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マッサージにて~あなた、どっかで会ったことありませんか?

2014年05月20日




(以下ファンタジー)



本土某所からこられたお客様。

互いに「はじめて会った気がしない、古くからの知り合いじゃね?」な第一印象。

マッサージをはじめると、右足にお客様のことを心配してるお婆ちゃんの気配。

おそらく母方のご先祖様の模様。

お墓参りをオススメすると、「ここ数年、一年に一度いくか行かないかだった」とのこと。

そして、右腰にかなり重いジャッキー(邪気)を発見。

「自殺した人の思い」がくっついてる。

(たぶんお婆ちゃんが心配してたのはこれ)

こりゃーなかなかにヘビーだなと思いながら、

「最近身体だるくないですか?」

と聞くと、

「ここ数年、寝ても寝ても疲れがとれない」

とのこと。そこで思い切って

「自殺した知り合いがいます?」

と聞くと、ギクッとした反応。

「その人のことを思い出すことが多いですか?」

と聞くと、無言でうなづく。

ああ、こりゃ、相互に引っ張られかけてるなとアドバイス開始。

「自殺を選んだのは、本人の自己責任です。それをまず知ってください。
そして、いくらあなたが相手のことを思っても、あなたの真意は今の相手様には届きません。
逆に相手様はあなたにすがって道連れにしようとすることしかできなんです。
だから、あなたがご家族かごく親しい方ならプロの宗教家に頼まれて正式なご供養をされたほうがいいですし、
そうでなければ、もうきっぱりと同情の想い断ち切ることです。
目に見えない世界の方々を救うのは、目に見えない世界のプロにまかせるべきです。
それができないなら、関わらないことです。
それよりも、未来を見てください。
そして、多くの笑顔をつくるほうに力を傾けてください。
その笑顔をつくる仕事のなかに、かならずその過去の救えなかった後悔のリベンジの機会が与えられます。
でもそれは、過去に縛られていたらいつまでもリベンジできないんです。
だから、今日で、ここで、区切りをつけてください。
あなたが見るべきは未来の笑顔なんですよ」

(実際はこんな断定的な強い口調ではなく、かなりオブラードにくるんで伝えてます。)



マッサージ後、すさまじく身体が軽いと驚かれてました。

そりゃー、がんばったもん(笑)

この方、自覚なしでしたが本当はかなり霊的な方なため、

霊的な道がつきやすいので、結果的に自殺者さんとの道がついちゃった模様。

母方のご先祖様のご守護がかなり強くて護られてた模様。

(おそらく母方が数代前までかなり信心深いおうちだったんじゃないかと推測)

そうじゃなきゃとっくにウツになって、アチラにもってかれてるレベルだと思いました。

それをお伝えして、感謝のお墓参りをされてねとお願いしました。

こんなにいろいろ私に教えてくださったのも、お客様の母方のご先祖様かもね。

私の霊感とやらは不安定なので、お客様のバックの方が伝えてこなければ私だけでは感じ取れません。



そのほかにプライベートなアドバイスもさせていただきましたが、それは割愛。

来年またきてくださると約束してくださいました。(たぶん来年が転機になるので)

しかしあのお客様、本当に互いに「どこかでお会いしてますよね?」と言い合う雰囲気でした。

前世のどこかで知り合いだったのかもね(笑)




マッサージのあと、あの右足にいたお婆ちゃんが私に頭を下げてくださいました。

こちらこそ大変恐縮です。

伝言役になると、ときどきこちらに御礼を言ってきてくださるご先祖様がおられます。

ご先祖様にも感謝を忘れずに生きたいですね。






  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 19:15Comments(0)仕事

創作「奇妙な風」 2011年10月16日

2014年05月20日


昨日、なんとなくこれをアップしたんですが、思わせぶりだしやめとこうと、数分でアップをとりやめてみたんです。

(お気に入り登録されてる方には、同じ題名のアップメールが届いたと思います。消しちゃってごめんね)

その深夜、Mさんから先の記事のメールをいただいたというわけですよ。(笑)

