【ファンタジー劇場】和歌 翻訳の解釈 アマミんバージョン
2013年10月02日
あちこちから、
「アマミさんなりの解釈内容を書くべきではないか」
「投げっぱなしだと失礼にあたるのでは」
とのご意見を頂戴したので、
当たってるかどうかはわかりませんが、私なりの解釈文をつけてみたいと思います。
・・・・解釈つくったら、あまりの内容に愕然としました・・・・・・。
からくにの このおとど くいしかは
外(と)つ国のこの方は 後悔したのだろうか
(外の国からきた山幸彦様は後悔しておられたのだろうか)
さきまみつ すくにいしたる かなたみち
幸せに満ちた 風情を誘う美しい この海道
(この美しい奄美の海の道を)
かなにみし こころまにまに みずかよい
和歌に込められた 思いに従い 水道を行く
(送られた歌にこめられたメッセージのまま、道をわたり)
くものまを よびてなをよし いわきりの
雨雲の切れ目を 請いながら 宮崎の地へ
(嵐を避けながら(嵐のような涙を振り切って?)宮崎に帰られた)
ころころ めくる しろきはと
時節が 巡り 応神帝の頃
(それから時節が過ぎ 応神天皇の御代には)
すめらみことの やをちから
天皇の 威勢は高く
(天皇の御威光は高く)
おもひをなおし かなにみつ くくりてめくる そらのあお
心を改めた 言葉に籠る 漏れ出でて周囲に満ちる 帝の御心
(それまでの皇族の心を改め 言葉を正した応神天皇の真心が 漏れ出て周囲にみちる)
みかどのくいに ことほぎて さくなだり からのくにのやお そだてしは
天皇の反省に 天は喜び 世は栄える 大和の諸神を 育てたのは
(天皇の反省によって 天は喜び 世が栄えた 皇室の祖である大和の国の神々を育てたのは)
あまみのみこの おおおやの くにつみことのさきわいの
奄美の巫女の 大親なる主 天皇(国常立尊?)の瑞祥は
(奄美の巫女の大親である主神 国常立神?の御神徳によるもの この事実は)
くくりてなほ かたしかな
時節に隠れても 堅いものだ
(時節に隠れても 堅く揺るぎないものだ)
そらにみつ くにのくぬちのさきわいに
空に満てる この国中の幸せを
(空に満ちるほどのこの国の富や繁栄を)
ををしろしめし ことだまの
保っている 言霊の力
(守っているのは正しき言葉の力)
とののくぬちにさきわいの
かの方の国中に幸いの
(山幸彦様がつくられた国に富と繁栄をもたらす)
いかしてめくる くにのはな そらによけたるおおとりの
行き渡っていく 国の栄え 空に舞い上がった鳳凰が
(国の繁栄が国の隅々にまで行き渡り 空に舞い上がる鳳凰が)
すめらみことのなをたかく あましろしめす ことほぎの
天皇の名を高く掲げる 天が与えた 祝福の
(帝の偉大さを高く掲げるかのような繁栄が実現した 天がお与えになられた祝福が)
かさねてめくる とりのやま
重ねて行き渡る 豊穣なり
(幾重にも重なるかのように 豊かな時代となった)
おとどのに くさかかりたる すめらみこ わすれてひさし かむながら
かの方(山幸彦)に 系譜受け継ぐ 天皇の 忘れて久しい 神の道
(山幸彦の系譜を受け継いた天皇であったが 神の道を忘れて久しい)
ころころめくれば ふしのはな
時節が巡れば 藤の花(藤原氏)
(時節が過ぎて藤原氏が出た)
わかたよぞ つねならむ くぬちにめくる しらさぎの
天の国は 常しえである 国中を巡る 白鷺の
(高天原の存在を 国中をめぐる白鷺のように巡って伝えた)
あわにいでたる おおみこと
阿波に下生した 主
(徳島県に大いなる優れた方が出た)
かかれてひさし たいようの
隠れて久しい 太陽の
(それは、隠れてひさしい太陽の御印を持つ)
おおくにぬしの ごこうりん
この国の大神の 御降臨
(この国の主としてのご降臨である)
くみになしたる そのさきに めくりてひさし かむながら
お力添えする その先に 時間が経って久しい 神の道
(その大いなる優れた方にお力添えすれば その先に、かつて神々に仕えた道がある)
はしぞなく くものまにまに すめらみつ
切れ目なく 雲(天)に従って 統治が行きわたる
(切れ目のない雲の如き天の意志に基づいて この国を統治せん)
くぬちにいでたる おおおやの
この地に出られた 主の
(この地(奄美?日本?)に出られた大親(国常立神?)の
みこのこだまを かんよせて
救世主の言霊に 感じ入る
(救世主としての正しき言葉を思い出す)
すくなひこ そこなみたちに いわまきて くずれてひさし たみのむなはら
少名彦 心波立ちて 語勢を荒げ 崩れて久しい 民の心
(そのときスクナヒコは心荒れ 語気も荒れて 民の心も乱れてしまっていた) (注・ここでのスクナヒコは出雲神話の少名彦とは別人であり、おそらく出雲神話の元となった南方渡来系の海洋交易に力のあった豪族の領主のことと思われます。つまり、当時は南方渡来系の豪族の長のことを「スクナヒコ」と呼んでいたのではないでしょうか?)
