イラストレーター・つかやんさんのHPご紹介!!
2014年02月18日
このたび、うちのブログ読者様で、以前こちらに「アマミコ女神」のイラストをご提供くださったつかやんさんが、
イラストレーターとして、本格始動されました!!!!
http://lien.chu.jp/index.html
つかやんさん、本当におめでとうございます!!!
以前つかやんさんからこちらにご提供いただいた「奄美開闢の女神アマミコ」のイラストがこちら!

なんともすごいデザインだと思いませんか?
奄美大島の上に立つ巨大な女神アマミコ。
右手に自らの領巾(ヒレ)天人の象徴 を持ち、
左手に調和を意味する緑色の珠を掲げ、
背後に奄美の霊力の象徴でもありアマミコ自身でもある龍を顕し、
その上に、奄美をあまねく照らす大きな太陽が燦々と光を注いでいます。
つかやんさん、そのせつは本当にありがとうございました!!!!!
(;ω;)
そして、実は私はすでにつかやんさんにお仕事を依頼しておりましたのです。(笑)
それがこちら。「信頼関係」とつかやんさんが名づけてくださいました。
http://lien.chu.jp/contents04.html
こちらは、ある知人へのプレゼントに私から依頼して送らせていただきました。
その方をイメージした絵になります。
私の知人へのイメージは
「天平装束をつけた14歳くらいの少女
背後に白ひげの龍神・右後ろにしだれ梅
左後ろに杉山と雲
少女が龍の尾にふれているが、それは深い信頼関係の証
(龍神が保護者のように少女を護っている)」
という内容でした。
それだけの文字情報で、このようにまで美しい絵を書いていただいたつかやんさんに驚愕!!!!!!
((((;゚Д゚))))
もちろん、送らせていただいた知人も喜んでおられました!!!!!
イラストご依頼のお値段は、つかやんさんに直接お問い合わせください。
つかやんさん、本当にありがとうございました!!!!!
ぽえむん「アコヤ」
2014年02月18日
アコヤ
おまえはどこにいるのだろう
一目見た瞬間に恋におちた
私はおまえの姿を追って
気がつくといつも
おまえがいつも訪れるあの川のほとりに
おまえの影を待っていた
おまえは私の思いと
私の身分に気づいていた
おまえはずっとわたしを避けていた
それが私のためであると
それでも私はおまえを追って
私のつたない嘘をおまえは信じるフリをしてくれた
川のほとりで
二人でたわいもない話をした
私はおまえにふれない
それがおまえを傷つけることを知っていたから
私が持つたくさんの后のことは語らず
ただ
出会えれば
二人 たわいもない話をして
この時間が永遠であることを祈った
おまえは海の娘
私は山の主
部族の掟は私とおまえの間に大きく横たわる
それでも
二人だけの時間がなにより愛おしかった
あの日
おまえは自らの腕から控えめに光る貝輪をはずして
私に差し出した
それはどこにもない作法で
私はそれがおまえの想いであることを理解した
私は山の部族における婚姻の証である上質な布を持って
あの川でおまえの姿を待った
おまえはこない
私は本当は気づいていた
あれはおまえの愛と別れだったのだと
やがて
海の部族の姫が海の神の妻として献じられたと
海の部族の使いが祝いの品を持ってきた
その祝いの席の酒はひどく味のしないものだった
その酒に酔ったフリをして何番目かの后を抱き寄せる
アコヤ
あの貝輪を
宮のはずれの木の根元に埋めた
王である私が女の装飾品を持っていることなど知られてはならない
そんなたてまえよりも
おまえの大切な証を誰の目にもふれさせたくはなかった
おまえとのあの時間は私だけの大切なものだから
この木は春になると優しい花をつける
私はこの花におまえを重ねよう
アコヤ
アコヤ
アコヤ
あれから数え切れないほどに日が昇り沈み
あのときの川もなくなり山も形を変え
おまえはどこにいるのだろう
アコヤ
私は今もおまえを待っている
おまえにわたすものがある
おまえにつたえたいことがある
アコヤ
アコヤ
おまえにあいたい