ムー2月号134ページが面白い
2014年01月15日
『栃木・寺野東遺跡は抹殺された「日の神」の聖地だった!?』
という特集なんですが、
これに私はかなり注目しております。
上古代にあったとされる、関東・太陽神信仰の謎に迫った特集なんですが、
これ、日本史の謎と空白を埋めていく上でも、非常に重要だと思うんですよね。
現在、東日本の遺跡のほとんどは歴史も背景もわからないものが多いそうですが、
私は関東に古代のムー文明の継承地があり、その中心は埼玉(正確にはさきたま古墳群周辺)だったのではないかと思っておりました。
この特集では、まさしく、その可能性について調べておられます。
ただ、この特集では、「日の神信仰は、大和朝廷によって滅ぼされた」ということになっているのですが、
私はそうではなく、
むしろ、「天照大御神」という信仰によって、いわば国津神の最高神と天孫族の最高神が一つになったのではないか、
そう考えております。
(これはあくまで私の妄想なんですが、天照大御神様への信仰をいただくよりも古代の日本に、すでに「太陽の女神」への信仰があったと感じます。
以前にも書きましたが、おそらく過去に大きな災害があって、全国的に連絡網が遮断されてしまったときに、それぞれの氏族の信仰が強くなっていったのかもしれませんが、
それ以前には、かなり文化レベルで共通のものが(信仰も含めて)全国的にあったと見てよいのではないかと個人的に考えております。
また、なんらかの繋がりがあったからこそ、天孫族による信仰という形での再統一が可能となったのではないでしょうか?)
もっともっと、いろいろなことがわかってくるといいですね。