今朝の南海日日新聞さんと奄美新聞さんをご覧になってる方はもうお分かりですよね。

自分のビビっとアンテナ、これから素直にしたがっとこう・・・・。


__________








創作「奇妙な風」


2011年10月16日





名瀬の街は正体不明の不安と張り詰めた緊張感に包まれていた。

ここ数日間、沖縄に関して奇妙な情報が流れてきている。

「沖縄にいる親戚と連絡がとれない」

「飛行機もフェリーも、沖縄行きの便が全便欠航になっている」

沖縄のラジオ番組もテレビ番組も映らなくなっているという。


やがて漁師達がこんな噂を口にした。

「沖縄方面に漁に行った船が、今までみたことがない大量の軍艦のようなものを見て、あわてて島(奄美)に引き返してきたらしい」

それはただの噂だった。テレビも新聞も、どこもそんなニュースを流さない。

しかしなぜニュースは、沖縄と連絡がとれないことを流さないのか?





少し前、沖縄には中国からの大量の移民があったばかりだった。

沖縄県知事は沖縄からの米軍全軍撤退に成功したあと、普天間基地の跡地に大きな『中華人民共和国交流センター』を建てた。

“琉球と中国は一つ”

をキャッチフレーズとした交流センターは琉球王朝の文化に彩られ、中国からの観光客も大量に訪れ巨大な消費をつくっていた。

その景気の良さは日本全国、そして奄美の観光業界も羨望のため息をつくほどだった。

交流センターには中国軍の広報部隊も常駐していたが、中国軍関係者は米軍と違って銃器ももたず、非常にフレンドリーだと沖縄では話題になっていた。

やがて沖縄南部に中国からの移民受け入れの計画が持ち上がったとき、「彼らは軍関係者ではないか」という本土マスコミの取材に、地元の住民達は泣いて抗議した。

「中国は敵じゃない!私達沖縄の祖先は中国と同根です!彼らは銃剣とブルドーザーで先祖の土地を奪った米軍とは違う!」

移民の先陣で入ってきたのは大量の中国のこども達だった。その後も移民で入ってくるのはほとんどが家族連れで、

「保守的な本土マスコミの危機感を煽る報道は杞憂だった」

と沖縄の新聞は誇らしげに[微笑ましい中国人家族]の写真を大々的に載せて論評した。

奄美の新聞はその事に対してやや肯定的に書かれていて、奄美市長もつい先月、中国人観光客であふれかえる普天間基地跡地の中国交流センターに視察に行ったばかりだった。






「なぁ、どうして沖縄に連絡つかないの?!」

奄美市役所に勤める重尚一のところには、このような問い合わせが一日に何度もきていた。それは日を追うごとに多くなり、また余裕のない口調にかわっていった。

重はいつも同じ返答をかえすしかない。そう答えるように上司に言われていたからだ。

「申し訳ありません、ただいま沖縄の海底ケーブルの通信機器の大規模な損傷事故が発生してるそうでして・・・」

「もうその返事は4日前から聞いてるんだよ!沖縄には俺の兄ちゃんがいるんだよ!いい加減にしろ!」

「・・・ですから、通信機器の損傷の復旧にはまだ見通しがまったく・・・」

「じゃあ、なんで飛行機もフェリーも行かないんだよ!なんなんだよ!」

「それも通信機器の関係で・・・・本当にこれ以上は知らないんです!」

「どうすりゃいいんだよ!警察に行っても、どこに行っても同じ返答しかこないじゃねーか!!」

市役所の窓口で重を怒鳴りつける男の目尻には涙がたまっていた。

この不安をどこにぶつけたらいいのか。男には、役場に怒りと不安をぶつけてもどうにもならないことは分かっているのだろう。

それに関して、役場でもすでに不安は限界まで高まっていた。重の直属の上司の要田明も、琉球大学に通わせている娘と連絡がとれなくなっていた。

しかし「沖縄」にいまふれることはタブー。いつしかそんな空気ができていた。

ネットで検索しても、「沖縄」と入れると何故か規制にひっかかる。ネット住民達は規制が増えるたびに、新しい隠語を作り出して、沖縄で何がおきているのかを論じ合っていた。







笠利町にある奄美空港前のレンタカー店勤務・川畑康則は遠目でもそれに気付いた。

「今日は飛行機が異常に多くないか?」

隣りのデスクで事務整理をしていた町恵子に話しかける。

「なんでしょうね。修学旅行のツアーですかね」

「いや、違うよ。それにしてもちょっと飛行機が多すぎる」

思わず外に出て、空港から出てくる観光バスを待った。

乗っているのは普通の背広を着た男達・・・・本土からの医者か学者か?

