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高天原:奄美大島説(転載)

2013年08月10日

以下転載です。

明治時代に、すでに奄美が高天原であると唱えていた人がいたとは!!!!!

Mさんも「似た地域が沈んだ気がする」だそうです。

もしかすると、当時の奄美は、なんらかの特別な場所だったのかもしれませんね。




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http://ameblo.jp/jyushinwajindo10/entry-11367513393.html

高天原:奄美大島説

 『古事記』『日本書紀』など、日本神話で語られる高天原も、邪馬台国論争と同様に、その地は「大和説」と「九州説」のふたつが、有力な説として考えられています。

 高天原は、時の中心勢力の祖先が住んでいた地域と考えられており、大和朝廷の源である可能性や、古代王都の要素も感じられるのです。

 今回、畏説として紹介する「高天原奄美大島説」は、明治15~明治16年頃に大槻如電(おおつき じょでん)が考えたと思われますが、起筆したのは大正5年、昭和4年成稿で、書籍として世に問うたのは諸々の事情で、本人死後の昭和8年三回忌追善供養のため、遺族等が大槻氏蔵版として、三百部製本印刷された『御肇国史』に書かれていることである。

 大槻如電は、1845年8月17日、仙台の生まれで、父は儒学者の大槻磐渓、弟は『言海』の編集で知られる大槻文彦である。早くに家督を弟に譲り、昭和6年87歳で没す。文部省の『新撰字書』の編集に従事。編著書に『新撰洋学年表』などがある。考証家、蘭学者。交友の中には勝海舟などもいる。

 『御肇国史』は、「開篇 神代南北史」、「主篇 太祖建国史」、「結篇 五朝文化史」、「附篇」の和綴じ朱表紙体裁の四冊から成っている。

 この書物は、古文体で私には難解であるため、1985年に原園光憲氏が訳編された、『考証 古代日本史』(人間の科学社)を参考にさせていただいた。ただし、この訳編は「開篇 神代南北史」と「主篇 太祖建国史」の第一章、のみとなっている。

 大槻如電は、高天原を大隅国大島郡奄美大島に比定し、数十キロ隔てた喜界島と、もともと一島であって、その中間に連なる平地こそ高天原だと語っている。

 地殻変動により、平原は全部海底に没し、山地の西にあったのが奄美大島で、平地の東に残ったのが喜界島であると。また、キカイは南洋語で洲先と意味し、地勢によくかなっているとも言っている。

 「邪馬台国は沈んだ」の高天原バージョンのような印象だ。

 他にも大槻如電は、神武東征の第一着船地について異論をとなえる。有力な豊前の宇佐ではなく、高知県の宇佐だと主張する。おのずと岡水門(福岡県遠賀郡)を高知県長岡郡(物部川海口付近)に、安芸の国(広島県安芸郡)を高知県安芸郡に、吉備、高島の宮(岡山県児島郡)を吉備ではなく、粟国の間違いだとし、徳島県阿波の蒲生田岬辺りに比定している。

 吉備が粟(阿波)の誤記は、あまりに強引すぎないだろうか。いくつかの阿波、吉備の混誤した傍証をあげてはいるが、邪馬台国の行程を南から東に読み替える手法に似ているような気がします。

 しかしながら、神武東征の経路を四国にもとめるあたりは、邪馬台国四国説に関連付ければ何か見えてくるかもしれません。

 大槻如電は、高天原奄美大島説よりも、神武東征の第一着船地は、土佐の宇佐であることの思いの方が強かったように思われる。

 歴史地理と題した雑誌が吉川弘文館から発行されることとなった折、一文をたくされた大槻如電は、土佐の宇佐についての一篇を贈ったが、勅選書にくちばしをいれるとして返された経緯がある。

 私が身近に感じるものとして、神武東征の白肩の地を、大阪府柏原市の大県法善寺辺りに比定している点だ。多くは大阪府東大阪市日下町に比定しているようで、両地間は約10Km強の距離しかないが、ピンポイントで比定していることには魅力を感じる。柏原市大県周辺には由緒ある延喜式内社が点在しているのである。

 『御肇国史』は、原園光憲氏いわく、幻の書とされていますが、根気よく探せば入手は可能だと思われます。

 私は、二十数年前に早稲田の古書街で、偶然見つけたことを思い出す。









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