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禊祓いと生まれ変わりとしての桜の花

2013年10月31日




以前、さる信者さん(ぶっちゃけmegamiyamaさんです)が隊長講演会で奄美にいらしてくださったとき、

その方の夢を観た。





・・・・・・・

小高い丘の上で、白い服を着た女性が儀式をしていた。

私は男性らしく、客人のような扱いらしい。

女性の周りには女性の付き人のような女性が数人補佐をしていて、

後ろには、部族の人々が跪いている。

私は部族の人々よりも前で、立ってそれらの儀式を見ている。

私のような男性が数人いるらしい。

やがて女性の付き人に呼ばれて、私が前に出ると、

私は女性の前でひざまづく。

女性はそばにある桜の枝をとり、

膝を折り頭を垂れる私の頭上で、

女性は手に持つ桜の枝を、数度振った。

私の頭にたくさんの桜の花びらがかかる。

それは、当時のその部族における作法としては、最高度の祝福の作法だったらしい。

私に桜の花びらを降らせたあと、女性は正面に向き直り、神への感謝の祈りを捧げる。

その姿が美しく、私は見とれていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・


古代、ケガレを浄化する為に桜を植えることがあったそうだが、

あの夢を見て、それは確信に変わった。

桜や梅や桃の霊力とは、春の命の象徴であり、

春の力とは、新しい生であり、命の禊だったのだろう。

うーん。これを書いたら桜茶が飲みたくなってきた(笑)

桜の花は、結構、押さえておくべきキーワードかもしれない。

もしかしたら、古代の神道には、今は継承されていない、

美しい儀式がたくさんあったのかもしれませんね。









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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 12:32│Comments(3)アマミちゃんの夢
この記事へのコメント
きゃ~(笑)例の夢のコト、書いてくれてる!

以前、アマミさんから、「古代日本で、“私”が桜の枝で祝福の儀式をしている夢を見た」という話は聞いていましたが、こんな感じだったんやね。

一度見ただけの夢をよく覚えてますね。

それにしても「桜の花びらで祝福」って、ナンテ日本らしくって良いのでしょう!

そう言えば、春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬の雪…

ハラハラと上から散るものが大好きですねん(笑)

特に、花吹雪の季節、一年で一番至福の時です。(やっぱり祝福されてる感じですよね!)

一度、何処かでお花見、一緒に出来たら、桜の花びらの祝福、してしんぜましょう!(笑)

お陰で、“老後の楽しみ”が出来ました~(笑)

「夢」を思い出して書いてくれてありがとう!
Posted by megamiyama at 2013年11月02日 01:14
こんばんは とても美しい光景が、鮮明に浮かびます。
綺麗ですねぇ、文章がとても美しい。
抒情的というか、素敵です。

さくら とは、 サ という神様の降り立つ樹木だったとか。

古代では、現代のような薄紅のソメイヨシノではなく、
真っ白な山桜がサクラの代表ですよねぇ。

とても、花降る儀式きれいです。

そういえば、花降るといいますが、神々も神降るといいますよね。

十種の神宝もふるふる、ゆらゆらとふるべ。
と申しますし、何か関係があるのでしょうかねぇ。

なんにせよ、夢のように美しい情景を堪能させていただきました。
Posted by iio at 2013年11月04日 22:15
>MEGAMIYAMAさん
喜んでいただけて嬉しいですー。
リアルな夢だったので、本当に神秘的でした。
ただ、桜の枝をとると、桜の木は弱っちゃうので、あんまりできない儀式ですよね(笑)

>iioさん
いいおさん、さすが、博識でいらっしゃる・・・・。
知りませんでした・・・・・。

古代は、降らせるということが神事の重要作法だったのかもしれませんね。
Posted by アマミちゃんアマミちゃん at 2013年11月05日 00:49
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禊祓いと生まれ変わりとしての桜の花
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