せ・ん・きょ
2010年03月05日
一昔前の奄美の選挙はすごかったそうですね!
昔の話なんですけどね。
母がある派の選挙ブローカーしていた友人と話していると、
「あんたは◎万円ももらえてよかったねー」
「はぁ?なにそれ?(うちは父・母とも共産党員だったのでどっち側でもなかった)
あんた、うちのおとーさん知ってるでしょ?お金なんかもらったらどんな目にあうか・・・・生活苦しいから欲しいときもあるけど・・・・(笑)」
「え?もらってない?おかしいわねぇー。ちょっと待ってね・・・(書類をパラパラ)やっぱりそうよ。あんたは◎万円もらってる・・・ことになってる。」
「・・・・もしかして、それ、うちの親戚全員の名前のってない?◎◎とか、◎◎とか・・・」
「ホントだ!のってるわよ!・・・・あら、これ、紹介者が同じ人ね。つまりこの人が・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紹介者として名前がのっていた親戚は、選挙の時期になるとやけに羽振りがよく、母はその瞬間にすべてを悟ったらしい。
それをきいた私は、選挙に深入りはしないと固く誓いました(笑)あ、もうその誓いやぶってる?(笑)幸福実現党は買収したり住民票うつしたり他人の投票用紙盗む人員さえもいない弱小だからいいんです(笑)
しかし田舎の選挙はある程度利権がからむのでそこはビジネスになり得ますね。私は金のやりとりなんて死ぬほど嫌いですけどね。うちのじーちゃん選挙賭博で身代くずしてくれましたし。ちなみにじーちゃんが応援してたのは泉芳朗だそーです。復帰運動の英雄でありながら、復帰のあとに恩知らずの奄美の人々によって見事に切り捨てられた悲劇の詩人ですね。
しかし私の場合、票を買う人より、安易に金で売る方の感性の方がはるかに嫌いです。自由投票の権利を安易に売るような奴は選挙のない、民主主義ですらない北朝鮮とか中国にいけと本気で思います。
でも、選挙なんてものは下手すると対立しすぎると身内までも敵になってしまいますからね。奄美ではそれがリアルにありましたから、それを考えると、両方から金もらってどっちにもいい顔しているか、それとも共産党みたいにどっちからも白い目でみらて距離おかれる位のほうがやりやすかったのだろうといえる面もあるのかもしれません。
昔、奄美には有名な「保徳戦争」というものがあったそうです。
保岡派と徳田派にわかれて、身内や集落で二分、下手したら村八分という悲劇がありました。
ひどいときには、人が行方不明になりました。
詳しくは『へき地の自民党殿』という本を読んでください。手にはいるかなー?図書館にあると思いますけどね。
集落の出入り口には、どちらかの派の運動員(フツーのおじちゃんおばちゃん)がつねに見張りにたち、つねに買収員の出入りを見張っている。(かなりの高額アルバイトでもある)
選挙のあとになぜか家を建てた人の話。
選挙のたびに、羽振りがよくなり、電化製品がふえていく話。
「うちの家族は◎◎さんにいれるからね!今日は◎件確約とってきたよ!」といえば口からでまかせでもちやほやされ、事務所で飲み放題。食べ放題。
その中で、かなしい話がありました。
当時中学生だった人が、学校の作文でこんなことを書いていたそうです。
「ぼくの家が火事になりました。そしたら、集落の人がでてきて、指をさして、げらげら笑っていました。あいつの家は◎◎派だから罰があたったんだ。もっと燃えろ、と。ぼくはそれをきいて、涙がとまりませんでした。おとうさんもおかあさんも、泣いていました。」
私、それをきいて涙がとまりませんでしたね。村八分でも火事と葬式では助けるもんだぞ!その集落はどこだ!私が焼き討ちにしてやる!なんて涙のなか思った中一の思い出です。
もう選挙で涙が流れてはいけない。この奄美の地で、身内で敵をつくってはいけない。そうおもいます。
思想信条や生まれ育ちや環境や選挙云々で人に垣根をつくり差別し、利用する。そんなゲスな心が、大嫌いです。
昔の話なんですけどね。
母がある派の選挙ブローカーしていた友人と話していると、
「あんたは◎万円ももらえてよかったねー」
「はぁ?なにそれ?(うちは父・母とも共産党員だったのでどっち側でもなかった)
あんた、うちのおとーさん知ってるでしょ?お金なんかもらったらどんな目にあうか・・・・生活苦しいから欲しいときもあるけど・・・・(笑)」
「え?もらってない?おかしいわねぇー。ちょっと待ってね・・・(書類をパラパラ)やっぱりそうよ。あんたは◎万円もらってる・・・ことになってる。」
「・・・・もしかして、それ、うちの親戚全員の名前のってない?◎◎とか、◎◎とか・・・」
「ホントだ!のってるわよ!・・・・あら、これ、紹介者が同じ人ね。つまりこの人が・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紹介者として名前がのっていた親戚は、選挙の時期になるとやけに羽振りがよく、母はその瞬間にすべてを悟ったらしい。
それをきいた私は、選挙に深入りはしないと固く誓いました(笑)あ、もうその誓いやぶってる?(笑)幸福実現党は買収したり住民票うつしたり他人の投票用紙盗む人員さえもいない弱小だからいいんです(笑)
