しーまブログ 日記/一般奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

信仰と感謝のなかで~ある祓いの記(隊長の話)

2010年04月13日

「いやー、いま終わったよ。ふぅー」

「お疲れ様でした!例の幼稚園ですね?」

「そうそう。」

「たしか・・・霊感のある保母さんが誰もいない教室で複数の子供の霊を見たって・・・・」

「ああ。それで心配になって俺のところに依頼がきたんだな。その前に交通事故で近くで子供さんも亡くなってたし、なにかつながりがあるんじゃないかってな」

「やっぱりあったんですか?」

「ああ。あるにはあったよ。ただ、俺の当初の予想ははずれたな」

「え?たしか土地に問題があって、子供の霊が土地にひっぱられたんじゃないかって話ですよね?」

「そう。たしかに土地がらみだし、子供の霊も五人いた。
原因もわかった。そこは霊道なんだな。ある神社とある霊山の中間点にあるんだ。
さらに近くには遺跡もあって、子供たちはそこに遊びにいったらしいんだ」

「つまり、霊道の霊と古墳の神が祟った・・・と?」

「俺も最初はそう思ったさ。でも行ってみたらちがった。
逆だったんだよ。
子供たちの霊は、霊道や遺跡の神々によってそこで守られ、保護されてたんだ。
よく聞いたら、その幼稚園自体が昔、神社の敷地だったらしいな。
つまり。迷ってる子供たちの霊を近くの神様たちがこの幼稚園につれてきて、さびしい思いをしないように、守ってあげてたんだよ。つまり、神様の懐に包まれた状態だよ。
子供たちは全然さびしそうじゃなかったよ。とっても楽しそうに笑ってたんだ。」

「うわぁ・・・・(泣)」

「な。すごいだろ。俺もあれを見たときは、目頭が少し熱くなったな。一緒に追いかけっこをしたよ。周りの見えない保母さんたちは目を丸くしてたけどな。
信仰のちからっつーのはすごいな。聞いてみたら、その町一帯がとても信仰心の篤いところでな。地元のご神仏(神社や霊山や遺跡など)や御先祖を大事にする考え方が根付いてたから、神仏の力がつよく守ってるんだな。だからその町だけ、周りの町にくらべて事件や事故がすくない。」

「子供たちはどうしたんですか?」

「一緒にかくれんぼしてから札に魂をうつしたよ。今度お焚き上げをして、きちんとあちらへ還すさ。もっとも、それが必要だったかさえもわからないくらいだが・・・・」

「そんなことがあるんですね~」

「そこの園長が全然霊を信じない人でな。だから行ったときに何も言わずにすぐ祓いにつかう日本刀もたせてやったよ。「居あい抜きできるんでしょ?」「え?なんで知ってるんですか?」「あなたの御先祖様が言ってますよ」ってな。
で、こどもたち(の霊)と俺が追いかけっこしてるときは、風もないのにしめきった教室のカーテンがバッサバッサ揺れるわけだよ。露骨にびびってるから教えてやったよ。「楽しそうにカーテンをつかんではしゃいでるんですよ。」ってな。
園長は「これまでは霊なんて信じなかったけど、今日から考え方がかわります」って真剣な顔で言ってたよ(笑)
そこの近くでは心霊写真がうつるというから見たんだが、どれも悪い写真じゃないんだな。普通にみると白い玉たいくつか浮いてる写真だが、俺からみたら地域の古老たちの霊が、ニコニコしながら写真の子供たちを見守ってるんだよ。
すごいな。家単位じゃない。地域ぐるみで子供たちを守ってるんだよ。これが古来からの結びつきのちから、信仰の力だよな。
今日はいい経験をさせていただいたよ。」

「できたら、こどもたちにはその加護への感謝を形にしていただきたいですね」

「そうだな。せめて近くの神社や遺跡には子供たちにたまに遠足にいかせて、大きな声で「ありがとうございます!」とでも挨拶させるといいな。あちらはきっとめちゃくちゃ喜ぶぜ」

「ううーん。すごくあったかいお話です!」

「な。だから御先祖には口にだして感謝して、なにかつらいことがあったときも口にだしてなんでも伝えるといいんだよ。
御先祖やご神仏は俺たちの延長線上にあるんだからな。」

「あったかいですね」






  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 22:59Comments(1)隊長(眷属さん)