☆罪ケガレについて☆
2010年05月25日
最近5時に一度目がさめる。
トイレにいってそのまま二度寝してしまうのが常だが、今朝は枕元の携帯で書きためた下書きを一気に公開にしてから寝た。(笑)
隊長みたいに毎朝5時に冷水で禊ぎしてご神拝・・・・といったら私も一人前の宗教家なのだろうが、そんなことなど一度もしたことのない残念ながらダラダラな末端在家信者です。しかもうちの宗派は水垢離の禊ぎはない(笑)
何回か隊長の真似をして冷水かぶってみたが、大祓三回目くらいですごく楽になるが、それまでが死ぬほどキツい。(笑)
あれはかなり胆力を必要とする行ですな。男性にはオススメ。「金冷法」なんてあるくらいだから、男性は下半身冷やした方がいいのだ。おんなのこは冷えは大敵なのよ♪
神道では禊ぎ祓いを重視する。
これは神話も関係あるが、やはり霊的にとても合理的な神道だからこそ、確立された理論だろう。
つまり「最も神に近い道を歩むことにおいて、重視すべきは罪穢れをつねに祓い清めること」ということなのだろう。
これはカトリックでの「悔い改め」であり仏教での「四苦八苦の執着を去ること=八正道」であるだろう。
罪とは包み隠すこと、つまり誤魔化しやウソ偽りの言動だろう。これは心にも言える。自分の過去や心にウソや誤魔化しがある人間はそれ自体が「罪」である。これは仏教やキリスト教にも通じる。
ケガレは気枯れ。つまり本来の気(神様と通じる神気)が枯れている状態。自分をとりまく環境や自分の心身が神近き状態から離れた不調和・不自然な状態をさす。病気もそうですね。
神近き姿(本来の自分)を自我によって包み隠す(ゆがめる)ことによってケガレがおきる。よって罪(原因)そのものやケガレ(結果)をとりのぞくことを重視する。これは仏教でいうところの因縁を見ぬき改めていく「正見」からの「八正道」そのものである。そういや仏教も神道も清潔を重んじますね。
本来の神近き自分でない罪穢れの部分を正しく見抜き、つねに罪ケガレを祓い、清め、神そのものの分御霊である自分をわすれず、つねに神にちかづいていく。これが神道だそーです。(神道では人間はすべて神の分御霊である)
そんなわけで神道っつーのは心の道そのものの宗教でもあるんですね。
ここを日本人が正しく認識していないのは私は神道側の責任じゃねーかと言っていつも隊長と言い合っている。
神社はただ感謝を向けるだけのところではないんですよ。
神前にて自分を省みて、罪ケガレを祓い、本来の神近き心と体に戻ってはじめて神前に日頃の感謝と精進の誓いをなすところなんですね。
そんなわけで自分を省みるって大事ですねとゆーまんまパクりなお話でした。
(・∀・)たいちょー、宣伝奉仕したんだからネタよこせー
あれ?ギブアンドテイクだからすでに奉仕じゃないって?
どきゅーん。
トイレにいってそのまま二度寝してしまうのが常だが、今朝は枕元の携帯で書きためた下書きを一気に公開にしてから寝た。(笑)
隊長みたいに毎朝5時に冷水で禊ぎしてご神拝・・・・といったら私も一人前の宗教家なのだろうが、そんなことなど一度もしたことのない残念ながらダラダラな末端在家信者です。しかもうちの宗派は水垢離の禊ぎはない(笑)
何回か隊長の真似をして冷水かぶってみたが、大祓三回目くらいですごく楽になるが、それまでが死ぬほどキツい。(笑)
あれはかなり胆力を必要とする行ですな。男性にはオススメ。「金冷法」なんてあるくらいだから、男性は下半身冷やした方がいいのだ。おんなのこは冷えは大敵なのよ♪
神道では禊ぎ祓いを重視する。
これは神話も関係あるが、やはり霊的にとても合理的な神道だからこそ、確立された理論だろう。
つまり「最も神に近い道を歩むことにおいて、重視すべきは罪穢れをつねに祓い清めること」ということなのだろう。
これはカトリックでの「悔い改め」であり仏教での「四苦八苦の執着を去ること=八正道」であるだろう。
罪とは包み隠すこと、つまり誤魔化しやウソ偽りの言動だろう。これは心にも言える。自分の過去や心にウソや誤魔化しがある人間はそれ自体が「罪」である。これは仏教やキリスト教にも通じる。
