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奄美「女神の島」ビジョン構想 (奄美のイメージコンセプトを「女神」に!)

2014年10月08日



企画の趣旨:


奄美大島のイメージコンセプトを「女神」にすることで、

奄美のアンデンティティを明確化・ビジョン化し、

過去と未来を繋ぐ文化・時代精神を創造するシンボルとする




期日:

10年(町づくり・都市景観の一新まで含めれば30~50年)




共催/協力 対象:

行政・観光業界・美容業界・リラクゼーション関連業界・歴史家・文化人・芸術家




発信/伝達の方法:

・チラシ  

・イベント(「女神の島奄美」をイメージコンセプトにした内容)

・有名人やアーティストの協力を得る(ビジュアル化することは非常に重要)

・関連グッズの販売






Q:なぜ奄美にイメージコンセプトが必要なのか?


A1:本土の観光業のプロに指摘される意見

「奄美にはイメージコンセプトがない」

「自然は素晴らしいがいまいち奄美の個性が分かりづらい」

 →奄美にイメージコンセプトがあると本土の方に奄美の魅力が伝わりやすい、またそのニーズが強い

A2:奄美の人々にある潜在的自己喪失感、その理由として考えられる郷土奄美の帰属する歴史や地理的位置づけの曖昧さ

(鹿児島と沖縄の狭間にあり歴史的にも地政学的にも境界線が曖昧)

 →奄美の独自性を強く明確化することが奄美の人々にとって自信となり誇りの主体的創造を強く意識する鍵となる




Q:なぜ「女神」をイメージコンセプトにするのか?

   【歴史・文化・伝統(過去)】

A1:奄美開闢神話の女神「アマミコ」(神話は文化の基であり共同体における帰属意識の重要な概念)

A2:奄美に古来より伝わる「姉妹(ウナリ)神信仰」(女性が生き神となって男性を守るという民間信仰)

A3:「琉球神道」(琉球王朝の国家宗教であり女性神官ノロが集落の祭祀を司る)のルーツが奄美ではないかという研究者の説

A4:奄美古来の「島唄」は、本土にも沖縄にもない、女性の声質に合わせた独自音階
(奄美民謡は女性に男性が合わせる形式であり、音階も女性が歌いやすい音域)

A5:女性が1000年継承してきた大島紬
(奄美から献上された絹織物の記録は正倉院にも残る)

A6:古代の宝物であった夜光貝の産出・加工の地
(平等院鳳凰堂の螺鈿細工は当時の奄美の職人の手による。
また平安貴族の夜光貝細工への憧れは清少納言「枕草子」にも出てくる)

A7:奄美各地に伝わる「アモレウナグ(天女)」伝説


   【観光・商業・島内におけるシンボルイメージとして(現在)】

A1:「南国の楽園」沖縄や「歴史ロマン」鹿児島に重ならない奄美独自のイメージコンセプトの必要性

A2:奄美研究者から指摘されている「奄美独自の世界観としての《陰影から望む光》」(例・島尾敏雄・田中一村など)
奄美独特の翳ある世界観を、女神というイメージコンセプトを通す事によって「神秘性」に昇華させる

A3:「女神」というイメージコンセプトにより、「美」や「癒やし」「優しさ」「寛容さ」「調和」「スピリチュアル」とつなぎ合わせ、女性を惹きつけ女性に喜んでもらえる環境づくり・商業の方向性・地域理念で統一する

A4:「女神」は日本本土の「天照大御神信仰」ともつながるので、シンボルとしての女神信仰を大きくアピールすることにより、日本本土との一体化を潜在的に可視化できる

 →過去像と現在像を正しく結び、共通の理念や姿勢を強く肯定することで、魅力的未来像を企画・構築できる






以上の理由により、

私は奄美のイメージコンセプトを「女神」として官民一体で打ち出していくことが、

奄美にとって非常に大きな発展へのきっかけになるのではないかと感じます。













そんなわけで、みなさん、私に「女神アマミコ」のイメージイラストください!!!

あなたなりのイメージなので、どんな女神でもかまいません!

どんな絵でもありがたいです!!!!!

イラストデータのご提供はこちらまで!

イラストがある程度集まりましたら、奄美市内で展示会を開催させていただく予定です!

amamikyo@po3.synapse.ne.jp