えるのみこ そうそうと とじていでてむ そよなかの
主は 早々と 天に帰ってしまわれた 静けさのうちに
(騒がしかった地上に静けさ(平和)をもたらしたエルの神の御子(国常立神?)は天に帰ってしまわれた)
かじきのすきの すめらみこ たたしきわ とまにくぬまに やよいばし
大嘗を司る 天皇が 立たれたのは 何はともあれ 弥生橋
(その跡を継ぐように天皇が立たれ 継いでいった) (注・それがこの国の歴史ということか?)
すみわたる あおぞらの ほしのうえにたつ おおみこと
澄み渡る 青空の 地球の上に立つ 主なる神
(一点の曇りもなき真実をうつす青空の さらに上なる星の神々の上に立つ 大いなる優れたる方)
かんきてたぼれ くぬまちに
神よここに来てください この町に
(どうか この奄美にご降臨ください)
すくいのみこを かんきてたぼれと まねきたり まねきこう
救世主を ここに来てくださいと 招いたのだ 招き請う
(たくさんの奄美の人々が救世主降臨の祈りを捧げてきた)
あまみのみこの いとかなし わがかなしみの おくにさく
奄美の巫女の 哀しさよ 私の悲しみの 奥に咲く
(奄美の巫女の悲しみは、私自身の悲しみの奥にある)
しめいのはなの うつくしや
使命の花の 美しさよ
(救世主降臨のための祈りを捧げるという使命の崇高なる悲しみ)
かかりてめくる いろどりの あふれるみちの しずけさよ
このように 様々に彩りがあふれる道の 静かなこと
(このようなたくさんの歴史の上に 静かな 平和な今がある)
そうそこのなか このしまの こころころころ すめみては
そう、この中 この島の 長年の心の変遷を 見ていては
(この国の様々な歴史のなかでも この島の長き歴史を見ていて)
はしりたましき くるおしさ たためみつめた かこそなし
飛び出したくなる くるおしさ 直に目で見た あの光景はすでになし
(もうこの目で見ることもできない 遠い日の懐かしい光景を思い出す)
みえてもまだむ とうわさな しこくしなんの
見えるところはまだ浅い 遠浅の 四国の南の
(目に見える浅い日に、四国の南の)
ながはまに きておりたける とうとおや
長い白浜に 来て降りなさった 主なる神
(浜辺に降臨された尊い親神・国常立神?)
こにちこなたに さえわたる くものやえまに てらしたる
過去の昔より今に至るまで 澄み切り続ける 雲の切れ目から 照らす陽光
(過去から今まで、澄み切り続ける雲の切れ目から照らす陽光のように、救世主は幾度も降臨されてきた)
すめらみことの みくにのくもの こころならずも とうとしや
天皇の 御国の雲の 図らずも 尊さよ
(天皇の統べるこの素晴らしい国を導く神々は人々が思うよりも尊いご存在だ)
すめらみことの すめらみくにの たまにわきてむ おおみくに
天皇の 統べる御国の 中央貫く 神の国
(天皇が統べるこの素晴らしい国の中心にある神の国・高天原)
わすれてひさし かむながら そとどもおけむ かんなめの
忘れて久しい 神の道 よそ者は置けない 神嘗めの
(人々に忘れられて久しくとも、この国の古くからの神に仕える道において よそ者は入れてはならない神嘗の儀)
くぬたましきひ そとどもの
そこに入りたる よそ者の
(そこに入ってしまったよそ者たちのせいで)
ころころこころ おちまよひ
長年心は 堕ち迷い
(人々の心は長い間堕ちて迷ってしまっている) (注・神道のなかに本来入ってはならない神が混入してしまった?)