ケガレは気枯れ。つまり本来の気(神様と通じる神気)が枯れている状態。自分をとりまく環境や自分の心身が神近き状態から離れた不調和・不自然な状態をさす。病気もそうですね。
神近き姿(本来の自分)を自我によって包み隠す(ゆがめる)ことによってケガレがおきる。よって罪(原因)そのものやケガレ(結果)をとりのぞくことを重視する。これは仏教でいうところの因縁を見ぬき改めていく「正見」からの「八正道」そのものである。そういや仏教も神道も清潔を重んじますね。
本来の神近き自分でない罪穢れの部分を正しく見抜き、つねに罪ケガレを祓い、清め、神そのものの分御霊である自分をわすれず、つねに神にちかづいていく。これが神道だそーです。(神道では人間はすべて神の分御霊である)
そんなわけで神道っつーのは心の道そのものの宗教でもあるんですね。
ここを日本人が正しく認識していないのは私は神道側の責任じゃねーかと言っていつも隊長と言い合っている。
神社はただ感謝を向けるだけのところではないんですよ。
神前にて自分を省みて、罪ケガレを祓い、本来の神近き心と体に戻ってはじめて神前に日頃の感謝と精進の誓いをなすところなんですね。
そんなわけで自分を省みるって大事ですねとゆーまんまパクりなお話でした。
(・∀・)たいちょー、宣伝奉仕したんだからネタよこせー
あれ?ギブアンドテイクだからすでに奉仕じゃないって?
どきゅーん。
おすすめサイト「my日本」
2010年05月25日
日本に誇りを持つ人たちの為のネットワーク「my日本」
http://sns.mynippon.jp/?m=portal&a=page_user_top
かなりイイ情報が早く手に入ります。保守系。
ただし、かなり内容は過激ですので『嫌韓流』を読んで「在日は日本からでていけ!」と短絡的差別思考に走る典型的2ちゃん脳な方は洗脳されやすいのでそーゆー方にはオススメしません。
私は保守と革新と宗教をうまく兼ねる人間でいたいと思っております。(笑)
思想は保守、行動は革新、心に神様ってかっこよくね?(笑)
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ただし、かなり内容は過激ですので『嫌韓流』を読んで「在日は日本からでていけ!」と短絡的差別思考に走る典型的2ちゃん脳な方は洗脳されやすいのでそーゆー方にはオススメしません。
私は保守と革新と宗教をうまく兼ねる人間でいたいと思っております。(笑)
思想は保守、行動は革新、心に神様ってかっこよくね?(笑)
松本サリン事件の夜
2010年05月25日
うちの父はしがない日本共産党員だが、ときどきすさまじい鋭さを発揮する。ちなみにいちおー幸福の科学会員でもある。(私が騙したわけではない。ちゃんと自分で入ったんだぞ。)
あ、共産党の人にイイ気持ちをさせるときにはかならず「日本」をつけてください。中国やソ連の横暴にいち早く気付いて縁をきり、数々の嫌がらせ工作にもめげずに戦いぬいたという自負がありますので(笑)
社会党はソ連からお金もらってましたが日本共産党はお金うけとってませんでした。これってなにげにすごい命しらずなことなんですよ。
つまり「日本共産党は中国やソ連とはまったく違う!むしろ日本共産党こそ共産党の王道なんだ!」という誇りなんですね。
時代上しょうがなんじゃないかと100人いて100人が言う「野坂参三ソ連スパイ行為発覚事件」のとき、日本共産党は党の最重鎮であった野坂参三を躊躇なく「除名」しました。これはさすがに当時小学生の私も絶句しました。知らない人はググッてみよう。当時まだお堅かったNHKで特集が組まれた位の歴史の生き証人です。
泣いて馬謖を斬るどころじゃありません。自民党なら吉田茂を除名するようなもんですよ。公明党なら池田名誉会長を除名するようなものです。いや、それくらいの党の伝説だった方であり英雄を除名したんです。50年前の罪の発覚で。ね?すごい覚悟でしょ?
