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おもいつくまま1行奄美雑学 その①

2010年05月28日

笠利鶴松

伝説的女性唄者。黒砂糖を徴税にきた役人におっぱいつかませて追い払った女傑。(実在の人物)





ケンムン

毛むくじゃらで頭が平らのカッパとキジムナーの合いの子。よくいたずらする。物を隠すのが得意。親に捨てられた子供と罪人の二つの起源説がある。





姉妹(ウナリ)神

奄美(とゆーか日本古来の)「女性信仰」の延長の考え方。「妹(女性)が兄(男性)を霊的に守る」呪力のあらわれ。女はつよい。






ミンキラゥワ

首のない豚の妖怪。股の下をくぐられると高熱がでて最悪死にいたる。夜にでるので夜出歩かなければオッケー。くぐられたくなければ足を交差させてあるくこと。







古見のガリヤ

琉球よりの与湾大親と敵対して結果娘を死なせた。悪役として言われているが詳細不明。









カンツメ節

大島南部ではあまり軽いノリで歌ってはいけない歌。北部ではフツーに歌ったりする。









ワイド節

坪山豊さんがつくったもはや島唄。徳之島の人々にとってなくてはならない。結構もりあがれる。









屋仁川

義父の時代までは遊郭(チョンの間?)もあったらしい。奄美の誇るべき飲み屋街。









ソテツ

奄美の民を飢えから救ってきた存在。毒ぬきしないと猛毒。これを食べるのは奄美民族の他には世界の民族でも3つほどの原住民しかいないという。沖縄にソテツの食べ方を教えたのは奄美というが詳細は忘れた。








復帰運動

奄美共産党がもりあげ、おいしいとこで保守がのっかって奄美一丸となった住民運動。しなくても予算軽減のためいずれ日本に返してたらしいが詳細忘れた。






満州開拓団


奄美からもたくさんいったが帰ってきた人はすくない。母方の祖父は先に満州に家財道具一式まで送っていたが出発前夜祖母の親戚に泣きつかれ行くのを断念した。行ってたら今頃は(((( ;゚Д゚)))ガクブル






安徳戦争

金に目のくらんだ連中が泥沼化させたステキな伝説的選挙戦。時効かもしれないが告発できる人間が知ってるだけで10じゃきかない。(怒)





投票券

安徳戦争で金券としてあつかわれたもの。











山神


うちのかーちゃんを怒鳴りつけた人。うちの祖父を怒鳴りつけた人。白髪のオールバックで白髭をたくわえ、白い着物をきている。まんま仙人。気性は荒いが優しい神様。









アモレウナグ(天女)

奄美のあちこちで目撃談のある存在。目がすこしつり目がかった美人だったとの描写もあるので天女っつーよりは仙女か山の神様じゃね?と思うがさだかではない。









ネリヤカナヤ(ニライカナイ)

奄美・沖縄で「海の向こうにある神の国」をさす。西にあるという口伝もあるので西方浄土だろ?と思うがさだかではない。奄美のあるユタの口伝では奄美の神は「ニシ守りの神」という。奄美方言は北のことをニシという。まぎらわしい。どっちだ。







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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 17:21│Comments(6)奄美
この記事へのコメント
雑学
おもしろい(≧∀≦)
勉強になります。

奄美の方言で
北のことをニシというのは
ほんとまぎらわしい(^_^;)

笑っちゃいました

つぎも待ってます
Posted by さくら at 2010年05月28日 17:46
奄美の伝説的な話は大好き。
北がニシと云う・・・・
そうよね~思わず(笑)
Posted by 響響 at 2010年05月28日 17:46
>さくらさん
>響さん
北か西かわかりづらいことこの上ないです(笑)
Posted by アマミキョアマミキョ at 2010年05月29日 23:30
 始めてお便りします。
 奄美瀬戸内町久慈郷の田舎武士をご先祖にもつ「しなぶれ裕次郎」です。
 笠利銀松のことを書かれていますが、この話はどのようにして聞かれたの
でしょうか。
 銀松がどんな「大島美人」だったのか、多少気になるのですね。
私の従妹にも「大島美人」と云われる女性がいますが、確かに「目が大きく」
顔の輪郭が「角ばって」います。しかし、「大島美人」の特徴として「ガ??目」
と言われていたのを思い出します。(正確に思い出せないでいます)
 私は、鹿児島生まれ・鹿児島育ちのほうですので「大島美人」とは、どういう
タイプを言うのか、はっきりとは申し上げられないのですが、「笠利美人」に
ついては、少年期に出会った経験で、ひょっとして銀松はこういう顔立ちをし
ていたのではと想像することがあります。
 私の印象をひとことでいえば、「オードリー・ヘップバーン」タイプの女性で
す。ご指摘の「役人におっぱいつかませて追い払った女傑」とは、いささか印
象が違うのですね、困りました。
Posted by A at 2010年06月04日 15:01
>Aさん
こんにちわ!(o‘∀‘o)こんなアヤシイぶろぐにようこそ!(笑)
笠利鶴松が美人だったかはよくわかりませんが、実在の人物で徴税にきた役人をうまくかわして周りから絶賛されたのは本当のようです。
大笠利には笠利鶴松の子孫の方が建てた顕彰碑もありました。
徴税にきた役人に「ハニートラップ」をしかけたということでしょうか?(笑)
笠利の古老がきいたという複数の話では笠利鶴松は島唄の名手で、有名なあまりによく通りすがりの人にからかわれて島唄でひどい言葉をなげかけられていたようですが、それもすべて島唄で返してやりこめていたそうです。
なかなかキモがすわった女性なのだと思います。
Posted by アマミキョアマミキョ at 2010年06月04日 18:46
 笠利の鶴松と銀松を混同していました。失礼しました。

 いずれも美人の方だったようですね。ご返事有難うございます。
Posted by Az猫ロメ at 2010年06月08日 15:00
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