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ぽえむん「懐かしの杜 内の宮」

2013年11月29日




かつて歩いた道を

再び歩く

道は変わり

人が変わり

私は祈る

導きの元へ

人々の歩みは

大いなる女神を

敬う道へ

黒髪並ぶ

玉垣の向こうにて

一つ歩み進めれば

知らずとも

殉ずる祈り捧げ

まことづかえの道

仕えまつる誓約を

古き新しき

宮に捧げし

厳かなる静謐

白き鳩

祝福の空に舞う





多くの人々の捧げる思いに

無私なる御方の

力いただき

わが願いを載せて

やまとのくにのなみだを

国境の民のなみだを

大いなる女神へ

祝詞に託す

美しき神楽のなかに

我が願い

掲げて頭垂れる

まぼろしの貴人が

願いの玉を受けとり

頭を撫でてくれた

ひれ伏す頭に

優しきぬくもり








  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 21:54Comments(0)ぽえむん

三日目・伊勢神宮参拝(後編外宮・倭姫宮編)

2013年11月29日

(本記事には多分に夢・作り話・妄想が含まれます。あくまで鵜呑みにせず、ネタとして読まれてください)









ここから写真はほとんどなくなります(笑) 倭姫宮の1枚しかありません。(笑)


内宮を後にした私達ですが、内宮だけで充分だと思っているかもしれない愛知県人さんにお願いして、

外宮にも行っていただきました。

私のなかでアツい豊受大神様!ぜひともご参拝させていただきたい!(笑)




外宮の駐車場に入ったあたりから、すでに結界地であることがわかりました。

車が駐車場に入った瞬間から、一つ空間が持ち上がった独特の感覚がしました。

これは!宇佐神宮でも感じたことがあるぞ!

あ、宇佐神宮と外宮が同じ神様だと誤解されないでくださいね。おそらくどこの神社様でも駐車場から結界地に入ってるのだと思われますが、

宇佐神宮と外宮は、特に私が感じやすかったというだけですので。





外宮は、なぜか私には写真を写す気にはなれませんでした。

これは非常に個人的な感覚なので、外宮の神様に対して不遜に感じられたら申し訳ないことですが、

外宮は、入った瞬間から、不思議な懐しさと、あたたかい不思議な感覚を感じておりました。

それまで緊張していた気持ちが、不思議な力でふんわりと楽になっていくのを感じました。

(それでも多少は緊張していますが(笑))

こんな厳粛な祈りの場所で、どうしてだろうと思っていたら、過去に同じことがあることを思い出しました。

宮崎の高千穂神社に参拝したあとの、天岩戸神社で、とても懐かしい、幸せだったときを思い出すような感覚に満たされた、あの感覚に近いものがありました。

あの時ほどの強い幸福感ではないですが、外宮の空気は、私には懐かしく、そしてとても優しく感じられました。




ときどき空を白い衣のようなものが横切るので、見上げると、

古い着物のようなものをつけた女性の霊人が、舞を舞うような美しい動きでこちらを見守ってくださっているお姿を感じました。

私はボンヤリと「神道にも飛天みたいな存在ってあるんだろうか・・・」と考えていました。





内宮ほどの人々の混雑がまったくないからか、静かな参道に、四人の足音のみが聞こえます。

そして途中まできたあと、隊長ファンさんが

「あ、御垣内参拝の券を車に忘れてきちゃいました・・・・」

調べてみると、愛知県人さんと私も忘れてきていました。

そこで、とびらさんのみに御垣内参拝をしていただき、私達三人は通常の参拝のみをさせていただくことといたしました。

なぜか、外宮での参拝のときに、何をお祈りしたのか、まったく覚えておりません。

一体何を祈ったんだ私!!!!(笑)

通常参拝を終えた私達。とびらさんが戻るであろう場所でお待ちしていたのですが、

なぜか一向にとびらさんが帰ってこない。

どこにいったのかな?と皆さんで話していた頃、すごくあせった表情でこちらに手を振るとびらさんを発見!

とびらさんは興奮さめやらぬお顔で、

「すごかったよ!まだ古い本殿が残ってて、ぐるっとそのなかを歩けた!だからこんなに時間かかったの!御垣内参拝だけじゃないの!」

マジですか!まだ建ってる旧正殿の敷地内を歩けるなんてー!!!そんなんあっていいのー!!!!

