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戦争を知らないこどもの戯言

2010年07月15日

小学四年で出会った「七歳の捕虜」という本。この本は衝撃だった。

それから「少年少女世界ノンフィクション」の本を貪るように読んだ。

今考えると伊津部小学校の図書館はなかなかヘビーだ。(笑)

「流れる星は生きている」「サイパンの乙女」「アッツ島玉砕記」「ひめゆり部隊の最期」「東京大空襲」

戦争の本をあらかた読んで、最後に私の心にのこったのは

「日本、かならずしも悪ならず」

「戦争で亡くなった方々への供養の思い」

だった。

もしも先の大戦で日本が悪いなら、それよりも悪いのは明らかにアメリカじゃない?日本以上の大虐殺をしてるじゃん。それは小学生でもわかった。日本が非難されるなら、それ以上の罵詈雑言をもってアメリカがこそまず非難されるべきなのだ。

でもアメリカを悪くいう大人はいない。そこに私は「日本を悪くしておきたい大人の事情」を知った。

あと組合の先生の「平和教育」の矛盾。平和には軍隊がいる。なのに軍隊をもちたくないという。米軍基地反対を叫び湾岸戦争批判を展開する。なのに現在進行形で近隣諸国を侵略中の中国の軍隊には「内政干渉しない」とやらで見事にダンマリを決め込んでいる。中学生の私はこれで「なんだ、組合の先生もやっぱり一方的な見方しかできないんじゃん」と思った。

日本やアメリカの侵略行為を責める組合の先生に薩摩の奄美侵略と中国軍の横暴を問うて、ちゃんと答えてくれた先生にまだ出会っていない。

私は疑問に思う。

あれだけの思いをして、たくさんの尊い犠牲の上に、今の私たちはある。

その先祖に泥をなすりつけ、批判の人差し指をさすことは私は好ましいとはとても思えない。

平和教育は大事だと思ったが、どうも赤旗の平和理論に納得できなかったのはそこだった。

「日本が悪い?なら、なんで戦争したの?なんでそれを誰も教えてくれないの?原爆おとしたり毒ガスつかったアメリカは悪くないの?盧溝橋事件はなんなの?なんで誰も歴史をちゃんと教えてくれないの?どうして?」

歴史とは犠牲と発展の積み重ねの上にある。私がなすべきは、先祖のつないでくださった歴史に感謝して、それ以上のすばらしい時代を子孫にのこしてやることではないのか。

戦争の本を読んで小学生の私は思った。


「兵隊さん、日本のために戦ってくれてありがとう。いつか靖国にいきます。」




小学生の私は右翼ですかね?

うちの父ちゃんはどっかで戦争で死んだ霊でもくっつけたのか、それとも本人が昔そうだったのか、ときどき「南方戦線で死んだ兵士」のニオイがする。その影響か天皇陛下を憎悪すらしている。

父ちゃん、いつか一緒に靖国神社にいこう。






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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 01:20│Comments(6)つぶやき
この記事へのコメント
なかなか興味深い記事なので私の考えを述べて見たいと思います。私の学生
時代は東西冷戦の真っ只中にあり日々が核戦争による地球滅亡の危機を意識
している状況で如何に世界を滅亡から救うかと言うことが大きな政治課題で
あって世界中のリベラル勢力はこの一点に集中して取り組んでいたと感じて
います。世界では“非同盟諸国首脳会議”なるものが生まれ日本でもスイス
のように永世中立国になる方がいいとか或いは非武装中立がいいとかという
議論がありました。私も“日米安保”がある限り核戦争になれば日本は確実
に攻撃を受け滅亡するので少なくとも中立の立場が良いと思っていました。
こうした世情から社会党や共産党の支持に流れた人も多く居たと思います。
しかし、旧ソ連にゴルバチョフという偉大な英雄が出現したことで事態は一変
し、世界が核戦争による滅亡の恐怖から開放されました。ここでやっと人々は
イデオロギーから開放され新しい道を歩み始めたのです。ちょうどアマミキョ
さんの年代は戦後の“新たな日本人”のさきがけと言えるでしょう。時代は
私達とは逆にナショナリズムに振れている感じはしますがこれからの未来を
選択するのはあなた方なのでしっかりと自分の頭でものを考えて答えを出す
しかありません。その時に大事なのは感情に流されないことで、出来るだけ
論理的に答えを出す方が間違いは少ないと思います。

