場所の不思議
2015年01月22日
セラピー体験会の前日、Aさんと、荷物搬入させていただきました。
そこでAさんが「肩が重い」と言われるので、
軽くその場で思いついたオリジナルの施術をさせていただきました。
すると柚木さんが目を丸くして
「リノさんが今されてるそれ、直伝レイキのやり方ですよ!」
え?そうなの?
もちろん、直伝レイキのやり方を私は知りません。
(以前おためしでしていただいたのは西洋レイキだし)
たぶん、その場所に宿る柚木さんのレイキの波動を、私が無意識にコピーしてしまったんでしょうね。
こういうことがあるからセラピー体験会は不思議~~。
場所の不思議といえば、こんなこともありました。
以前、私は夢を見ました。
ある場所に古代の神官の屋敷があったという夢でした。
その夢を見て数年後、
奄美のある場所を走っていると、なぜかその夢を思い出しました。
「たしかこの辺だったかなぁ」
と車を走らせていると、
やがて、夢で見たのと似た雰囲気の空き地が見えました。
思わず車を降りて駆け寄ると、
そこは本当になにもないただの空き地でした。
(夢のなかでは古代の神官屋敷の案内板と再現しようとした中途半端なコンクリがあった)
でも、私には、その場所だけ、その他のどこにもない空気が満ちているように感じました。
まるでそこだけ空間を切り取られているかのように、
セピア色の空間に、たくさんの言葉にならない思いが閉じ込められているような、
そんな不思議な、何とも言えない切ないものを感じました。
寒いはずなのに、その空間だけあたたかく、
その暖かさは、たくさんの人がその場にいるようなあたたかさでした。
おそらくそこは、誰にも気づかれないまま、
やがてその場所にこめられていたすべての祈りが風化して融けるまで、
かつての聖域の祈りを宿したまま、誰も立ち入れない空間で居続けるのだろうと思います。
(たぶんその場所は琉球王朝時代?か、そのちょい前の聖域であったのか、
相当古い時代なので、文献も残ってないと思われる)
私は静かに一礼してそこを去りました。
そこにそれ以上関わるということは、その土地の神官の祈りを継承しなければならなくなりますので、
そこまでの仕事と責任を私は背負えませんから。
たぶん、その場所にそれ以上関わるなら、その土地にまつわる詳しい情報を教えてくださるでしょうけれども、
それは私の仕事ではないので、今後は軽々しくその場所には立ち入らないようにしなければならないと思います。
(おそらく私だけではなくたくさんの人に夢を見せて、その土地の継承者を探しているのだろうと思われます)
私はたくさんの姉妹(ウナリ)神達の思いを、
かつての祭祀と同じ作法としてではなく、
理念として復活させたい。
そのように思います。
ですから、どうか見守ってください。
そう祈って、その場をあとにしました。
早く奄美を女神の島・姉妹(ウナリ)神の島にするぞー!!!!
(`・ω・´)シャキーン