しかし田舎の選挙はある程度利権がからむのでそこはビジネスになり得ますね。私は金のやりとりなんて死ぬほど嫌いですけどね。うちのじーちゃん選挙賭博で身代くずしてくれましたし。ちなみにじーちゃんが応援してたのは泉芳朗だそーです。復帰運動の英雄でありながら、復帰のあとに恩知らずの奄美の人々によって見事に切り捨てられた悲劇の詩人ですね。
しかし私の場合、票を買う人より、安易に金で売る方の感性の方がはるかに嫌いです。自由投票の権利を安易に売るような奴は選挙のない、民主主義ですらない北朝鮮とか中国にいけと本気で思います。
でも、選挙なんてものは下手すると対立しすぎると身内までも敵になってしまいますからね。奄美ではそれがリアルにありましたから、それを考えると、両方から金もらってどっちにもいい顔しているか、それとも共産党みたいにどっちからも白い目でみらて距離おかれる位のほうがやりやすかったのだろうといえる面もあるのかもしれません。
昔、奄美には有名な「保徳戦争」というものがあったそうです。
保岡派と徳田派にわかれて、身内や集落で二分、下手したら村八分という悲劇がありました。
ひどいときには、人が行方不明になりました。
詳しくは『へき地の自民党殿』という本を読んでください。手にはいるかなー?図書館にあると思いますけどね。
集落の出入り口には、どちらかの派の運動員(フツーのおじちゃんおばちゃん)がつねに見張りにたち、つねに買収員の出入りを見張っている。(かなりの高額アルバイトでもある)
選挙のあとになぜか家を建てた人の話。
選挙のたびに、羽振りがよくなり、電化製品がふえていく話。
「うちの家族は◎◎さんにいれるからね!今日は◎件確約とってきたよ!」といえば口からでまかせでもちやほやされ、事務所で飲み放題。食べ放題。
その中で、かなしい話がありました。
当時中学生だった人が、学校の作文でこんなことを書いていたそうです。
「ぼくの家が火事になりました。そしたら、集落の人がでてきて、指をさして、げらげら笑っていました。あいつの家は◎◎派だから罰があたったんだ。もっと燃えろ、と。ぼくはそれをきいて、涙がとまりませんでした。おとうさんもおかあさんも、泣いていました。」
私、それをきいて涙がとまりませんでしたね。村八分でも火事と葬式では助けるもんだぞ!その集落はどこだ!私が焼き討ちにしてやる!なんて涙のなか思った中一の思い出です。
もう選挙で涙が流れてはいけない。この奄美の地で、身内で敵をつくってはいけない。そうおもいます。
思想信条や生まれ育ちや環境や選挙云々で人に垣根をつくり差別し、利用する。そんなゲスな心が、大嫌いです。
ある国防関係者様からのタレコミ情報 台湾侵攻可能性について
何故薩摩は奄美の歴史を奪ったのか・奄美側からの一考
ケンムンの正体と奄美の悲しみ ~本土の霊能者A先生から~
古仁屋の飲み屋Wで若い自衛隊さんにからんだのは誰だ!
昔の自分の記事を読んで面白がってる変態
現代の霊障 ~墓移動がもたらした霊障とその背景について
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 18:21│Comments(3)
│奄美
この記事へのコメント
今の若者は全然関心もってないのがなぁ・・・orz
Posted by 相互リンク スローリンク at 2010年03月05日 18:30
>スローリンクさん
コメントありがとうございます!(o‘∀‘o)
たしかに今の若者は選挙に関心ないですね。
いいんですよ、それが自分の首をしめてますから。
私は自民党に投票してる方々がいまの年金崩壊に文句言うのが信じられないですね。
コメントありがとうございます!(o‘∀‘o)
たしかに今の若者は選挙に関心ないですね。
いいんですよ、それが自分の首をしめてますから。
私は自民党に投票してる方々がいまの年金崩壊に文句言うのが信じられないですね。
Posted by アマミキョ
at 2010年03月07日 10:37

奄美への思いを読んで、遡り中。
こういう内輪同士の闘争こそが、破滅への道のように思えます。
大昔、奄美に何があったか不勉強ですが、似たようなことがあって、征服されたこともあった、そんなことはないのでしょうか。
宇宙からの介入も似たような要件のようですし、韓国併合にしても似たようなものだと思っています。明治維新も徳川光国がいなかったらどうだったか、なんて、思ったりします。
結局、国難に対し一致団結して、正しい方向、つまり神様の指し示す方向で困難に立ち向かうことを、当事者が選択できるか否か、常に問われ、過去の日本は、それができたから、征服されたことがなかったのでしょう。
こういう内輪同士の闘争こそが、破滅への道のように思えます。
大昔、奄美に何があったか不勉強ですが、似たようなことがあって、征服されたこともあった、そんなことはないのでしょうか。
宇宙からの介入も似たような要件のようですし、韓国併合にしても似たようなものだと思っています。明治維新も徳川光国がいなかったらどうだったか、なんて、思ったりします。
結局、国難に対し一致団結して、正しい方向、つまり神様の指し示す方向で困難に立ち向かうことを、当事者が選択できるか否か、常に問われ、過去の日本は、それができたから、征服されたことがなかったのでしょう。
Posted by hara at 2010年10月01日 15:51
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