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【natsuさん】日本車メーカーの考え方と、日本の公共事業。

2013年11月27日

natsuさん、ご寄稿まことにありがとうございます!!!

m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

感想を書くと無知が露呈するので控えさせていただきます(笑)



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【開店休業親父の戯言】

日本車メーカーの考え方と、日本の公共事業。

2008年のリーマン・ショックによって、日本の自動車産業などの北米輸出依存業界は、大きな打撃を受けました。
その自動車業界がもうすぐ始まる東京モーターショーで、円安の影響を受けて、日本車を世界にアピールするぞ!を気を吐いているようです。

もともと日本国内での販売台数というは、大した話ではなくて、海外でどれだけ売れるか?というのが重要でした。
円安で日本の車が売れると思える、ということは、日本の車は高級車というカテゴリーでは売れないことを意味します。

では、性能の良い日本車が売れないのは、なぜでしょうか?

多くの日本人は首を傾げるかもしれません。
車というものを、どのような道具として見るかは、人それぞれです。

例えば、フェラーリ、ポルシェなどの高級スポーツカーのオーナーは効率を求めて購入しているわけではありません。
メルセデスなども同様です(ベンツとはいいません)

ダイヤモンドを買う人は、人工ダイヤの方が安いからという理由では買いません。

日本者はユニクロと同じです。
値段の割には性能が良いというところです。

下着や部屋着には使えますが、少しオシャレをして行きたい時には着ていけません。
普段着には使えますが、デートには使えません。

モノというのは、使用勝手が良い道具という側面と、その道具を所持ているという
ステイタスとしての側面があります。

日本の公共事業が安倍政権になってからずいぶんと予算をとって行っています。
地方の土木事業者にとっては大きな仕事でしょう。

しかし、本質的に考えてみます。
「その仕事」は本当に必要なのだろうか?
高速道路を作れば、全ての国民は豊かになるのだろうか?

日本は世界を見渡しても例のないほど、スマートフォンや、インターネットの光通信が可能な国です。
とんでもない早さのスピードで、情報交換が出来る状態となっています。
しかし、そのスピードが早い日本で、何か新しいIT企業は生まれているのでしょうか?
世界的なIT企業は企業は出てきたのでしょうか?

今の世界で道具として有能なだけでは、新しいお金を生み出しません。
ITでいえば、マイクロソフトが販売した ウィンドウズXPは素晴らしいソフトでした。
このソフトのお陰で、インターネットというものが、簡単になり様々なPC機械が発展しました。
しかし、逆に、この優秀ソフトがあるために、新しいOSやPCを販売しても、お客様が乗り換えない、買わないという状況になりました。
そのため、マイクロソフトは、新しいバージョンのエクセルなどのソフトは古いOSでは動かないように設計をして、
新規購入を促す形をとっています。

もう一度、日本の公共事業を考えてみます。
公共事業のためのお金(税金)を投入している間は、確かに地元の企業は潤います。
でも、その工事が終わってしまったら?
今でも日本は東京頼み。東京一極集中です。

現代で公共事業を行うのなら、東京で行われていることを、地方で行うために公共事業を作る必要があります。
IT国家を目指すというのなら、地方にそれぞれ特化した、IT推進行政でもつくれば面白いんじゃないですかね。

何が言いたいかというと、道路を作れば人が集まるというのは、古いということです。
道路を作った先に「面白いもの、自由な場所」がなければ、誰もその道路を利用しないということです。

極端な話<自由県>という場所を作って、税収に関しては、そこの場所で上がった内容は、そこで使える。
という特区を作ればいいのにね。法律もある程度、自由(笑)








  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 11:19Comments(6)natsu さん