ちなみに私は子供の頃テレビで洋画をよく見ていました。その中では、ほぼ
百パーセントアメリカの白人がヒーローでした。西部劇でも白人は正義の人
でありインディアンは凶暴な悪人です。戦争映画でもドイツ人はいつも悪人
として描かれていて無意識に自然とアメリカを応援しているのです。たしか
対日戦争を描いたものであっても無意識にアメリカ側を支持していたと記憶
のどこかにあります。文化の力は斯くも恐ろしく強い影響力を持っています。
戦後の日本にはアメリカの映画やドラマが氾濫していました。日本を徹底的
叩いたアメリカの文化を嫌悪感もなく日本人は嬉々として受け入れました。
これはどうゆうことかと言えば日本人の多くはアメリカより自分達を強制的
に徴兵し酷い状況に導いた日本の政府の方が遥かに嫌いだったのでしょう。
米軍の軍事行動や基地への反対運動も寧ろアメリカに親近感があるから安心
してやっている面もあると思います。中国やその他の国にはそれ程親近感が
無いために無関心というのが現状ではないでしょうか。中国に対して危険視
する人もいるようですが先程述べたように大量の良質な文化を送り続ければ
十三億人を親日にすることは可能ですしそれしか両国の選択肢は無いのです。
Posted by 政治ウォッチャー at 2010年07月16日 23:33
政治ウォッチャーさんの言われるように、大量の良質な文化を送り続けることにより、十三億人を親日にすることができればいいのですが。
なかなか難しいですね。
幸福の科学でも「常勝思考」という書籍を中国語に翻訳したものを、中国国内で普及しようとするなど、中国の民主化を進めるために、いろいろと活動してはいるのですが、中国では、書籍を読むだけという形であれば普及できるのですが、信仰という形態になると死刑であり、難しい面があります。
日本の人でも、イラク戦争、アフガニスタン問題以降、アメリカに対しては戦争行為に対して嫌気を感じている方が多くなっているのではないでしょうか。
私は、湾岸戦争のころ、どちらかといえば、イラクの方に正義があるのかと思っていましたが、大川隆法総裁の書籍を読むにつれ、どうも、そうともいいきれないものがあると感じるようになりました。
おとなりの国について思いをやると、中国は、共産党一党独裁の国家ですし、人民から選挙で選ばれた政権ではありません。
自分達の政権を維持していくためには領土の拡大は常に彼らの頭の中にはあるのではないかと推測しています。
日本を中国の一属国とするべく、着々と事を進めているように見えます。
中国経済は今のままで、急激な経済成長を続けることは困難との見方がありますが、それでも、毎年の軍事費の増大は脅威です。
日本の防衛を確乎としたものにするためには、それだけの費用が必要ですし、そのためには、普通は増税というのが一般論ではないかと思います。
この点、幸福実現党の政策にも一考の余地があると思います。
ソビエトの崩壊後、冷戦構造が崩れ、資本主義の優位かと思いましたが、リーマンショック以降、共産主義を懐かしむ気風が現われてきているように思います。現実には、共産主義が世界を謳歌しようとし、中国や北朝鮮との新たな冷戦構造が現われてきているというのが幸福実現党の主張です。
マスコミでは、中国の脅威、新たな冷戦構造については一切触れられません。
13億の国民を有する国家に対して、有効的な軍事的プランはあまりないようにも思えます。
アメリカは財政難ですし、いままでのように世界の警察としての役割を果たせなくなりつつあると思います。
せめてもの、抑止力としての日米同盟の堅持、日本経済の成長、そして、沈みゆくアメリカ経済をも支え、資本主義社会の優位を主張することが、これからの日本のとるべき道ではないでしょうか。
Posted by まっちゃん at 2010年07月17日 11:29
政治ウォッチャーさんとの会話のすれ違いは、
政治ウォッチャーさんが、信仰心をイデオロギーと同一視している
ことから生じていると感じます。
そのため、イデオロギーの危険性を信仰の危険性に転嫁している
のではないでしょうか。

ユダヤ・キリスト勢力(アメリカ)vsイスラム勢力(中東・アフガン)
といった現今の政情を見れば、そう感じるのもわかりますが、
信仰心とは、本来単一のイデオロギーに属するものではなく、
崇高なものに畏敬と感謝の念を持ち、自分もそれに近づいていこ
うとする、心の姿勢であると思います。

幸福の科学は、各イデオロギーの哲学的(原理的)立場を明らか
にし、いずれの立場にも正当性(一片の真理)があること理解し
ながら、それらを包括するこれから歩むべき方向性は何か、とい
うことを、信仰(ウィトゲンシュタイン曰く「語り得ぬこと」)
の軸を導入することで説いています。
(「黄金の法」という書籍をちらりとでも良いですから覗いてみて
ください)

中国が本質的に変わるためには、形だけの資本主義や文化の導入
では無理で、(イデオロギーに従属しない本来の意味の)信仰心
を回復することが根本的に必要だろうと思います。
Posted by ぽえむん好きな人の夫 at 2010年07月17日 13:13
おもしろいコメントが続いているので、俺もコメント残したくて、2回読み返したが、みなさんの言っていることの本質というか、意味がよくわからん。
知ったかぶりは恥ずかしいのでコメントできんが、政治ウォッチャーさんの意見に一票。
ついうなずきながら読んでしまった。


>大量の良質な文化を送り続ければ十三億人を親日にすることは可能。
ここだけ意義あり。現在の中国共産党の反日教育をみていると、絶対に不可能だと思う。

でも中国人の嫌いな国の2位が日本人で、好きな国の3位も日本人じゃなかったっけ。あんだけ反日教育受けてて、好きな国の3位とは驚き。
良質な文化を送り続けることは大切ですね。

まあオタク全開の漫画やアニメ、エロを通りこし異常ともいえる企画物アダルトビデオ(日本の最先端分野)が良質な日本文化かどうかはよくわかりませんがね…
Posted by 一般人 at 2010年07月17日 20:15
ぽえむん好きな人の夫さんの言っていることは、むつかしくて、私にもわかりません。
Posted by まっちゃん at 2010年07月18日 08:42
>みなさん
はははははは!(笑)
私にはみなさんおっしゃってることがバラバラで楽しいです!(笑)

すみません、誰か太平洋戦争と靖国神社につっこんでください(笑)

でもこーゆー流れ嫌いじゃありません(笑)
Posted by アマミキョアマミキョ at 2010年07月18日 19:22
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