そりゃー受けないとダメだわと、みなさんでかなり長い距離を歩いて一旦駐車場まで引き返し、券を持って、

いざ、四人全員で御垣内参拝へ!

御垣内参拝の作法自体は、内宮と同じで、一つだけ違うのは、全員が正中に入ることができたということでした。

もう、緊張しすぎてアワワワワ・・・・・。

正殿への参拝を終えると、神職の方から、ご案内が。

御垣内参拝をさせていただいた人だけ、なんと正殿を裏からぐるりと回って、残っている旧正殿の中を通って戻ることができるという。

愛知県人さんを先頭に歩き出す一同。とびらさんは二度目の道。(笑)

霊感が強い愛知県人さんはすでに何かを感じておられるのか、

「壁一枚隔てたすぐ横に正殿があるなんて信じられない・・・・」

と感動しているのか戸惑っているのかわからない表情。

愛知県人さんが驚く姿を今日はじめて見た!(笑)

ところどころ、警備員の方が立っていました。勝手に何かやらかす不届きものがいないとも限らないですから、こちらは最上の聖域なので、当然のご配慮と言えます。

そして、御垣内からぐるりと敷地内を裏から半周して、いよいよ、現在の正殿に隣接する旧正殿敷地内に入ります。

もちろん、旧正殿はまだ取り壊されず、そのまま残っています。(通常は絶対に入れません)

愛知県人さんは旧正殿のご神気に圧倒されておられるようで、表情はかわりないものの、ややお顔がこわばってました。

いいなー!その霊感分けてくれー!!!!

私は霊感ナッシングなので、ご神気はわかりませんでしたが、

「たくさんの巫女さんや神職の方がその辺を歩いてる」感覚がしてしょうがありませんでした。

つまり私達は超ガン見されてる状態(笑) 

やがて旧正殿を通り抜け、参道に出たところで、みなさん

「これはすごい!とびらさん、ありがとおおお!!!!!!」

ととびらさんに感謝。(笑) 

とびらさん「ね!駐車場まで行って券取ってきてよかったでしょ!」

一同「うんうん!!」

なにげにとびらさん、あちこちでGJポイントついておられます。

とびらさんスゲー!!!!(笑)

愛知県人さんは外宮の御垣内のご神気にかなり感動しておられたご様子なので、のちほどたっぷり聞かせてください。(笑)




そして、再び愛知県人さんのお車にお世話になり、私からわがままなお願いをさせていただく。

「倭姫宮に行っていただけませんか?」

みなさんがお疲れなのは存じていましたが、ここで倭姫宮に行かねば、伊勢神宮を制覇したことにならない!(笑)

ナビに倭姫宮がないので、私のスマホで検索して、なんとか倭姫宮に到着。




倭姫宮は、ひときわ静かな場所にありました。



参拝者がさらに少ない倭姫宮。私達の他には数人の方しかおられません。

歩を進めていくうちに、不思議と胸が高鳴っていくのを感じ、「勝手に何かを期待してんじゃねーよ」と自分にツッコんでいました。

やがて目の前が開け、正殿を見た瞬間、飛び上がるような衝撃を受けました。

高校生の時に見た、忘れられない内宮正殿の夢と、目の前の倭姫宮の正殿のビジョンが、なぜかその瞬間にピッタリと重なったからです。

正確には高校生の時に見た夢は、伊勢神宮の内宮正殿だったのですが、なぜかその瞬間、私のなかで内宮正殿と倭姫宮正殿がこれ以上ないほどに重なりました。(高校生と当時はもちろん伊勢神宮のことなど知りません)

そしてこちらの方が、大きな御神威を持って語りかけてくるものを感じました。

今になって思うと、もしかすると、内宮では参拝者の方が多すぎていただけなかったものを、こちらでようやく受け取ることができたのかもしれません。

私はなぜか涙がこみあげ、たまらなくなったので、

隊長ファンさんととびらさんに「ちょっとあちらでお祈りしてきます」とお伝えして(そのとき愛知県人さんはその辺にはいなかった)、

倭姫宮の傍にある森のなかに入り、そちらから、倭姫命様へのお祈りをさせていただきました。

なぜか、心の底から泣けて泣けて、伏して、自分の無力さをお詫びいたしておりました。

理由はわかりません。これがトランス状態というものなのでしょうか?

