今朝の夢2 ちょいコワ
2012年08月16日
そのあとしばらくしてニ度寝したら見た夢。
とってもえげつないので、怖い話が苦手な方はここで廻れ右。
たぶん、ニ度寝の直前に主人と、ある人のことについて話してたので、
その方の過去世か本質にかかわる内容かと思われる。
【鬼を封じる夢】
最初はなぜか私目線(笑)
明治期と現代が微妙にまじってるような夢。
実家の家族のために売春をはじめている。
やがてある文筆家に夢中になり、半同棲をしながら文筆家を必死で支えている。
しかし、文筆家は売れ出したあとに私を捨てる。
(ここから先は客観的視点)
作家が権威ある賞をとり、出版社の人間がお祝いのために数人、作家の家にかけつける。
しかし家に明かりはなく、嗅いだことのない、とても生臭いニオイが室内に充満している。
すさまじい圧迫感がして、その場でたえきれず嘔吐する者もいる。
暗さに眼が慣れてくると、暗がりのなかに作家の遺体。その奥に、ひどい状態で亡くなっているもう一人の男の遺体。
おそらく、作家が女中と別れたあとにいれこんでいた男の愛人だと思われる。
奥から突然発狂した状態の女中が飛び出してくる。一人の喉笛に噛みつき、その場で一人は死亡。
数人がかりでとりおさえようとするも、女中は素早く屋根にかけのぼり、そのまま墜落して自死。
その後、そこは怨霊屋敷となり果て、近隣にまで霊の障りが及ぶこと甚だし。
ついに近くに住む娘に怨霊が取り憑き災いをおこすに至り、町の役人がある寺の僧を招く。
僧はここでの除霊は危険と判断し、憑依された娘を寺に連れていく。寺には婿養子である僧の家族、内弟子数人がいる。
僧により、必死の除霊が続けられる。除霊の儀式がいよいよはげしくなり、
僧が用事で席をはずしている間に、内弟子の一人が禁を破り、興味本位でなかをのぞいてしまう。
僧はそのまま用事で町に出て、夜に戻ると、
寺に人の声が無い。
嫌な予感がして、裏戸から入ると、
中は血の海となっていた。
廊下のあちこちに家族の遺体が横たわる。そのなかには憑依されていた娘もいる。
除霊につかっていた部屋に、興味本位でのぞいてしまった内弟子が立っている。
怨霊がのりうつったのだろう。すでに正気の眼ではない。
僧はその様子を見て、内弟子が禁を破りのぞいてしまい、乗っ取られてしまったと知る。
覗いてしまったそのときに、除霊によって怒りをたかぶらせたもっとも危険な状態の怨霊と眼を合わせてしまい、魂をとられたのだろう。
除霊は不可能と判断し、祓いにつかっていた日本刀で首を思いきり切り落とす。
しかし首は僧の腕のなかでニヤリと笑みを浮かべ、なおも暴れようとする。
すると眼の前にいつのまにか見慣れぬ装束をつけた女人が二人立っている。
いや、浮いている。
中国の山岳民族のような、不思議な極彩色の装束を見につけた二人の女人は、不思議に神々しく、おそらくは神格を持つ存在なのだろう。
左側の女人が顔の前にまで垂れている布とガラス玉の組み合わさった髪飾りを、二枚ちぎって女の生首に投げる。
すると髪飾りは一枚は女の目をふさぎ、もう一枚は女の耳をふさいだ。その布には不思議な呪力があるらしく、さきほどまで高笑いをあげていた女の口も貝のように閉じてあけられなくなった。
「女の首をここから東にある海の黒い渦に投げ入れなさい・・・」
髪飾りをつけていない、右側の女人が語る。しかし、邪気がひたすらに不快なのか、苦しそうにしている。
左側の、髪飾りで怨霊の目と耳を封じた方の女人は平然としている。
「その霊は地上では封じることはできません・・・あの海に・・・海のそこに・・・」
そこまで語ると、右側の女人はついに顔が形をなくし、目も鼻も口もなくなって縫い目のような横線が数筋はしった異様な顔になった。
(不快感のきわみの表現か?)