父はその夜声を殺して泣いてました。しかし「・・・党の判断は正しい」と言っていました。これが日本共産党です。悲しすぎるかっこよさですね。
そんくらい身内に厳しい日本共産党。鉄の規律と責任をもつ日本共産党。どっかの利権ズブズブの名前だけ共産党と一緒にすんなっつーお話なんですね。
さすが確かな野党!絶対に与党になれない(ならない)からこそあなたはかがやいているよ!(笑)
でも最近あの輝きがなくなりつつありますね。松本善明さん(いわさきちひろの旦那さん)までが共産党の栄光の時代でした。やはりレッドパージのすさまじい迫害をのりこえてきた方の気迫はちがいましたね。まるで孤高の宗教家の雰囲気でした。あ、いまの褒め言葉ですから。
国会でパネルをだして与党を追求した最初は日本共産党です。
そんな父とあの日テレビを見てました。あのマスコミによる大冤罪事件・松本サリン事件のときです。
会社員だった河野義行さんが容疑者として記者会見していた様子をみていて、父にききました。
「父上、これ胡散臭くない?」
「サリンは米軍の毒ガス兵器だぞ、会社員が農薬まぜたくらいでつくれるわけがないだろ(笑)」
「そうだよねぇ。この人はどう見ても犯人にみえないなぁ。」
「マスコミのバカが、こんなことをやって、いまにとんでもないことになるぞ。また権力(警察)の情報におどらされやがって・・・」
「父上は犯人は誰だと思う?」
「これだけの規模のことをできる組織力をもっていて、警察も手出しできないところを見ると、たぶん宗教関係だな・・・・」
「え?宗教が?」
「公安あたりはもう目星つけてるかもしれないがな・・・・」
それから数年後、オウムが捕まり私は「とーちゃんスゲェ!」と父への尊敬を新たにしました。
「権力」「搾取」がでると無駄にアツくなるのがいまだに若いうちの父ですが、大好きな父です。(笑)
あ、共産党の人にイイ気持ちをさせるときにはかならず「日本」をつけてください。中国やソ連の横暴にいち早く気付いて縁をきり、数々の嫌がらせ工作にもめげずに戦いぬいたという自負がありますので(笑)
社会党はソ連からお金もらってましたが日本共産党はお金うけとってませんでした。これってなにげにすごい命しらずなことなんですよ。
つまり「日本共産党は中国やソ連とはまったく違う!むしろ日本共産党こそ共産党の王道なんだ!」という誇りなんですね。
時代上しょうがなんじゃないかと100人いて100人が言う「野坂参三ソ連スパイ行為発覚事件」のとき、日本共産党は党の最重鎮であった野坂参三を躊躇なく「除名」しました。これはさすがに当時小学生の私も絶句しました。知らない人はググッてみよう。当時まだお堅かったNHKで特集が組まれた位の歴史の生き証人です。
泣いて馬謖を斬るどころじゃありません。自民党なら吉田茂を除名するようなもんですよ。公明党なら池田名誉会長を除名するようなものです。いや、それくらいの党の伝説だった方であり英雄を除名したんです。50年前の罪の発覚で。ね?すごい覚悟でしょ?
父はその夜声を殺して泣いてました。しかし「・・・党の判断は正しい」と言っていました。これが日本共産党です。悲しすぎるかっこよさですね。
そんくらい身内に厳しい日本共産党。鉄の規律と責任をもつ日本共産党。どっかの利権ズブズブの名前だけ共産党と一緒にすんなっつーお話なんですね。
さすが確かな野党!絶対に与党になれない(ならない)からこそあなたはかがやいているよ!(笑)
でも最近あの輝きがなくなりつつありますね。松本善明さん(いわさきちひろの旦那さん)までが共産党の栄光の時代でした。やはりレッドパージのすさまじい迫害をのりこえてきた方の気迫はちがいましたね。まるで孤高の宗教家の雰囲気でした。あ、いまの褒め言葉ですから。
国会でパネルをだして与党を追求した最初は日本共産党です。
そんな父とあの日テレビを見てました。あのマスコミによる大冤罪事件・松本サリン事件のときです。
会社員だった河野義行さんが容疑者として記者会見していた様子をみていて、父にききました。
「父上、これ胡散臭くない?」
「サリンは米軍の毒ガス兵器だぞ、会社員が農薬まぜたくらいでつくれるわけがないだろ(笑)」
「そうだよねぇ。この人はどう見ても犯人にみえないなぁ。」