もしかすると、その場で寝言さん言わせたら何か言ってくれるかもね!(笑)

本当ならその場で号泣して土下座してお詫びしたい思いでしたが、

それをすると皆様にご迷惑がかかりますので、なんとか理性を保ってこらえました。

必死の思いで内心から湧き上がる正体不明の悲しみを鎮めつつ、祈りを終えて、涙を拭きながら隊長ファンさんととびらさんのところに戻ると、

愛知県人さんが、お二人から離れたところで、正殿の右隣にある、旧正殿跡の更地を見ていました。

なぜかその背中に話しかけてはいけない空気がしたので、三人でしばらく待っていると、愛知県人さんが戻ってきました。

のちほど愛知県人さんからうかがったお話によると、

愛知県人さんは、正殿右側の更地を見つめておられる間、涙をこらえておられたそうです。

「なんで左側にいくのか分からない。右側でしょ?」と言われました(笑)

そんなこと言われてもわからんがなー。(笑)

愛知県人さんは、倭姫宮で、なにをお感じになったのでしょうか?教えてください!





旅から戻って振り返ると、倭姫宮でのことと同じことを、宮崎の高千穂神社の鎮石でもしていたことを思い出しました。

あのときも半ばトランス状態で、自分の意志とは関係ないところでのお詫びでした。

幸福の科学では、天照大神様のご分霊が倭姫命様だと最近になって明かされましたが、

正直、私のなかで天照大神様と倭姫命様は明確に別個の存在として認識しておりましたので、

なおさら、今回の出来事は私には衝撃的でした。

自分のなかでは天照大神様は敷居が高すぎてご神縁があるなどと畏れ多すぎて考えることもないご存在でしたが、

すくなくとも、天照大神様と倭姫命様につながる何かを、私のどこかのセンサーが感じたのかもしれません。





天照大神様、倭姫命様、豊受大神様、奄美、北九州、奈良、天川村、中部、宇佐神宮、霧島神宮、伊勢神宮、

これまでのキーワードを結ぶと、日本人としてあまりに当たり前のことが見えてくるように感じます。

この国は神の国であり、国づくりの神々のご神意によって、この国は拡大し発展してきたということです。

こんな当たり前のことを、数年かけてお導きをいただかないと分からない私がおりました。

様々な悲しみをこえて、未来の子供達のよりよい幸福のために、

大和の国を創り続けてこられた神々の、深いご神恩を思います。

大和の国の、神々の理想の一部である奄美から、

改めまして、天照大神様への感謝を捧げさせていただきたいと思います。












  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 11:23Comments(8)旅の記憶

三日目・伊勢神宮参拝(前編内宮編)

2013年11月29日

(本記事には多分に夢・作り話・妄想が含まれます。あくまで鵜呑みにせず、ネタとして読まれてください)





いよいよここまできた!伊勢神宮参拝!

今回の旅日記は、すごーく記事のひとつひとつに時間がかかってます。

なぜか、書くのにいつも以上に集中力と時間がいるんですよね~。なぜだろう???



三日目。当日は四時起床。でもあまり寝てる感覚はない。

どちらかというと深い瞑想状態だったような感じ。意識はずっと半分ハッキリしていました。





五時、まだ周りは暗いなか、愛知県人さんが、お迎えにきてくださいました!

某市から豊川まで・・・・愛知県人さんに感謝です・・・・
(*_ _)人

一見普通の車(にしか私は見えない。車のことなんかわからないもーん)。

でも乗り込むと中はえらくゴージャスで、隊長ファンさんと私、ガクブル(笑)

お尋ねすると、「この車種で一番速い車」とのこと。

お値段を伺うと、さらっと「☆00万」ときた(笑) 

この車のカケラください(笑)

とびらさんも合流して愛知県人さんのお車に乗り込み、伊勢神宮へ出発!





愛知県人さんは、すぐに私の様子が普通じゃないことを見抜かれ、

「なんかきてんの?」

そりゃー、普段あれだけしゃべる私が愛知県人さんと久々にお会いしたのに無口ならバレバレですね(笑)

何かがきてることはきてるんですが、翻訳不可能だしいつもより干渉してくる思念が混乱(混線?)してるので非常に困ってます。

まさか神宮参拝までこれが続くとは・・・・(´;ω;`)

うまく言葉は出てこないわ、頭は混乱するわで、もうどうしたらいいのと(笑)

相変わらず左からはわけわからねーなんらかのたくさんの感情、右側からは和歌が延々と流れてます。

うーん。なんなんだろうなーこれ。

でもよく考えたら、宮崎の高千穂神社に行ったときも、三月に北九州に行ったときも、聖域なのにナーバスになってたのですよね。

(北九州のときは、過去世に関わる土器と、地護神様からのスカウトで激落ちしたので、かならずしも聖域というわけではありません)