みたまもり さきわいでたる みずかなの こうしんさびて
御霊を守り 宜しく出発したる 遠き向こうへと 行く人を寂しく思うこと
(御霊を祀る身として 島の向こうへと旅立っていく人々を寂しく思いながらも送り出してきた)
しきむかた かんおりてかむ しきしおの
重なるたび 神ここに降りて 敷き潮の
(それが重なるたびに この島は神が直々に降りる場所であり)
とうとならずや とうとならずや ここのみち すきかいなる きものみち
尊いのだ 尊いのだ この海道 透き通る 要の海
(非常に尊い 重要なる海の道の場所であるということを)
さくなだりに おちたきつ ゆきのみそ しる ゆきのみそ しる
激しく落ちて 沸き返る 飛沫のみが 知っている 飛沫のみが 知っている
(誰が知らずとも 滝に落ちる水の飛沫のみは知るだろうと思ってきた)
ふえふきて かたりけむ
笛を吹いて 知らせるのだ
(しかしもう 黙っていてはならない 遠くまで聞こえる音色にして知らせなければならない)
とうとならずや とうとならずや さきわいの そだててひさし かんながら
尊いのだ 尊いのだ 瑞祥の 育てて久しい 神の道
(尊いのだと 尊いのだと この島から起こり育ててきた神の道は 国常立神?につながる瑞祥なる道なのだと)
しるべしるして ほをたてて
道標を見つけ 帆を立てて
(我らは道標を見つけた そして向かうべきところに向かって帆を立てた あとは進むだけだ)
ころころこころ すめみおや しっちかいふく そこなげに
長らく心を 皇御祖 失われたものを取り戻し 気づけば
(長らく心にあった 失われた天皇の正しき系譜を取り戻したいという思い 気づけば)
しめしてめくる おおおやのみち
神の導きに従って進む 主への道
(神の導きによって 国常立神?への道へ進む)
さきわいの めかしてたぼれ たまとふる すくなのたみの みちのいろ
幸せに してください 宝石のように輝きを変える 少名の民の 救いの道
(どうか幸福に導いてくださいと願う 宿禰(国づくりの豪族たちの末裔)の民の人生を玉のように輝かせる道へ)
「アマミさんなりの解釈内容を書くべきではないか」
「投げっぱなしだと失礼にあたるのでは」
とのご意見を頂戴したので、
当たってるかどうかはわかりませんが、私なりの解釈文をつけてみたいと思います。
・・・・解釈つくったら、あまりの内容に愕然としました・・・・・・。
からくにの このおとど くいしかは
外(と)つ国のこの方は 後悔したのだろうか
(外の国からきた山幸彦様は後悔しておられたのだろうか)
さきまみつ すくにいしたる かなたみち
幸せに満ちた 風情を誘う美しい この海道
(この美しい奄美の海の道を)
かなにみし こころまにまに みずかよい
和歌に込められた 思いに従い 水道を行く
(送られた歌にこめられたメッセージのまま、道をわたり)
くものまを よびてなをよし いわきりの
雨雲の切れ目を 請いながら 宮崎の地へ
(嵐を避けながら(嵐のような涙を振り切って?)宮崎に帰られた)
ころころ めくる しろきはと
時節が 巡り 応神帝の頃
(それから時節が過ぎ 応神天皇の御代には)
すめらみことの やをちから
天皇の 威勢は高く
(天皇の御威光は高く)
おもひをなおし かなにみつ くくりてめくる そらのあお
心を改めた 言葉に籠る 漏れ出でて周囲に満ちる 帝の御心
(それまでの皇族の心を改め 言葉を正した応神天皇の真心が 漏れ出て周囲にみちる)
みかどのくいに ことほぎて さくなだり からのくにのやお そだてしは
天皇の反省に 天は喜び 世は栄える 大和の諸神を 育てたのは
(天皇の反省によって 天は喜び 世が栄えた 皇室の祖である大和の国の神々を育てたのは)