「マスコミのバカが、こんなことをやって、いまにとんでもないことになるぞ。また権力(警察)の情報におどらされやがって・・・」
「父上は犯人は誰だと思う?」
「これだけの規模のことをできる組織力をもっていて、警察も手出しできないところを見ると、たぶん宗教関係だな・・・・」
「え?宗教が?」
「公安あたりはもう目星つけてるかもしれないがな・・・・」
それから数年後、オウムが捕まり私は「とーちゃんスゲェ!」と父への尊敬を新たにしました。
「権力」「搾取」がでると無駄にアツくなるのがいまだに若いうちの父ですが、大好きな父です。(笑)
ミトラ教とマニ教(転載)
2010年05月25日
ミトラ教とマニ教
>
> (資料1)
〜ミトラ教〜
■概説
「ミトラ」は「マイトレーヤー」のこと。古代からアーリア人の神・太陽神として「ミトラ信仰」があった。ミトラは、ゾロアスター教の聖典「ゼンド・アヴェスタ」では「最高神オーラ・マツダの子供」という位置付けになっており、ヒンドゥー教の聖典「リグ・ヴェーダ」にも登場する。仏教的には「弥勒信仰」となり、古代ペルシャでは代々の王朝の「守護神」とされていた。
「マイトレーヤーの霊言」での「BC3世紀頃、小アジア(現在のトルコ)に出て、ミトラ教を興した」というご本人の言葉から推測すると、すでに西アジアやインドに根付いていた「ミトラ信仰」を、マイトレーヤーご本人が「宗教」として立ち上げ、発展させたものと考えられる。ミトラ教が後の世界、特にキリスト教に及ぼした「陰の影響」は、かなりスゴい。
■西方ミトラ教
BC2世紀〜AC4世紀くらいが全盛期。西方では軍人を中心としてローマ領土全域に普及していたが、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がそれまで異教とされていたキリスト教をAD313年に公認して以降、迫害された。コンスタンティヌス1世の甥・ユリアヌス帝はミトラ教に心酔し擁護したため「背教者」と呼ばれた。その後、テオドシウス帝の時代にキリスト教が国教となると、ミトラ教の寺院はすべて破壊され「西方ミトラ教」は滅びた。
■ミトラ教のキリスト教への影響
キリスト教は、かなりあからさまにミトラ教を模倣している。
「ミトラの誕生を予言していた3人の占星術の学者がいた。ミトラの誕生を羊飼いから知らされた3人は、捧げ物を持って祝福に駆けつけた」→【「東方の3博士」】
ミトラ教徒は12月25日を「太陽神ミトラが生まれ変わる日」として祝っていた。→【クリスマス】
ミトラ教徒は「春分の日」を「太陽神ミトラの勝利の日」として祝っていた。→【復活祭】
「ミトラは12の星座に守られている」→【イエスの12弟子】
「ミトラは天上界に帰る前日、12人の光の友と晩餐をした」→【最後の晩餐】
「ミトラとアポロンは、宴を催して信者にパンやワインを振る舞う」→【聖体拝領】
「ミトラは『私は死後復活し、光の友と共に歩む』と予言した」→【イエスの復活】
「宇宙の終末の時に死が復活し、最後の裁きが行われる」→ 【最後の審判】
「ミトラの光の友らは、最後の戦いに天使軍として参加する。ミトラはその終末に、白馬に乗って現れる」→【ハルマゲドン】
ミトラ教の最高司祭は「パテル・パトルム(父の中の父)」と呼ばれる→【カトリックでは「パパ」と呼ぶ】
ミトラ教には「体を水に浸す儀式」がある→【洗礼】
ユダヤ教の安息日は土曜日だが、ミトラ教は日曜日→【キリスト教も日曜日】
「ミトラは病人を治し、目の見えない者を見えるようにし、歩けない者を歩けるようにした」→【イエスの奇跡。これは模倣とは言えないかもしれない】
AD2世紀頃、キリスト教徒のユスティヌスは「ミトラ教はキリスト教の『交わりの儀式』を悪魔的に模倣している」などと非難している。模倣しているのは自分たちのほうなのに、主導権を握るためにミトラ教に難癖をつけている。
■東方ミトラ教
日本人のミトラ教研究者・東條真人氏は以下のように述べる。
