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与那国町長「国防は国が考えることだ」

2013年04月04日

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130404/plc13040414360007-n1.htm

今までの私なら、この与那国町長を「政治家の資格なし」と責め立てたかもしれない。

しかし、もしも私が与那国町長の立場なら、どうだろうか?

それでも・・・それでも。

やはり、与那国町長の今回の発言には、正直にいって、非常にガッカリさせられた。

少なくとも私の周りの方々の話を聞くかぎりかなしいかな、

「沖縄の自治体=金の亡者」というイメージが定着しつつある。

私が幸福実現党の考えを語らずとも、これまで政治に何の興味もない方々・・・一般の親戚やお客様が、

沖縄に失望し、「沖縄がテレビにうつるのもイヤ」と言った方さえもいる。

そんななかで、国防の最前線にあり、最も危機感を持っているはずの与那国島のその最高責任者である町長までもが、

仲井真沖縄県知事のように、「ゴネ得狙い」ともとれる発言をしたことに、

私は、非常に落胆せざるをえなかった。


もしも奄美に国防の危機が迫り、

自衛隊を誘致する必要性にせまられたら、

私は国防の必要性を説得したいし、それを訴える政治家には喜んで協力させていただきたいと願う。

しかし、「国防よりも金が大事」という町長に、

私はついていく気はない。

国防は国が考えることだろうか?

私は、そうではないと思う。

国防は、国境の人間がその大切さを何度でも何度でも、中央に伝えねばならないものではないのか。




どうして、目の前に強盗がいて、門まで勝手に入ってきては出て行くを繰り返し、

もうすぐウチのなかに入ってくるかもしれないと感じるときに、

偉い人が「お巡りさんを隣に住まわせてあげるから、土地を貸してね」と言ってきてくれたら、

「迷惑料を払え、こちらの言い値を払わないと土地は貸さない」と言えるのか。

子供や孫たちの安全よりも、子供や孫にもっと贅沢させてやりたいと、願うのだろうか。

与那国には、サンアイソバという酋長がいたという。

巨大な草鞋を海に流し、島には巨人がいると外部に思わせて、敵が島に近寄らないように図ったという。

古代の伝説的な人物でさえ、郷土を守るということを、真剣に考えていたのに、

どうして与那国町長は、子供達の安全よりも金をとるというような方向性の発言を言えるのか。

もう一度、よく考えていただきたい。

サンアイイソバが今生きていたら、与那国の民になんと訴えるだろうか?

琉球に侵略されたあとの与那国の歴史がどうであったのか。

どうか、もう一度、よく考えてほしい。















  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 18:26Comments(0)奄美