おじさまにヘルプ要請すれば平気になるのかもしれないのですが、できればそれはギリギリまでしたくないし。

八月に北九州に行ったときに、地護神様除けのためにおじさまにヘルプ要請したら、見事になんにも感じなくなりました。

おじさまの加護はハンパないですが、今回は多少負荷がかかっても、自分で感じられるものをありのままに感じたかったのです。






豊川市を出発し、伊勢神宮までの高速道路で、私は新しいイニシエーションを体験することができました!!(笑)

ここで、愛知県人さんが以前ご寄稿で書かれていた【夢の話】が、マジな【夢】だと知りました・・・・ええ・・・・。

○○キロというファンタジー!!!!あ、あくまでファンタジーね。

隊長ファンさんは絶句。私もガクブル。とびらさんは涼やかなお顔。とびらさんがすごい(笑)

最終的に、○時に豊川を出発して、七時半には伊勢神宮に着いているという夢を観ました・・・・・。(通常は○時間かかるらしい)

まさしくポルナレフ状態!!!!!











内宮の近くの駐車場を探すと、どこもすでに一杯で、車の行列が並んでいるなか、

「あ、あそこ空いてるよ。」

ととびらさん。車の行列が並んでいる駐車場の、すぐ横の駐車場に、奇跡的に一台だけ駐車スペースが空いていました!

なぜ行列で待ってる車が誰も、隣の駐車場の一台の空きが目に入らなかったのか。すごく不思議でした。いや、不自然でした。

この時点で、愛知県人さんマジックととびらさんの霊感に私はもうメロメロ。





そして私にとってはじめての伊勢神宮。



鳥居を一つくぐるごとに、足元から持ち上げられるように、磁場がフワッと軽くなるのが分かります。

あまりにわかりやすくて、「今Gが軽くなった!」と叫んだら、愛知県人さんが苦笑しておられました。

とびらさんは、なんと今年三度目の伊勢神宮参拝!隊長ファンさんもこれで二回目!

お二人とも、もうすでに慣れた足取り。




こちらは愛知県人さんのオススメ写真撮影ポイント。たしかに、とっても美しいですね!!!!

実は愛知県人さんはカメラも詳しい。ほんと、趣味の範囲が広すぎ!!!!!(笑)






五十鈴川で禊をさせていただいたとき、私の手の下には蟹さんが三匹。可愛いので思わずパチリ。

二匹は分かりやすいですよね。もう一匹は水面の反射でわかりづらいですが、右下にいますよ。





五十鈴川から紅葉を写す。私、紅葉を観るの生まれてはじめてでございます。東京にいた頃は紅葉なんか見るヒマなかったしなー。

紅葉綺麗だわー。






五十鈴川を越えたところの鳥居から、あれだけひどかった思念の干渉がいつの間にかほとんど聞こえなくなりました。

無言でそれを感じていると、すかさず愛知県人さんが、

「もうこないでしょ?ここは特別な聖域だから、よほどでなければこれないと思うよ」

なんでそこまで分かるの!!!Σ(゚д゚lll)




道を歩いている途中、私の中の何者かが、愛知県人さんの背中をつかんで服を引っ張りながら

「どうして私のことを忘れたのか!」

と怒りながら訴えてるイメージ。これが繰り返しくる。

そんなこと言われても知るか!(笑)








神楽殿。こちらで愛知県人さんのオススメで、とびらさん、隊長ファンさん、私もお神楽奉納にご参列させていただきました。

お神楽奉納について知りたい方は、こちらをどうぞ。

神宮の神楽殿http://www.isejingu.or.jp/shosai/kagura/kagura.htm



愛知県人さんが大大神楽をご奉納され、私達は同じグループということでご祈願で便乗させていただくことに。

私がさせていただいた祈願の種類は『心願成就』。 

そんなに待たされることもなく、八時半のお神楽奉納に参列させていただけることとなりました。

八時すぎに申し込みをさせていただいて、八時半からのお神楽奉納に参列させていただけるのは、愛知県人さんによると、かなりスムーズな流れのだとか。

私は緊張でガクブルのまま、愛知県人さんの背中についていくのみ。愛知県人さんはつねに飄々とした表情。

そりゃそうだ。愛知県人さんは内宮でのお神楽奉納は常連だそうです。もうどんだけ~~~!!!!