「『ギリシャの文明はヨーロッパがすべて受け継いだ』という説は、西洋人のプロパガンダである。ピタゴラス・エンペドクレス・プラトン・ストア哲学などは、ミトラ教を介してイスラムのシーア派やスーフィズムに流れ込んだ。イランのホメイニ師の政治神学はプラトンの『国家』を発展させたもの。『パウロ派』『ボゴミール派』『カタリ派』などは『秘教的キリスト教の一派』とされるが、実は『東方ミトラ教の一派』であり、近年のブラヴァツキーの教義は『古代ミトラ教』のものである」
ミトラ教はゾロアスター教やマニ教、仏教の「弥勒信仰」などと合流して中国に入り込み、「明教」と呼ばれた。12世紀に「朱子学」を創始した朱子は明教を学んでいたようで、その流れを汲む王陽明の「陽明学」にはゾロアスター教の「善悪二元論」的考え方が影響している可能性がある。
元朝末期の1351年、明教の一派・白蓮教の教祖・韓山童と劉福通が「紅巾の乱」を起こす。それに参加した朱元璋が元朝を打倒し、新王朝を「明」と名付けた。しかし、同じ農民出身で天下を取った「漢の劉邦」を手本として野心を持っていた朱元璋は、手のひらを返して白蓮教を弾圧し、滅ぼした。
その教えこそ伝わらなかったが、中国明朝の「明」は、ミトラ教の「ミ」なのである。19世紀フランスの思想家エルネスト・ルナンは、こう述べている。
「もし何らかの理由でキリスト教の成長が妨げられていたら、世界は『ミトラ教化』していただろう」〓
〜マニ教〜
■概要
マニはAD3世紀、ササン朝ペルシャ支配下のバビロンに生まれた。両親はユダヤ教徒だったが、キリスト教・グノーシス派・ミトラ教・ゾロアスター教・仏教・道教など他の様々な宗教の教えを学び、24歳のときに啓示を受けてマニ教を創始した。
ササン朝シャープール1世に重用され、信者を増やすが、国教のゾロアスター教の神官カルティールの嫉妬を受けて迫害され、AD277年頃、処刑された。(※ゾロアスター教の神官は「マギ」と呼ばれるが、不思議な能力を持ち、奇跡を起こすところから、英語のMAGICの語源となった)
マニ処刑後も教勢は拡大。西はローマ帝国全土に広がり、後にキリスト教の教父となったアウグスティヌスもマニ教徒だった。東は中国まで及んで世界宗教となったが、キリスト教とイスラム教の興隆につれて消滅していった。
マニ自筆の「聖典」もあったようだが、散逸した。今世紀に入って、中央アジアの敦煌やエジプトでマニ文書が発見されたとのことで、新事実が出てくる可能性もある。
■教義
前述の様々な宗教の教えがチャンポンになっているが、ゾロアスター教の「善悪二元」の教えを中心とした神秘主義・禁欲主義、というようなものだったら しい。
【マニ教の神話】
「原初、光と闇は共存していたが、闇が勢力を拡大してきたので、光を回復するための戦いが始まった。
光によって「原人」が創造されたが、闇に敗北し吸収された。
光は太陽神ミトラを派遣し、闇に囚われた光を部分的に取り戻した。
闇は手中に残った光を閉じ込めるため、人祖・アダムとイブを創造した」
「光が飛び散って植物に宿った」とされ、菜食を重視する。また、「肉体は闇によって汚されている」とされ、結婚・性交は「汚れた肉体を創造すること」として忌避された。
ユダヤ教とキリスト教を継承する点、「預言者は天より印璽を授かる」とする点、断食を行うなどの点は、後のイスラム教に影響を与えている。
■中国伝来
マニ教は694年、中国の唐に伝来した。中国では「摩尼教」と表記され、「景教(キリスト教ネストリウス派)」「ゾロアスター教」と共に「三夷教」と呼ばれた。1339年、福建省・晋江市に「草庵摩尼教寺」が建立され、福建省を中心に興隆したが、15世紀には下火になった。寺は現在では中国の国家重要文化財に指定され、毎年旧4月16日に「摩尼光仏聖誕祭」が執り行われるが、信仰は失われていて、単なる「観光イベント」に過ぎない。
マニ教やゾロアスター教、弥勒信仰やミトラ教、仏教や道教などが混交して出来た教えが「明教」。呪術的要素が多分にあったために体制からは「魔教」「喫菜事魔(菜食して妖術を行う魔者)」などと呼ばれた。この流れは「白蓮教」「義和団」などを通じて19世紀末まで続いたようだ。
※キリスト教ネストリウス派
東ローマ帝国のコンスタンティノープル総主教・ネストリウスの一派。「マリアはイエスの母ではあるが、神の母ではない」と主張し、431年「エフェソス公会議」において異端と認定される。エジプト奥地に追放されて客死したが、弟子が東方に行き、中国に入り込んで「景教」と呼ばれた。
