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水神様をお返しに行ったのだ

2016年05月22日

本日はとある用事で母の生まれ里へ。

1つの用事を済ませたあと、(その用事は結果的に延期となった)

もう一つの用事をすることに。

それは、『水神様』をお返しすること。

水神とは、本土での荒神様に近いかな?

それを母が生まれ里からいただいてきたのですが、

長く放置していておろそかにしまくってたのだ。

一ヶ月ほど前に母が野暮用でHさん(地元の超有名霊能者さん)のところに行った時に、

長く放置してた水神様の件を母が相談したところ、

(私は横にいた。理由はHさんにパワーストーンブレスレット作って欲しいと言われてたからw
もちろんそのあとご依頼品をその場で作成・納品しました)



Hさんのお返事は

「祀る気がないなら、元あった場所に返しなさい。
祀る気がないものをそのままないがしろにしてたら障りがあるよ。
方法は~~(私も何度か見聞きしてる古式の作法)
リノちゃん、お母さんのかわりにあんたがしてあげなさい。
それがいいよ。ね?」

なんで私?と思いながらも、分かりましたとおこたえしました。(笑)

そんなわけで、うちの母がもってきた、水神道具一式を紙袋に入れて、

母が水神をいただいた沢を目指す。(笑)

すると、沢の前まできて、母と私呆然。

梅雨のために水かさがむっちゃ増してるwwww

普通はくるぶしまでしかないらしい川の流れが、気持ちいいくらいのザーザーな流れにwww


私「このまま沢に渡るとなると腰まで浸かるけど、どうする?
お母さんはどうしてほしい?
私はあなたの代理だから、あなたが決めて。
ここで沢の方向に向かって~~~~して神道具を川に鎮めるか、
私が沢の向こうに渡って向こうでやるか。」

母のこたえ「・・・できれば、向こうで」

私「分かった」


そのまま草ボウボウの階段を踏み折って川に入り、

ザブザブと腰までつかって沢に渡り、

「~~~~~」

とHさんのアドバイス通りにお返しして、儀式終了。

また腰までザブザブして、戻りました。

川の水つめてぇ~~!!!

川に入る前にうちの母が

「せめてズボンとパンツ脱いで入ったほうが・・・」

と言うので、

「カミゴトをあとあとのこと考えて脱いでするなんて聞いたことないわ!
そんなことしたら神様呆れるわ!(笑)」

と、そのままザブザブ入りました。



実は私、小さい頃から雨に濡れるのが大好きな人間なので、

ずぶ濡れになってもまったく違和感ないから全然平気なんですけどね。

(^ω^)

車のシートも濡れたけど、私は気にならん(笑)

一度目に入った時は冷たいけど、

二度目に入ったらポカポカしてあったかいんですぜ。

これ、以前一時期神道式の水垢離してたから分かるけど、

水かぶると体があっためようとしてポカポカ熱もつんですよね。

これで以前大祓詞三巻までは楽勝でいけたぜ!

一巻目は寒いけど、二巻目途中からあったかくなってくるんだぜ!

調子に乗ってプロ仕様で大祓詞十巻したら風邪ひいたぜ!!(笑)

それから水垢離はやめた。(笑)

HS信者さんは私の真似はしなくてもいいです(笑)



実はHさんには「リノちゃんはできれば毎日水垢離しろ」と言われている。

毎日水垢離したら、その次にくるのが大体わかってるのでしていない(笑)

わざわざお宅のお風呂場に神社の水脈の地下水ひいてまで毎日水垢離してるHさん見たら、大体お察しじゃい!(笑)



私はどんな宗教もよほどの邪教でなければ軽んじてはいけないと思ってますので、

ましてや私の愛する奄美大島の古式の神様ですので、

お返しするときも、できるかぎり丁寧にさせていただきたいと思い、させていただきました。

でも母ちゃん、下半身ずぶ濡れになった私に着替えもないまま1時間ヨモギ採らせるって、さすがにしんどいですぜ・・・・。

おかげで途中でダウンしました(笑)

でも面白いことに、いつもひどい腰痛が、ヨモギ摘みの最中ほとんど出なかった。

水神様の最後のおかげのおちからだったのかもね。

(^ω^)





女性神官ノロという生き神を長く祀ってきた南西諸島で、

しかもノロを生き神とする琉球神道の発祥の地かもしれないと言われる奄美大島で、

信仰の力をおろそかにしたらマジで命とりだと思う。

ここらへんを知らない地元民が多いのは本当に怖い。

継承が絶えるってことは禁忌がわからなくなることでもあるので、

どこで地雷踏むか分からん。

これで知らずに神罰被る人多いんだろうなーと思う。









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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 10:24│Comments(1)奄美スピリチュアル・オカルトエピソード
この記事へのコメント
こんにちは。以前も書き込みさせていただきました。

確かに神の存在を知らずに暮らしている島人もいますね。というか大多数かもしれません。

野崎様がお考えのように私どもの世代で継承が途絶えてしまうかもしれません。

神に仕える身として微力ながらも次世代に伝えていきたいですね。

ちなみに私は山の神と大工の神に伝えております。男神ですね。一つ拝み方を間違えるとパンチが飛んできます(;・ω・)
Posted by amayunamayun at 2016年05月23日 16:16
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水神様をお返しに行ったのだ
    コメント(1)