~エレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーの生涯~
2010年07月28日

~エレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーの生涯~
■1831年
ロシアのエカチェリノスラフ(現ウクライナのドニエプルペトロフスク)に出生。父は騎兵砲撃隊長ペーター・フォン・ハーン、母は小説家ヘレナ・アンドレヤヴナ。
■1848年(17歳)
20歳以上年上のニキフォル・ブラヴァツキーと結婚、3ヶ月たたないうちに家出。以降、世界各地を放浪。イギリス出身の有名な霊媒師デヴィッド・ダングラス・ホームの助手となり、霊媒の技術を身に付ける。
■1856~1863年(25~32歳)
チベットに滞在し、「グル」たちの指導を受ける。
■1873年(42歳)
米国国民となり、神秘主義思想家・作家として活動開始。
■1875年(44歳)
ニューヨークに「神智学協会」創設。初代会長はヘンリー・スティール・オルコット大佐。その目的として
①人種・信条・性別等を超え、人類の普遍的同胞団となる。
②宗教・哲学・科学を比較・研究する。
③宇宙の未解明の法則や、人間に潜在する能力を調査する。
後年、ブラヴァツキー夫人は「神智学協会の本当の目的は、近ぢか『世界教師』が降臨されるまでの準備をすることなのです」と語っている。
■1877年(46歳)
『ベールを剥がれたイシス女神』執筆。この書は当時のニューヨークでセンセーションを起こし、初版千冊が2日間で完売した。
(抜粋)
「本書は、古代の普遍的宗教である『ヘルメス哲学』の認識を請願するものである」
■1878年(47歳)
アーリア・サマージ(インドのヒンドゥ教改革団体)に共鳴し、提携する。
■1879年(48歳)
協会本部をインド・ベナレス近郊のアディヤールに移転。機関紙として「ザ・セオソフィスト」と「ルシファー」を刊行。「『白色同胞団』に属する大導師、クート・フーミーやモーリヤから宇宙の原理について教えを受けた。大師からの物質化した手紙も受け取っている」と主張し、物議を醸す。
■1884年(53歳)
イギリスの心霊現象研究協会(SPR)から派遣されたリチャード・ハディスンに「神智学協会では詐欺が行われている」と指摘される。その後、ロンドンに移住。
■1888年(57歳)
2巻で構成される大著『シークレット・ドクトリン』を執筆。
第1巻→宇宙の起源と発生について。
第2巻→人類の起源と発達について。
(抜粋)
「これは啓示ではなくて、世界中に散らばっている聖典の断片の集積である」
■1889年(58歳)
『神智学の鍵』執筆。神智学と普段の生活との関わりを、質疑応答形式で示したもの。
『沈黙の声』を執筆。東洋の古典の翻訳と註釈。
(抜粋)
「汝が道となる前に、汝が旅立つことはできない」
「蓮の花が太陽に向きを傾けるが如く、人々の苦痛に耳を傾けよ。しかし、苦痛の原因が取り除かれるまでは、彼らの涙を拭い去ってはならない。流れるままにしておきなさい」
■1891年(60歳)
5月8日、死去。
■その後
ブラヴァツキー夫人死後、協会は「イギリス・インド派」と「アメリカ・ローマ派」に分裂。
1902年、協会員だったルドルフ・シュタイナー博士がドイツ支部長に就任。
1909年、2代目会長アニー・ベザント女史の片腕、チャールズ・リードビーターが、インドの協会員の息子の14歳の少年ジッドウ・クリシュナムルティのことを「ブラヴァツキー夫人が降臨を予言した『世界教師』である」と誤認し、協会で英才教育を施す。クリシュナムルティは成人した後、協会の後援を受け「東方の星教団」を設立するが、「真理の追究は集団ではできない」として解散、神智学協会も脱会した。
1912年、協会のクリシュナムルティ育成に反発してシュタイナー博士が退会し、「人智学(アントロポゾフィ)協会」を設立。
■日本の神智学協会
1971年、田中恵美子主宰「綜合ヨガ・竜王会」の内部組織として「神智学協会ニッポンロッジ」設立。
2003年以後は「竜王会」から離れ、インド・アディヤールの神智学協会本部の下部組織として活動している。
「龍神様が写りました✩」な写真を見つけたので
特別取材:信者さんXさん(元修験僧)の話 ~最後の相談 巡り合わせ
お骨は家に置いちゃダメだし身に付けちゃダメ、散骨もってのほか!
ある信者さんからのご相談 ~謎の体調不良とご家族の不調の原因
仏壇に直系以外の位牌ダメ・ゼッタイ
精神科医A先生のお話(前編)注・不定期なので後編はいつになるか不明
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 11:26│Comments(0)
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