>
> (資料1)
〜ミトラ教〜
■概説
「ミトラ」は「マイトレーヤー」のこと。古代からアーリア人の神・太陽神として「ミトラ信仰」があった。ミトラは、ゾロアスター教の聖典「ゼンド・アヴェスタ」では「最高神オーラ・マツダの子供」という位置付けになっており、ヒンドゥー教の聖典「リグ・ヴェーダ」にも登場する。仏教的には「弥勒信仰」となり、古代ペルシャでは代々の王朝の「守護神」とされていた。
「マイトレーヤーの霊言」での「BC3世紀頃、小アジア(現在のトルコ)に出て、ミトラ教を興した」というご本人の言葉から推測すると、すでに西アジアやインドに根付いていた「ミトラ信仰」を、マイトレーヤーご本人が「宗教」として立ち上げ、発展させたものと考えられる。ミトラ教が後の世界、特にキリスト教に及ぼした「陰の影響」は、かなりスゴい。
■西方ミトラ教
BC2世紀〜AC4世紀くらいが全盛期。西方では軍人を中心としてローマ領土全域に普及していたが、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がそれまで異教とされていたキリスト教をAD313年に公認して以降、迫害された。コンスタンティヌス1世の甥・ユリアヌス帝はミトラ教に心酔し擁護したため「背教者」と呼ばれた。その後、テオドシウス帝の時代にキリスト教が国教となると、ミトラ教の寺院はすべて破壊され「西方ミトラ教」は滅びた。
■ミトラ教のキリスト教への影響
キリスト教は、かなりあからさまにミトラ教を模倣している。
「ミトラの誕生を予言していた3人の占星術の学者がいた。ミトラの誕生を羊飼いから知らされた3人は、捧げ物を持って祝福に駆けつけた」→【「東方の3博士」】
ミトラ教徒は12月25日を「太陽神ミトラが生まれ変わる日」として祝っていた。→【クリスマス】
ミトラ教徒は「春分の日」を「太陽神ミトラの勝利の日」として祝っていた。→【復活祭】
「ミトラは12の星座に守られている」→【イエスの12弟子】
「ミトラは天上界に帰る前日、12人の光の友と晩餐をした」→【最後の晩餐】
「ミトラとアポロンは、宴を催して信者にパンやワインを振る舞う」→【聖体拝領】
「ミトラは『私は死後復活し、光の友と共に歩む』と予言した」→【イエスの復活】
「宇宙の終末の時に死が復活し、最後の裁きが行われる」→ 【最後の審判】
「ミトラの光の友らは、最後の戦いに天使軍として参加する。ミトラはその終末に、白馬に乗って現れる」→【ハルマゲドン】
ミトラ教の最高司祭は「パテル・パトルム(父の中の父)」と呼ばれる→【カトリックでは「パパ」と呼ぶ】
ミトラ教には「体を水に浸す儀式」がある→【洗礼】
ユダヤ教の安息日は土曜日だが、ミトラ教は日曜日→【キリスト教も日曜日】
「ミトラは病人を治し、目の見えない者を見えるようにし、歩けない者を歩けるようにした」→【イエスの奇跡。これは模倣とは言えないかもしれない】
AD2世紀頃、キリスト教徒のユスティヌスは「ミトラ教はキリスト教の『交わりの儀式』を悪魔的に模倣している」などと非難している。模倣しているのは自分たちのほうなのに、主導権を握るためにミトラ教に難癖をつけている。
■東方ミトラ教
日本人のミトラ教研究者・東條真人氏は以下のように述べる。
「『ギリシャの文明はヨーロッパがすべて受け継いだ』という説は、西洋人のプロパガンダである。ピタゴラス・エンペドクレス・プラトン・ストア哲学などは、ミトラ教を介してイスラムのシーア派やスーフィズムに流れ込んだ。イランのホメイニ師の政治神学はプラトンの『国家』を発展させたもの。『パウロ派』『ボゴミール派』『カタリ派』などは『秘教的キリスト教の一派』とされるが、実は『東方ミトラ教の一派』であり、近年のブラヴァツキーの教義は『古代ミトラ教』のものである」
ミトラ教はゾロアスター教やマニ教、仏教の「弥勒信仰」などと合流して中国に入り込み、「明教」と呼ばれた。12世紀に「朱子学」を創始した朱子は明教を学んでいたようで、その流れを汲む王陽明の「陽明学」にはゾロアスター教の「善悪二元論」的考え方が影響している可能性がある。