しかし数秒後、その男達の風貌の共通点に、川畑は奄美のあちこちで囁かれているあの噂を思い出した。

膝から小刻みな震えがきた。

「・・・・自衛隊だ!自衛隊が、奄美に大量にきてるんだ・・・・!」

川畑はすぐ送迎用の車に乗りこんだ。観光バスを追った。

何台もの観光バスは笠利町内にある大きな体育施設・太陽が丘運動公園に入っていった。

太陽が丘の出入り口には、すでに自衛隊による検問所がつくられていた。

そこから何台もの乗用車が出入りしている。

みんな、本土の顔つきだ。奄美の人間じゃない。

川畑は震えながら、汗ばむ手で胸ポケットから携帯を取り出した。







奄美中心部・名瀬の町はパニック寸前だった。

川畑の流した情報は、1時間で名瀬の町すべてに広がった。

小浜町のダイエープラザ大島店には、何故か水と米を求める長蛇の車の列が出来ていた。

あちこちで接触事故がおきた。本土行きの便はフェリーも飛行機もすぐ満席になった。

確定的な情報はどこにもない。そのことが一番の恐怖だった。

何が起きているのか分からない。でも、沖縄の次はおそらく奄美かもしれない。

早く本土に逃げよう。

そんな不安と恐怖を隠さない人々の列が空港と港に溢れた。







一方で「それはただの噂だろう」という人々も淡々と仕事をこなしている。

黒糖焼酎の会社に勤めている栄勝は、朝から出来たばかりの黒糖焼酎の出荷作業に追われている。

「何かあったら何かあったときだ。どうせ俺たちにできることなんてない。本土に逃げる金もない。働かないと食っていけないしな」

同僚の竹田次郎に話しかけた。

「そうそう。どうせなら自衛隊が基地つくってくれれば、島に金がおちるよ。今度は奄美に米軍基地ももってくればいいよ。沖縄だけが甘い汁吸ってる時代は終わったんだよ」

「笠利なんか土地あまってるしよ、米軍誘致すれば早いんじゃないか?」

「米軍はヘリがうるさいらしい。呼ぶなら自衛隊だろ?」

「でも米軍だと観光で金になるよ」

「今のうち笠利の土地買っておくか?」

「バカ、金どっからもってくるよ」

「ははははははは」

積み込まれた黒糖焼酎を載せたトラックは、いつものように工場を出ていった。

「しかし今日は暑いな、もう10月なのに」

首にかけたタオルで汗をふきつつ見上げた竹田の頭上に、見慣れない飛行機が一機、鈍い音をたてて飛んでいた。






(了)





  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 08:19Comments(0)

奄美・宮古・石垣に陸自新部隊 離島攻撃に対処

2014年05月20日

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140519-OYS1T50000.html

奄美・宮古・石垣に陸自新部隊 離島攻撃に対処


南西諸島の複数の島に、陸上自衛隊の駐屯地を新設し、離島攻撃に対処する新部隊を配備する方針であることが18日、明らかになった。政府が想定するのは奄美大島(鹿児島県奄美市など)、宮古島(沖縄県宮古島市)、石垣島(同県石垣市)で、海洋進出を活発化させる中国を念頭に南西諸島防衛を強化するねらいがある。

 新設するのは、離島への攻撃や大規模災害に対応する警備部隊で、2018年度までの配備を予定している。国境離島の警備にあたっている長崎県の対馬警備隊を参考に、それぞれ350人規模を想定している。

 攻撃が想定される離島に相手より先に上陸して情報収集にあたるほか、その後の部隊展開に備える。奄美大島には武田良太防衛副大臣が今週中に訪れ、駐屯地建設のための共同調査を要請する。

 沖縄県・尖閣諸島周辺の海域では、公船による領海侵入など、中国の活動が活発化している。石垣、宮古の両島は尖閣諸島からそれぞれ約170キロ、約210キロと近く、防衛省は「南西諸島の要」(幹部)と位置づけるものの、奄美大島から日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)までは、沖縄本島を除けば、陸自部隊が配備されていない「空白域」となっている。







  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 01:25Comments(0)おすすめサイト