あまみのみこの おおおやの くにつみことのさきわいの
奄美の巫女の 大親なる主 天皇(国常立尊?)の瑞祥は
(奄美の巫女の大親である主神 国常立神?の御神徳によるもの この事実は)
くくりてなほ かたしかな
時節に隠れても 堅いものだ
(時節に隠れても 堅く揺るぎないものだ)
そらにみつ くにのくぬちのさきわいに
空に満てる この国中の幸せを
(空に満ちるほどのこの国の富や繁栄を)
ををしろしめし ことだまの
保っている 言霊の力
(守っているのは正しき言葉の力)
とののくぬちにさきわいの
かの方の国中に幸いの
(山幸彦様がつくられた国に富と繁栄をもたらす)
いかしてめくる くにのはな そらによけたるおおとりの
行き渡っていく 国の栄え 空に舞い上がった鳳凰が
(国の繁栄が国の隅々にまで行き渡り 空に舞い上がる鳳凰が)
すめらみことのなをたかく あましろしめす ことほぎの
天皇の名を高く掲げる 天が与えた 祝福の
(帝の偉大さを高く掲げるかのような繁栄が実現した 天がお与えになられた祝福が)
かさねてめくる とりのやま
重ねて行き渡る 豊穣なり
(幾重にも重なるかのように 豊かな時代となった)
おとどのに くさかかりたる すめらみこ わすれてひさし かむながら
かの方(山幸彦)に 系譜受け継ぐ 天皇の 忘れて久しい 神の道
(山幸彦の系譜を受け継いた天皇であったが 神の道を忘れて久しい)
ころころめくれば ふしのはな
時節が巡れば 藤の花(藤原氏)
(時節が過ぎて藤原氏が出た)
わかたよぞ つねならむ くぬちにめくる しらさぎの
天の国は 常しえである 国中を巡る 白鷺の
(高天原の存在を 国中をめぐる白鷺のように巡って伝えた)
あわにいでたる おおみこと
阿波に下生した 主
(徳島県に大いなる優れた方が出た)
かかれてひさし たいようの
隠れて久しい 太陽の
(それは、隠れてひさしい太陽の御印を持つ)
おおくにぬしの ごこうりん
この国の大神の 御降臨
(この国の主としてのご降臨である)
くみになしたる そのさきに めくりてひさし かむながら
お力添えする その先に 時間が経って久しい 神の道
(その大いなる優れた方にお力添えすれば その先に、かつて神々に仕えた道がある)
はしぞなく くものまにまに すめらみつ
切れ目なく 雲(天)に従って 統治が行きわたる
(切れ目のない雲の如き天の意志に基づいて この国を統治せん)
くぬちにいでたる おおおやの
この地に出られた 主の
(この地(奄美?日本?)に出られた大親(国常立神?)の
みこのこだまを かんよせて
救世主の言霊に 感じ入る
(救世主としての正しき言葉を思い出す)
すくなひこ そこなみたちに いわまきて くずれてひさし たみのむなはら
少名彦 心波立ちて 語勢を荒げ 崩れて久しい 民の心
(そのときスクナヒコは心荒れ 語気も荒れて 民の心も乱れてしまっていた) (注・ここでのスクナヒコは出雲神話の少名彦とは別人であり、おそらく出雲神話の元となった南方渡来系の海洋交易に力のあった豪族の領主のことと思われます。つまり、当時は南方渡来系の豪族の長のことを「スクナヒコ」と呼んでいたのではないでしょうか?)
えるのみこ そうそうと とじていでてむ そよなかの
主は 早々と 天に帰ってしまわれた 静けさのうちに
(騒がしかった地上に静けさ(平和)をもたらしたエルの神の御子(国常立神?)は天に帰ってしまわれた)
かじきのすきの すめらみこ たたしきわ とまにくぬまに やよいばし
大嘗を司る 天皇が 立たれたのは 何はともあれ 弥生橋
(その跡を継ぐように天皇が立たれ 継いでいった) (注・それがこの国の歴史ということか?)