元朝末期の1351年、明教の一派・白蓮教の教祖・韓山童と劉福通が「紅巾の乱」を起こす。それに参加した朱元璋が元朝を打倒し、新王朝を「明」と名付けた。しかし、同じ農民出身で天下を取った「漢の劉邦」を手本として野心を持っていた朱元璋は、手のひらを返して白蓮教を弾圧し、滅ぼした。
その教えこそ伝わらなかったが、中国明朝の「明」は、ミトラ教の「ミ」なのである。19世紀フランスの思想家エルネスト・ルナンは、こう述べている。
「もし何らかの理由でキリスト教の成長が妨げられていたら、世界は『ミトラ教化』していただろう」〓
〜マニ教〜
■概要
マニはAD3世紀、ササン朝ペルシャ支配下のバビロンに生まれた。両親はユダヤ教徒だったが、キリスト教・グノーシス派・ミトラ教・ゾロアスター教・仏教・道教など他の様々な宗教の教えを学び、24歳のときに啓示を受けてマニ教を創始した。
ササン朝シャープール1世に重用され、信者を増やすが、国教のゾロアスター教の神官カルティールの嫉妬を受けて迫害され、AD277年頃、処刑された。(※ゾロアスター教の神官は「マギ」と呼ばれるが、不思議な能力を持ち、奇跡を起こすところから、英語のMAGICの語源となった)
マニ処刑後も教勢は拡大。西はローマ帝国全土に広がり、後にキリスト教の教父となったアウグスティヌスもマニ教徒だった。東は中国まで及んで世界宗教となったが、キリスト教とイスラム教の興隆につれて消滅していった。
マニ自筆の「聖典」もあったようだが、散逸した。今世紀に入って、中央アジアの敦煌やエジプトでマニ文書が発見されたとのことで、新事実が出てくる可能性もある。
■教義
前述の様々な宗教の教えがチャンポンになっているが、ゾロアスター教の「善悪二元」の教えを中心とした神秘主義・禁欲主義、というようなものだったら しい。
【マニ教の神話】
「原初、光と闇は共存していたが、闇が勢力を拡大してきたので、光を回復するための戦いが始まった。
光によって「原人」が創造されたが、闇に敗北し吸収された。
光は太陽神ミトラを派遣し、闇に囚われた光を部分的に取り戻した。
闇は手中に残った光を閉じ込めるため、人祖・アダムとイブを創造した」
「光が飛び散って植物に宿った」とされ、菜食を重視する。また、「肉体は闇によって汚されている」とされ、結婚・性交は「汚れた肉体を創造すること」として忌避された。
ユダヤ教とキリスト教を継承する点、「預言者は天より印璽を授かる」とする点、断食を行うなどの点は、後のイスラム教に影響を与えている。
■中国伝来
マニ教は694年、中国の唐に伝来した。中国では「摩尼教」と表記され、「景教(キリスト教ネストリウス派)」「ゾロアスター教」と共に「三夷教」と呼ばれた。1339年、福建省・晋江市に「草庵摩尼教寺」が建立され、福建省を中心に興隆したが、15世紀には下火になった。寺は現在では中国の国家重要文化財に指定され、毎年旧4月16日に「摩尼光仏聖誕祭」が執り行われるが、信仰は失われていて、単なる「観光イベント」に過ぎない。
マニ教やゾロアスター教、弥勒信仰やミトラ教、仏教や道教などが混交して出来た教えが「明教」。呪術的要素が多分にあったために体制からは「魔教」「喫菜事魔(菜食して妖術を行う魔者)」などと呼ばれた。この流れは「白蓮教」「義和団」などを通じて19世紀末まで続いたようだ。
※キリスト教ネストリウス派
東ローマ帝国のコンスタンティノープル総主教・ネストリウスの一派。「マリアはイエスの母ではあるが、神の母ではない」と主張し、431年「エフェソス公会議」において異端と認定される。エジプト奥地に追放されて客死したが、弟子が東方に行き、中国に入り込んで「景教」と呼ばれた。
ぽえむん 「ある智慧の言葉」
2010年05月25日
自分の声をきく
原因あって結果あり
過去があって現在があり
種が実って報いとなり
思いがあって行いとなる
その思いはどこからくるのか
その行いはどこからもたらされたのか
よくよく気をつけねば
転落は容易にある
一番おそるべきは慢心
そうと知らずに
手を伸ばす人を嗤いながら
崖にむかって歩いていく
自分を知りなさい
認識は自分を助ける
知ることです
自分という世界を
