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奄美の観光シンボル「女神アマミコ」構想・材料(①過去・神話)

2014年02月22日

「女神アマミコ」のイメージ固めの材料を集めてみました。

「女神アマミコ」構想は、

①過去・神話
②現代・調和と癒し
③美・未来志向

の三つのテーマに分類することができると思います。


今回は、①過去・神話のテーマのイメージをかためるために必要と思われる、
材料を集めてみたいと思います。







日本における「女神」



・天照大御神(日本の最高神)
・卑弥呼(邪馬台国の女王)
・大日孁貴(天照大御神の別名とも言われる巫女神)
・宗像三女神(宗像神社の祭神)
・宇佐神宮の三柱の比女神(宇佐神宮の祭神)
・神功皇后(伝説の軍神)
・豊玉姫(海神国の姫・火遠理命(山幸彦)の妻)
・玉依姫(海神国の姫・鸕鷀草葺不合尊の養母であり妻。神武天皇の母)
・木花咲耶姫(瓊瓊杵尊の妻)
・弟橘媛(日本武尊の妻)
・豊受大神(伊勢神宮外宮の祭神・保食神)
・奇稲田媛(素戔嗚尊の妻)
・須勢理毘売命(大国主命の妻)
・沼河比売(大国主命の妻・翡翠の神)
・倭姫(伊勢神宮を建立した皇女)
・白菊大神(伏見稲荷三宮の祭神)
・天鈿女命(芸能の神)
・瀬織津比売尊(大祓詞にある祓戸の神・川の神)
・遠秋津姫尊(大祓詞にある祓戸の神・海の神)
・速佐須良姫尊(大祓詞にある祓戸の神・黄泉の神)
・弥山大神(天武天皇を加護した弥山の女神)





「女神」につながる奄美のデザインのアレンジ材料


・ハズキ(女性の刺青)文様
・ノロの祭具(鳥の羽・水晶の勾玉・鳳凰と龍・太陽と月)
・魔除けの文様
・奄美の植物・動物
・古代の高貴な女性の装束・装身具
・神代文字










「女神」を連想させるイメージ画像

十二単


天平装束(朝服)


卑弥呼復元像


琉球神道 女性神官ノロ(手の甲の黒い模様は、琉球の女性がしていた刺青です)


卑弥呼復元像2


縄文時代と弥生時代の服装(左が縄文・右が弥生。縄文文化は南方文化であったことがわかります)




日本の神話の女神像は、ほとんどが弥生以降の装束を使われていることがわかります。



このような歴史資料を基に、「奄美の古代の装束」を推定し、

奄美オリジナルの「美」を重点にした女神像をイメージしても良いかと思われます。


その女神のデザインに合わせて、奄美のイメージカラーやデザインコンセプトを決めても良いのではないでしょうか。

重要なのは、「奄美にしかない美」を創り出していくことではないかと思われます。