すみわたる あおぞらの ほしのうえにたつ おおみこと
澄み渡る 青空の 地球の上に立つ 主なる神
(一点の曇りもなき真実をうつす青空の さらに上なる星の神々の上に立つ 大いなる優れたる方)
かんきてたぼれ くぬまちに
神よここに来てください この町に
(どうか この奄美にご降臨ください)
すくいのみこを かんきてたぼれと まねきたり まねきこう
救世主を ここに来てくださいと 招いたのだ 招き請う
(たくさんの奄美の人々が救世主降臨の祈りを捧げてきた)
あまみのみこの いとかなし わがかなしみの おくにさく
奄美の巫女の 哀しさよ 私の悲しみの 奥に咲く
(奄美の巫女の悲しみは、私自身の悲しみの奥にある)
しめいのはなの うつくしや
使命の花の 美しさよ
(救世主降臨のための祈りを捧げるという使命の崇高なる悲しみ)
かかりてめくる いろどりの あふれるみちの しずけさよ
このように 様々に彩りがあふれる道の 静かなこと
(このようなたくさんの歴史の上に 静かな 平和な今がある)
そうそこのなか このしまの こころころころ すめみては
そう、この中 この島の 長年の心の変遷を 見ていては
(この国の様々な歴史のなかでも この島の長き歴史を見ていて)
はしりたましき くるおしさ たためみつめた かこそなし
飛び出したくなる くるおしさ 直に目で見た あの光景はすでになし
(もうこの目で見ることもできない 遠い日の懐かしい光景を思い出す)
みえてもまだむ とうわさな しこくしなんの
見えるところはまだ浅い 遠浅の 四国の南の
(目に見える浅い日に、四国の南の)
ながはまに きておりたける とうとおや
長い白浜に 来て降りなさった 主なる神
(浜辺に降臨された尊い親神・国常立神?)
こにちこなたに さえわたる くものやえまに てらしたる
過去の昔より今に至るまで 澄み切り続ける 雲の切れ目から 照らす陽光
(過去から今まで、澄み切り続ける雲の切れ目から照らす陽光のように、救世主は幾度も降臨されてきた)
すめらみことの みくにのくもの こころならずも とうとしや
天皇の 御国の雲の 図らずも 尊さよ
(天皇の統べるこの素晴らしい国を導く神々は人々が思うよりも尊いご存在だ)
すめらみことの すめらみくにの たまにわきてむ おおみくに
天皇の 統べる御国の 中央貫く 神の国
(天皇が統べるこの素晴らしい国の中心にある神の国・高天原)
わすれてひさし かむながら そとどもおけむ かんなめの
忘れて久しい 神の道 よそ者は置けない 神嘗めの
(人々に忘れられて久しくとも、この国の古くからの神に仕える道において よそ者は入れてはならない神嘗の儀)
くぬたましきひ そとどもの
そこに入りたる よそ者の
(そこに入ってしまったよそ者たちのせいで)
ころころこころ おちまよひ
長年心は 堕ち迷い
(人々の心は長い間堕ちて迷ってしまっている) (注・神道のなかに本来入ってはならない神が混入してしまった?)
みたまもり さきわいでたる みずかなの こうしんさびて
御霊を守り 宜しく出発したる 遠き向こうへと 行く人を寂しく思うこと
(御霊を祀る身として 島の向こうへと旅立っていく人々を寂しく思いながらも送り出してきた)
しきむかた かんおりてかむ しきしおの
重なるたび 神ここに降りて 敷き潮の
(それが重なるたびに この島は神が直々に降りる場所であり)
とうとならずや とうとならずや ここのみち すきかいなる きものみち
尊いのだ 尊いのだ この海道 透き通る 要の海
(非常に尊い 重要なる海の道の場所であるということを)
さくなだりに おちたきつ ゆきのみそ しる ゆきのみそ しる
激しく落ちて 沸き返る 飛沫のみが 知っている 飛沫のみが 知っている
(誰が知らずとも 滝に落ちる水の飛沫のみは知るだろうと思ってきた)
ふえふきて かたりけむ
笛を吹いて 知らせるのだ
(しかしもう 黙っていてはならない 遠くまで聞こえる音色にして知らせなければならない)
とうとならずや とうとならずや さきわいの そだててひさし かんながら
尊いのだ 尊いのだ 瑞祥の 育てて久しい 神の道
(尊いのだと 尊いのだと この島から起こり育ててきた神の道は 国常立神?につながる瑞祥なる道なのだと)
しるべしるして ほをたてて
道標を見つけ 帆を立てて
(我らは道標を見つけた そして向かうべきところに向かって帆を立てた あとは進むだけだ)
ころころこころ すめみおや しっちかいふく そこなげに
長らく心を 皇御祖 失われたものを取り戻し 気づけば
(長らく心にあった 失われた天皇の正しき系譜を取り戻したいという思い 気づけば)
しめしてめくる おおおやのみち
神の導きに従って進む 主への道
(神の導きによって 国常立神?への道へ進む)
さきわいの めかしてたぼれ たまとふる すくなのたみの みちのいろ
幸せに してください 宝石のように輝きを変える 少名の民の 救いの道
(どうか幸福に導いてくださいと願う 宿禰(国づくりの豪族たちの末裔)の民の人生を玉のように輝かせる道へ)
Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 00:02│Comments(0)
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