自分を通してみる世界が
ゆがんで見えるのは
自分を知らないから
高い認識を学びなさい
あなたのレベルなんて低いもの
大きな見地から観れば
すべてはつながっている
かつての自分がまいた毒麦を刈り取り
多くの人を潤す麦の種をまくこと
それにはこころの畑をたがやし
小石という執着をとりのぞき
煩悩という雑草をそのたびに刈り取り
つねに学びという水を与え
太陽に感謝することです
できた麦は周りの方に分けて
一人だけのものとせず
それができるあなたを
私は待っています
原因あって結果あり
過去があって現在があり
種が実って報いとなり
思いがあって行いとなる
その思いはどこからくるのか
その行いはどこからもたらされたのか
よくよく気をつけねば
転落は容易にある
一番おそるべきは慢心
そうと知らずに
手を伸ばす人を嗤いながら
崖にむかって歩いていく
自分を知りなさい
認識は自分を助ける
知ることです
自分という世界を
自分を通してみる世界が
ゆがんで見えるのは
自分を知らないから
高い認識を学びなさい
あなたのレベルなんて低いもの
大きな見地から観れば
すべてはつながっている
かつての自分がまいた毒麦を刈り取り
多くの人を潤す麦の種をまくこと
それにはこころの畑をたがやし
小石という執着をとりのぞき
煩悩という雑草をそのたびに刈り取り
つねに学びという水を与え
太陽に感謝することです
できた麦は周りの方に分けて
一人だけのものとせず
それができるあなたを
私は待っています
ぽえむん 「ある智慧の言葉」
2010年05月25日
自分の声をきく
あなたのこころはどこにある?
巧妙なすり替えと巧妙な虚勢と
巧妙な自慢と巧妙な卑下
外からはバレバレだよ
気づかれてないと思っているのはあなただけ
周りはあなたが思っているほどバカじゃない
あなたのこころに入りすぎないために
指摘しないだけ
ふたごころにいつまで翻弄されるの?
正しいと思ってきた自分の生き方が
間違っていたと認めるのがまだそんなに怖いの?
あなたの生き方はそんなに偉くはない
どうして周りのことばに耳をふさぐの?
あなたを否定しているんじゃない
あなたを蔑んでいるんじゃない
あなたにもっと伸びてほしいから
生き生きと魅力的になってほしいから
なぜそれを拒むの?
なぜ泣いているの?
その殻は自分でやぶるんだよ
ヒナのあなたが卵を中から破ろうとつつかなければ
親鶏である天はあなたの殻を打てない
あなたに本当に向上の意志があるのか
意志とは覚悟であり勇気
あなたが内から殻を破らねば
あなたはいつまでもそのあなたのままだ
こころをみつめなさい
自分の醜さを
自分の魔に近しい思いを
自分のふたごころを
自分のごまかしを
自分の偽りを
自分のごうまんさを
自分のかなしみを
そしてそれをみつめる内なる神を
良心は神への道
それを行うのが向上
それを行えるかどうかを
天はみているのですよ
あなたのこころはどこにある?
巧妙なすり替えと巧妙な虚勢と
巧妙な自慢と巧妙な卑下
外からはバレバレだよ
気づかれてないと思っているのはあなただけ
周りはあなたが思っているほどバカじゃない
あなたのこころに入りすぎないために
指摘しないだけ
ふたごころにいつまで翻弄されるの?
正しいと思ってきた自分の生き方が
間違っていたと認めるのがまだそんなに怖いの?
あなたの生き方はそんなに偉くはない
どうして周りのことばに耳をふさぐの?
あなたを否定しているんじゃない
あなたを蔑んでいるんじゃない
あなたにもっと伸びてほしいから
生き生きと魅力的になってほしいから
なぜそれを拒むの?
なぜ泣いているの?
その殻は自分でやぶるんだよ
ヒナのあなたが卵を中から破ろうとつつかなければ
親鶏である天はあなたの殻を打てない
あなたに本当に向上の意志があるのか
意志とは覚悟であり勇気
あなたが内から殻を破らねば
あなたはいつまでもそのあなたのままだ
こころをみつめなさい
自分の醜さを
自分の魔に近しい思いを
自分のふたごころを
自分のごまかしを
自分の偽りを
自分のごうまんさを
自分のかなしみを
そしてそれをみつめる内なる神を
良心は神への道
それを行うのが向上
それを行えるかどうかを
天はみているのですよ