古代中東の叡智と、古代ムーの叡智の島(もうそう)
2012年12月28日
私は奄美の聖地・湯湾岳に注目している。
湯湾岳に祀られている二つの祠。
ここに奄美が持つ秘密があるのではないだろうか。
以下、私の妄想だ。
妄想だぞ。
幸福の科学でもこんなこと言ってないんだからな。(笑)
古事記ではニニギノミコトの前に、ニギハヤヒノミコトがすでに大和の国を統治していた。
つまり、本来の大和の国の王はニギハヤヒだったわけだ。
しかしニギハヤヒは、ニニギに王位を譲り、自らは祭祀長の立場として身を引く。
これが物部家の始祖となる。
ニギハヤヒ一族が祀り、また王位と引換にしてでも守ろうとした祭祀、
これが、神道の基となる信仰であったのではないだろうか。
私はその信仰こそ、はるか古代中東の多神教と、その至高神エローヒム(エル)への信仰ではなかったかと考える。
古代中東の信仰は、聖書の元ともなり、しかし聖書の信仰は、いつしか唯一神ヤハウェにすり替えられた。
(ここの流れはどう見ても不自然だろ、本来の最高神はヤハウェじゃなくエローヒムだろとツッコミ入れたグノーシス派を教会が徹底的に粛清したわけです)
このニギハヤヒ一族とは何者であったか?
私はこれが古代中東の「エンキの民」ではなかったかと推測する。いわゆる世間一般でいう「十氏族」よりも前の話だ。
エンキの民は、エンリル信仰にゆがめられた故郷から追われ、最終的に日本にたどり着いたのではないか。
いや、それももしかすると神の導きがあったのかもしれない。
私はヤハウェが「信仰の乗っ取り」の神であると推定するがために、出エジプトにも元々のモデルとなる伝説があったのではないかと考えている。
(そうでなければ、根源の神が聖地を巡る血みどろの争いをわざわざ意図的にさせるだろうか?)
そのモデルとなった話は、アフリカから中東へ人々が移住した頃の話なのか、それとも中東から日本へと壮大なる旅をした頃の話なのか、それはわからない。
しかし、中東から日本に「神の民」が導かれ、たどりついたのは間違いないとも思う。
それはおそらく、後代になってからも続いたのだろう。それがユダヤの十氏族や秦氏の移住、百済王族の移住のなかにもはいっていると私は考えている。
「乳と蜜の流れる約束の地」は、日本であったのではないかと私は思う。
これが、古代中東からの流れ。
もう一つ、古代中東よりもある意味では古い。
一万数千年前の文明・ムー文明の話だ。
本ブログではおなじみ、子房さんやMさんのリーディングでは、古代琉球は当時のムー文明の植民地だったらしい。
(当時の日本・中国は文化的には遅れていた模様)
ムー文明末期になると、ムーのあちこちには怪しげな宗教が跋扈しはじめ、終末論がささやかれはじめる。
そのなかで、一部の宗教家たちから伝説の偉大なる王ラ・ムーの再誕を望む声が高まり、
奄美の湯湾岳を聖地とした、ラ・ムー再誕の祈りをささげる宗教がいくつかでてくる。
最終的に、ラ・ムーはムー大陸には再誕することなく、ムーは滅び、
次の文明の灯火は琉球にうつった。
琉球文明の王都があったのは現在の奄美中部?にあたる場所らしい。湯湾岳をいただく奄美南部は聖地だったらしい。商業地区は喜界島から奄美北部にあたる場所にあり、喜界島を中心とした交易は、長く続いたもよう。
では、ムー文明から琉球、そして日本に伝えられた文明とはなんだったのか?
ムー文明はピラミッドパワー(霊山信仰による霊的パワーの増幅とエネルギー転換による実用化)の文明であったといわれている。
その科学技術はアトランティスに継承された(のちに、アトランティスからエジプトに受け継がれる)が、一方で、信仰としての継承が琉球を基点にして日本と中国にひろがったのではないかと私は考えている。
その信仰とは「霊山信仰」であり「山岳信仰」。
特に盤座(いわくら)という、石をつかう信仰エネルギーの伝達・増幅・現象化パワー転換システムは、見事というほかない。
奄美には立神という岩がある。日本全国あちこちにありますけでどね。奄美はその数がハンパない。いや、奄美だからのこったというべきか。
これは当たり前にあるものだと思っていたが、どうやらこれも古代につくられた、龍神の力(自然の力を神に見立て、そのエネルギーを意志を持つ運気に変換させた存在)を引き入れるための装置でもあるらしい。
つまり、、立神もまた磐座(いわくら)だったわけだ。
では、磐座とはなんのために置かれたのか。
おそらく、それは「力を引き込むための装置」であると同時に、「力同士をつなぐための中継装置」だったのだろう。
アトランティスやムーの、ピラミッド同士のパワーを結びつける光の道、あれと同じ役割を磐座がもっていたのではないかと思われる。
山の龍脈に位置する場所におかれた磐座と海の立神(磐座)を結ぶことで、人工的な龍の道(パワーの通り道)をつくり、そこで集められたエネルギーを人々の生活の創造と繁栄の霊力に使っていたのだろう。
また、情報の伝達にも使っていたのだろうと思われる。
この方法を神道は結界として完成させた。
神道の結界論は、非常に面白い、ある部分では危険であるかもしれない秘儀も含む気がする。
磐座に宿すのは「理念」であり「力の方向性」だ。
この「理念」「力の方向性」が、「神仏の意志」であり「信仰によるイメージの方向性」ではないかと私は思う。
これを崇拝する人間が崇拝の想いを向けることにより、生きている人間の巨大な念エネルギーを投入することで、盤座の霊的装置としてのスイッチを押すわけだ。
(正確には、たくさんの人間の崇拝の念を集める「生き神」的な人間から向けられる祈りが、実質的なスイッチになると思われる。この部分において天皇や宗教的カリスマなどの「生き神」は必要不可欠な存在だと思われる)
これがムー文明から継承されたものであるならば、ムーは高度に霊的な文明だったのだとうかがえる。
この霊山信仰によるエネルギーの増幅・転換とそれを使った繁栄と結界の作法をつくりだしたのは、古代の神道(物部氏)、そして弘法大師空海。
わたしはこの二つがどうしても関係がないようには見えないのだ。
奄美の湯湾岳に、二つの祠がある。
この二つを結びつけるものが、この奄美にはあるのではないか。
私は、その秘密こそ「女神アマミキョ(アマミコ)」ではないかと思っている。
女神アマミキョは邪馬台国滅亡のおり、奄美に逃れてきた巫女達が伝説化した存在だと、子房さんは言う。
(つまり邪馬台国の聖地もまた奄美だったのだろう)
奄美という地の秘密は、「エルの信仰の継承」の秘密であると同時に、「エル(神々の理念)を護る女神の秘密」でもあるのではないだろうか?
天津神でもなく、国津神でもない竜宮の神。竜宮を統べるのは乙姫という女神たち。
太祖根源の地である竜宮(琉球)に、日本の秘密があると私は考えている。
この湯湾岳をいただく島が、
元富士の島が、
二つの秘密の鍵であると思う。
私はその秘密をときたい。
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 13:42│Comments(0)
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