今日の父との会話 社会主義と護憲路線について
2014年10月29日
とれたてホヤホヤの父との会話です。
私「父上、中村安太郎の【民族自決】は、自衛隊と矛盾しないよね?」
父「それは違うだろ」
私「どこがちがうの?」
父「そもそも【民族自決】は、他国から支配や抑圧を受けてる民族の立場からの主張だろ。信託統治されてた当時と今は違うだろ」
私「じゃあ、【民族自決】を唱えた共産主義が同時に【人民軍】を肯定してるのは?」
父「人民軍は独立運動における存在であり、国軍とはまたちがうだろ」
私「じゃ、キューバ軍もベトナム軍も否定するわけね」
父「それは・・・(困った顔)」
私「つまり、お父さんの言ってる社会主義における武力及び国軍の認識は、「社会主義国における国軍は肯定されるが、資本主義国における国軍は資本家や帝国主義者による侵略戦争の道具になりやすいから肯定できない」ということですよね?これって社会主義国における国軍だけを盲目的に信頼してませんか?」
父「そうだな・・・・」
私「そもそも国軍を否定するのなら、独立闘争における遊撃隊も否定されるべきだし、そもそもいかなる理由であろうとも武力はすべて否定されるべきでしょ。復帰運動当時の日本共産党は、武力闘争や人民軍を肯定してたでしょ(中村安太郎は日本共産党員でした)」
父「うーん。日本国憲法は、当時のGHQが、ちゃんと手順を踏んでるんだよ。ちゃんと世界の憲法学者の意見もとりいれ、日本人の憲法学者の意見もとりいれてるし、日本国民もあれを認めたんだ。あれが当時の憲法の最高だったんだよ」
私「なら、なんで戦勝国がつくった憲法が、敗戦国に「戦争放棄」を宣言させてるの?この時点でアンフェアじゃないですか?日本国民が認めたって、そもそも日本国憲法公布された当時は日本そのものが信託統治状態みたいなもんでしょ。そこでGHQが差し出した憲法に対して日本側には当時拒否権があったんですか?」
父「ないだろうな・・・・」
私「もしもそれが本当に当時の理想なら、まず造ったアメリカがその理念を遂行すべきでしょ。なんでアメリカは国軍を保持し続けてるの?日本国憲法の理念が正しければ、アメリカも国軍放棄して国連軍のみにしていいはずじゃないですか」
父「だから、悪いのは自民党なんだよ!(ややギレ)そもそもGHQの施策で日本国憲法ができたとき、当時の政党であれに反対したのは(共産)党だけだったじゃないか!党は、「国軍を認めないのは独立権の侵害だ」として日本国憲法に反対した。あれを通したのも自民党だろうが!」
私「だから、その当時の共産党の理念が、なぜいきなり護憲路線に歪んだのかが問題だと私は言ってるわけよ」
父「それが何故かは俺もわからん!とにかく、党は社会党との共同歩調をとるということで護憲路線に方針転換した後、それ以前の階級闘争における武力闘争に関するすべての文書を燃やすように通達したんだ。俺も、あとであれはとっておくべきだったと思ったが・・・・あれは惜しいことをした・・・」
私「この部分に、なんらかの違う意図が見え隠れしませんか?日本共産党における民族自決と階級闘争の理念から言って国軍の放棄・自衛権の否定は本来ありえないでしょ」
父「たしかにそれはおまえの言う通りだ」
私「本来の共産主義は、国軍を否定するものではないんです。護憲路線とは、社会主義運動に最も矛盾するものではないですか?」
父「(突然マジギレ)だから中国がきたねーんだよ!そもそも毛沢東がスターリンみたいに汚い男じゃないか!あの中国が、あいつらが、社会党に入り込んで日本の社会主義運動を腐らせたんじゃないか!そんな汚い中国に自分から近づいたのは当時の自民党と公明党だろうが!党は中国共産党と戦ったぞ!北京空港で紅衛兵に党員が半殺しにされても党は負けなかった!」
私「徳田球一さんはバカなことしたよね」
父「だから、護憲路線がアメリカと中国にとって有益なものでしかないことはわかってるんだよ。でもな・・・」
私「党は鉄の規律ですから、それが間違った方針であっても、決められたものには党員は絶対に従うべき、ですからね」
父「そう。鉄の規律でなければ、党は今頃なくなってるか、社会党のように堕落したよ」
私「だから、せめて国軍を認めていただきたいんですよ」
父「それは難しいだろうな。それをすれば護憲路線が間違いだったと喧伝するようなものだからな」
私「中国に対して、じゃあ、どうやって護るんですか。あの国の共産党のキチガイっぷりを党は知ってるでしょう。アメリカも頼っちゃダメ、自衛隊もダメ、社会主義国の国軍しか認めないって、そんな理屈でどうやってあの中国に・・・・・」
父「しらん、俺はもう寝る」
私「せめて自衛隊みとめて~お願い~~~」
父「おまえは、本当に俺と真逆だなぁ」
私「いや、私はあなたとそっくりですよ(笑)」
母「あんた達は本当によく似てるわ」
結論。
社会主義的に解釈しても護憲・平和路線は間違いではありませんか?