しばらく広めの待合室で待たせていただくことになりました。

隊長ファンさんと、いかにも高そうな、体が沈むソファーに「ふっかふかですね!」と感動。

と、巫女さんからお茶をいただく。伊勢神社の社紋入り湯呑。

この湯呑ほしいわー!!!!(笑)

もうしばらくすると、巫女さんからご案内をいただき、一同ぞろぞろと神楽殿へ。

当日は神道行事のなかで最も重要な「新嘗祭」の日とあって、非常にたくさんの参列者様が見えておられました。

神楽殿はたくさんの方ですし詰め状態です。でもさすが愛知県人さん、最前列に私達の場所を確保!!!(笑)

畳空間にすし詰め状態で正座なので、ここから先はひたすら忍耐。

私達の前の板間は一団高くなっており、そこから先は神域だと思われます。

正面に大きな薄茶色の単調な色の御簾がかけられており、その前に神饌案が置かれているので、目の前がご神前だと思われます。

両脇には三人ずつ、琴や笛や太鼓を用意された神職の方。

手前には二人ずつ、彩りのある金の頭飾りをつけられ、榊を右手に持った巫女さん。

やがて、補佐の巫女さんだと思われる方が、丸三方に乗せられた献饌物を持って、左右の出入り口からしずしず・・・と入ってこられました。

すると、両脇に座っていた頭飾りをつけた巫女さんが、スゥーッと立ち上がり、補佐の巫女さんから献饌物を受け取ると、流れるような美しい動きで、受け取った献饌物をご神前の神饌案に載せていきます。

その間、両脇の6名の神職の方が、美しい雅楽を奏でておられました。

その動きと音が美しくて、正座で足が痛いのも忘れて見とれていました。(笑)

すべての献饌が終わると、髪飾りをつけた巫女さんは静かに元の場所に滑るようななめらかな動作で元通りに正座され、

間もなく、重厚な雰囲気のある神職の方が入ってこられました。

真ん中に座し、ゆっくりと、ご神前に祝詞を奏上されはじめました。

その場にいるすべての方は、祝詞奏上の間、ご神前に低頭いたします。

そしてここからが長い!!!!(笑)

祝詞のなかで、献饌物を奉納された企業や個人の名前が読み上げられ、

その次に、お神楽奉納をされた企業や個人のお名前と住所が読み上げられます。

その数が半端ない!!!(笑)

のちほど愛知県人さんにお聞きしたところ、新嘗祭だったためか、いつもよりもたしかに読み上げられる会社様や個人様のお名前が多かったとのこと。

結果的に、別大大神楽になったそうです。

ずっと顔を伏せていると、時々目の前を白い裾衣のようなものがスーッ、スーッと横切るので、

「うん?巫女さんかな?もう舞うの?」と目線だけを上げると、誰もいないということが度々繰り返されました。

おそらく、お名前を読み上げられた方のところにお使いの方が行かれておられるんでしょうか。

やがて私の名前と住所が読み上げられ、ありがたく思いながら低頭を続けていると、

あくまで私のイメージですが、不思議な感覚がしました。

私の3つの願いが3つの玉になり、目の前に神職のような方が立っておられて、その玉を受け取ってくださった感覚でした。

私の願いは以下のものでした。



①豊川と出雲の、大和の国統一の過程で流された多くの民の悲しみへの慰霊と鎮魂

②大東亜戦争で散華した幾多の英霊の顕彰と軍神としての昇華

③大和の国の発展と統一の過程において流された多くの国境の民の悲しみへの慰霊と鎮魂



神職のようなお召し物をつけた方は、私の願いである3つの玉を右手で抱きかかえるように受け取ってくださると、左手を私の頭にやさしく載せてくださったイメージがしたと同時に、

不思議なことに、ふれられたイメージがした部分に、リアルなあたたかな人肌のぬくもりを感じました。

思わず落涙しそうになりましたが、こらえて顔を伏せていると、やがて祝詞が終わり、

頭飾りをつけた四人の巫女さんが、やはり流れるような動作で、美しい雅楽の音色に合わせて、お神楽をはじめられました。

巫女さんのお神楽のあとも、もう二つ、お神楽がありました。

これは詳しく話す表現力が私にはありませんので、どうか、お知りになりたい方は、お神楽奉納をされて、ご自身の目でご覧になってください。

本当に美しく、神様も喜ばれているだろうと思う時間でした。



しかし、足が痺れたー!!!(笑)

