思いの力~ある水晶の場合~
2013年10月06日
一年ほど前にうちにこられた、旅行中のお客様。
そのお客様が嫁いだ先は、水晶がよく採れる地域で、
先祖代々、水晶を加工したお土産品を売るお店をしていたらしい。
しかし、サラリーマンをしていたご主人はあとを継ぐこともできず、
最後の継承者だったお姑さんは、体力の限界を悟り、しばらくしてお店を閉じたという。
そのとき、お姑さんから、ご主人と二人、いただいたものがあった。
それは、透明な水晶の一対の勾玉。握りこぶし大の大きなものだった。
天然ものを知っている方はご存知だと思うが、天然の水晶で透明度の高いものはそんなにあるわけではない。
お姑さんは、これはと思っていた特別綺麗な水晶を、息子さんとお嫁さんのために、とっておいてくれていたのだった。
お姑さんの気持ちに感激したお嫁さん・・・お客様は、それから水晶の勾玉をいつも大切にして、毎日絹のハンカチで磨いていたらしい。
旅行にもその勾玉を肌身離さず持ち歩いていて、いつも枕元に、ふかふかの座布団のついた桐の箱にいれて置いているのだという。
私が、「その勾玉は、お姑さんの愛が宿っておられるんでしょうね」と言うと、
マッサージ後、お客様が
「本当はあまり他人には見せないんですが、あなたは水晶を心から褒めてくれたので、ぜひ見て欲しい」
と、バックから水晶を取り出した瞬間、
『ピーーーーーーン!!!!!!』
と空間が一気に清められたのがわかり、私、驚愕。
「あの・・・・その水晶、すごい力ですよ・・・」
というと、お客様はよくわからないながらも、
とても嬉しそうになさっておられました。
おそらく、元から波長が高かった水晶の力を、
最大限に高めたのは、
お姑さんからお嫁さんへの愛情と、
お客様自身の、お姑さんと水晶への感謝の気持ちだったのでしょう。
これを思い出したのは、あるご依頼をいただいた仕事中でした。
あるお客様からのブレスのご依頼で、プレゼント用のブレスを承りました。
私もプレゼントされる相手の方についてすこし面識があったので、
誠心誠意祈りをこめて、ブレスを組み合わせ、
サービスで、紫水晶の小さなポイント(六角柱)をいれたんですね。
ブレスと紫水晶ポイントを一緒に袋にいれて、ヒマラヤ水晶のクラスター(デカい結晶)と水晶系さざれの入った箱に寝かせること4日。
漬物のように、一日一回様子を見て、ある程度波動が共鳴するまで寝かせます。
ある日袋から取り出すと、
紫水晶のポイント(六角柱)を出した瞬間、
『ピーーーーーーン!』
と空気を震わせる高い波長が、まるで音叉の音のように、周りに響いたのがわかりました。
取り出しただけでこれって何!?と思ったときに、
上記の水晶の勾玉を思い出したんですね。
二つの水晶に共通する、高い音(波長)の元になったのは、
『感謝』
『愛情』
『祈り』
だったのだと思いました。
おそらく、あの勾玉ほどではないにしても、
紫水晶のポイントも、見る人が見たら一発でわかるお守りになったと感じました。
感謝感謝。
水晶の力を思い知った一件でした。
ただ、水晶はネガティブも増幅するそうです。
くれぐれも、ネガティブなときはご注意あれ(笑)