私「父上、中村安太郎の【民族自決】は、自衛隊と矛盾しないよね?」
父「それは違うだろ」
私「どこがちがうの?」
父「そもそも【民族自決】は、他国から支配や抑圧を受けてる民族の立場からの主張だろ。信託統治されてた当時と今は違うだろ」
私「じゃあ、【民族自決】を唱えた共産主義が同時に【人民軍】を肯定してるのは?」
父「人民軍は独立運動における存在であり、国軍とはまたちがうだろ」
私「じゃ、キューバ軍もベトナム軍も否定するわけね」
父「それは・・・(困った顔)」
私「つまり、お父さんの言ってる社会主義における武力及び国軍の認識は、「社会主義国における国軍は肯定されるが、資本主義国における国軍は資本家や帝国主義者による侵略戦争の道具になりやすいから肯定できない」ということですよね?これって社会主義国における国軍だけを盲目的に信頼してませんか?」
父「そうだな・・・・」
私「そもそも国軍を否定するのなら、独立闘争における遊撃隊も否定されるべきだし、そもそもいかなる理由であろうとも武力はすべて否定されるべきでしょ。復帰運動当時の日本共産党は、武力闘争や人民軍を肯定してたでしょ(中村安太郎は日本共産党員でした)」
父「うーん。日本国憲法は、当時のGHQが、ちゃんと手順を踏んでるんだよ。ちゃんと世界の憲法学者の意見もとりいれ、日本人の憲法学者の意見もとりいれてるし、日本国民もあれを認めたんだ。あれが当時の憲法の最高だったんだよ」
私「なら、なんで戦勝国がつくった憲法が、敗戦国に「戦争放棄」を宣言させてるの?この時点でアンフェアじゃないですか?日本国民が認めたって、そもそも日本国憲法公布された当時は日本そのものが信託統治状態みたいなもんでしょ。そこでGHQが差し出した憲法に対して日本側には当時拒否権があったんですか?」
父「ないだろうな・・・・」
私「もしもそれが本当に当時の理想なら、まず造ったアメリカがその理念を遂行すべきでしょ。なんでアメリカは国軍を保持し続けてるの?日本国憲法の理念が正しければ、アメリカも国軍放棄して国連軍のみにしていいはずじゃないですか」
父「だから、悪いのは自民党なんだよ!(ややギレ)そもそもGHQの施策で日本国憲法ができたとき、当時の政党であれに反対したのは(共産)党だけだったじゃないか!党は、「国軍を認めないのは独立権の侵害だ」として日本国憲法に反対した。あれを通したのも自民党だろうが!」
私「だから、その当時の共産党の理念が、なぜいきなり護憲路線に歪んだのかが問題だと私は言ってるわけよ」
父「それが何故かは俺もわからん!とにかく、党は社会党との共同歩調をとるということで護憲路線に方針転換した後、それ以前の階級闘争における武力闘争に関するすべての文書を燃やすように通達したんだ。俺も、あとであれはとっておくべきだったと思ったが・・・・あれは惜しいことをした・・・」
私「この部分に、なんらかの違う意図が見え隠れしませんか?日本共産党における民族自決と階級闘争の理念から言って国軍の放棄・自衛権の否定は本来ありえないでしょ」
父「たしかにそれはおまえの言う通りだ」
私「本来の共産主義は、国軍を否定するものではないんです。護憲路線とは、社会主義運動に最も矛盾するものではないですか?」
父「(突然マジギレ)だから中国がきたねーんだよ!そもそも毛沢東がスターリンみたいに汚い男じゃないか!あの中国が、あいつらが、社会党に入り込んで日本の社会主義運動を腐らせたんじゃないか!そんな汚い中国に自分から近づいたのは当時の自民党と公明党だろうが!党は中国共産党と戦ったぞ!北京空港で紅衛兵に党員が半殺しにされても党は負けなかった!」
私「徳田球一さんはバカなことしたよね」
父「だから、護憲路線がアメリカと中国にとって有益なものでしかないことはわかってるんだよ。でもな・・・」
私「党は鉄の規律ですから、それが間違った方針であっても、決められたものには党員は絶対に従うべき、ですからね」
父「そう。鉄の規律でなければ、党は今頃なくなってるか、社会党のように堕落したよ」
私「だから、せめて国軍を認めていただきたいんですよ」
父「それは難しいだろうな。それをすれば護憲路線が間違いだったと喧伝するようなものだからな」
私「中国に対して、じゃあ、どうやって護るんですか。あの国の共産党のキチガイっぷりを党は知ってるでしょう。アメリカも頼っちゃダメ、自衛隊もダメ、社会主義国の国軍しか認めないって、そんな理屈でどうやってあの中国に・・・・・」
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父「おまえは、本当に俺と真逆だなぁ」
私「いや、私はあなたとそっくりですよ(笑)」
母「あんた達は本当によく似てるわ」
結論。
社会主義的に解釈しても護憲・平和路線は間違いではありませんか?
スズメさんからのご意見 ~今回のイランからの報復攻撃について
日々ハルマゲドン
まっちゃんさんおかえりなさーい✩
日々究極秘奥義バイデンジャンプ
日々むずかしい話題は苦手なのでキラキラ前世の話だけしていたい
日々気分はシベリア超特急
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