途中で何度「もう持たねーす!(;ω;)」と思ったか!(笑)

もう途中からもじもじしまくりですよええ。

さすが愛知県人さん、40分ほどの間、微動だにせず。惚れた!!!(*´Д`)ハァハァ

隣の隊長ファンさんと、しばらくしびれる足をさすさすしていました。

でも不思議なことに、あれだけ冷たい畳に40分近く正座していたのにもかかわらず、しびれ自体は足を解いてみるとそんなに重くもなく、数分ほどで足のしびれ自体がすぐに治ってしまいました。

普段の私なら、畳の上で15分正座しても、そのあとしびれがひどくて5分くらいはのたうちまわるのですが。

これもある種、奇跡じゃね?(笑)




その後、大きな紙袋に入ったお下がりをいただました。、(中に何が入ってるかって?それはお神楽奉納をされてのお楽しみ☆)

愛知県人さんいわく

「この大きな紙袋はここでしかいただけないから、たまに歩いてる人に「その大きな紙袋はどこに行けばもらえるんですか?」と聞かれるよ。お神楽を知らない人も多いからねぇ」

とのこと。

私も知らなかったわ!ヽ(・∀・)ノわーい。





お神楽奉納を終え、正殿へ参拝に向かいます。

何度も立ち止まっては写真を撮ったりして、その度に皆さんを見失い、隊長ファンさんやとびらさんや愛知県人さんに呼ばれてみなさんを見つける私。

団体行動が不慣れですみません・・・・・。


正殿へ向かって歩いている途中、なんとなく、

「この道、昔の道と違う」

と何度も違和感を感じる。

昔もお伊勢参りしたんでしょうか。





やっと着きました正殿!




たくさんの人・人・人!

この時点で九時半くらいでしょうか?愛知県人さんのオススメ通り、朝早く着いてなかったら、確実に参拝客の混雑に巻き込まれていました。

ここで、四人は「御垣内特別参拝」をさせていただきました。

御垣内特別参拝とは、伊勢神宮に寄付をさせていただくとできる特別参拝で、普段みなさんがお祈りされてる場所の向こう側に、特別に入らせていただき、普通の参拝者の皆様より一段正殿に近い場所で参拝をさせていただけるという尊い機会です。

御垣内特別参拝は、肌を見せない、上着のある礼装じゃないと基本アウトみたいです。はい。

愛知県人さんを筆頭に、ぞろぞろと緊張した面持ちで入る私達。

玉砂利のように敷かれている丸石がデカい!ゴロゴロして歩きづらい!(笑)

一段内側に入ると、玉垣の外側の喧騒がまるで別空間のように、そこは静謐な祈りの場所でした。

普通は玉垣一つ隔てただけでこれほどまでに磁場があがることはまずないと思われます。明らかに神様のご神気が満ちていることが、別空間にまで感じさせていただけているのかもしれません。

愛知県人さんが代表として、正殿に向かう正中の白い玉石の上に立つことを許され、

隊長ファンさん、とびらさん、私は、愛知県人さんの左側に並んで、愛知県人さんに合わせて、二礼二拍手一礼をさせていただきました。

なぜかこのときも左側から「くるな、くるな」という声が聞こえて、なんでやねんと、少し悲しくなりました。

しかし、気持ちを強く持って、天照大神様へ、感謝の拝礼をさせていただきました。






帰路の途で、「これは撮った方がいいんじゃない?」とのオススメをいただいたのでパチリ。




帰り道で鳥居を一つくぐるごとに、Gが重くなっていくのが悲しかったです(笑)

あれだけ露骨な結界地ってすごいわ・・・・・。








帰りのおかげ通り。午前中ですよこれ。どんだけの参拝者っちゅーねん!!!!





すべてのお店は、こんな感じで外観をまとめておられます。

えぃてぃえむ!!!!!!ドキューン!!!!







愛知県人さんオススメ赤福本店の喫茶店。趣のある店内で、赤福をいただきました。





お茶の作法なんて覚えてねーす!というか、緊張しすぎて喉とおらねー!!!

でも赤福やっぱり美味しかったです(笑)赤福なら丼一杯いけるわー。









と、ここまでが前編・内宮編でした。

外宮・倭姫宮編は後編に続く・・・・・・。







  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 00:33Comments(5)旅の記憶