところ、母がすぐ兄を怒鳴りにいきました。

「ほら!あんたがこの前から山に向かってモデルガン打ってるから、神様が怒ってるでしょうが!!何度もやめろと言ったのに!!」

どうやら、ガンマニアの兄が通販で買ったガス銃の試し打ちを裏山に向けてしまくっていたらしい。

あの植物が部屋に入ったら兄はどうなっていたのか?

山神さま、本当にすみませんでした……m(_ _)m
  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 11:04Comments(0)奄美スピリチュアル・オカルトエピソード