僧は首を法衣にくるみ、小脇に抱えたまま数日かけて東の海の黒渦までたどりつき、そこに女の首を投げ入れる。
ボロボロの姿のまま、出てから何日たっただろう、寺に戻ると、生き残っていた内弟子の女性が
「お師様、おかえりなさいませ・・・よくぞご無事で・・・・」
と泣きながら出迎えてくれた。
あの夜、異様な空気に気づいた内弟子は、すぐに寺を飛び出したため無事だったという。
遺体は片付けられている。数日の間に、内弟子が整理したのだろう。警察にも説明をしてくれているらしく、警察がくることはなかった。
ただ、あちこちに血の跡が黒いしみになってのこり、また生臭いニオイは柱にこびりつき、それが家族がいなくなった理由を告げていた。
その家族の血がしみこんだ床板を踏み、少しも表情を変えないまま、僧は庭にでる。
「さきほど先代が出てきた。あの怨霊は大きなヤシの実を割ってそのなかに固く封じ、渦に投じねばならなかったらしい。今さら、どうしたらいいか・・・・」
すると、僧の目に、広い庭の隅に打ち捨てられていたいくつかの古い味噌壺が目に入った。
「おお、あれを使おう。あれを焼いて割り、あちらの先代に届けるのだ。先代に封じてもらおう」
すぐに内弟子が火をおこした。なるべくキレイな壺と蓋を探し出し、火に投げ込んだ。
「奥さまやお子様のおからだは、裏の山に・・・・」
「そうか。世話をかけたな」
「お師様は、あんなことがあったのに、まったく動じておられません。どうして恐ろしくないのですか」
「どうしてだろうな。ちっとも怖くないよ」
祈りをあげながら壺をたたき割る。火は高く夜空を焼いた。
いくつかの年月がたち、現在、寺は観光客でにぎわっている。
あれから僧はそれまで飾り気のまったくなかった寺の広い敷地に手を入れ、長い期間をかけて、浄土を想像できるような美しい、それでいて少し面白味のある庭園をつくりあげた。
庭園のあちこちに置いてある仏像が、ご利益になると、人々の口にのぼり、いつしか町の観光地となった。
巡礼に訪れる者、ご利益を求めて訪れる者、見物に訪れる者、庭園はにぎやかだった。庭園の外には屋台が並んでいる。
すこしだけ年を重ねた内弟子が、僧に尋ねる。僧は今も若々しい。
「あのようなことがあったとは思えないですね」
僧は穏やかな表情で目を細めて、人々を少し離れたところから見つめている。
「あのようなことがあったからこそ、この軽薄に思えるかもしれない人々のにぎやかさが大切なことがわかるのだよ」
「そうですね・・・・」
「どんな形であれ、宗教にふれることは大切なことだ。それがその者の神仏との縁になり絆になる。そして、その絆がその者の魂を護る。にぎやかさは、悲しみを薄めてくれる。宗教は楽しむのが良い」
「はい」
僧は庭園に出た。
どこか、遠くの町から巡礼にきたらしい高僧が、ある石塔を見て、膝を折って号泣していた。
見物人たちはそれを不思議な目で見ながら通り過ぎていく。
ここで目が覚めました。
怨霊のシーンが超こわかったです(笑)
とってもえげつないので、怖い話が苦手な方はここで廻れ右。
たぶん、ニ度寝の直前に主人と、ある人のことについて話してたので、
その方の過去世か本質にかかわる内容かと思われる。
【鬼を封じる夢】
最初はなぜか私目線(笑)
明治期と現代が微妙にまじってるような夢。
実家の家族のために売春をはじめている。
やがてある文筆家に夢中になり、半同棲をしながら文筆家を必死で支えている。
しかし、文筆家は売れ出したあとに私を捨てる。
(ここから先は客観的視点)
作家が権威ある賞をとり、出版社の人間がお祝いのために数人、作家の家にかけつける。
しかし家に明かりはなく、嗅いだことのない、とても生臭いニオイが室内に充満している。
すさまじい圧迫感がして、その場でたえきれず嘔吐する者もいる。
暗さに眼が慣れてくると、暗がりのなかに作家の遺体。その奥に、ひどい状態で亡くなっているもう一人の男の遺体。
おそらく、作家が女中と別れたあとにいれこんでいた男の愛人だと思われる。
奥から突然発狂した状態の女中が飛び出してくる。一人の喉笛に噛みつき、その場で一人は死亡。
数人がかりでとりおさえようとするも、女中は素早く屋根にかけのぼり、そのまま墜落して自死。
その後、そこは怨霊屋敷となり果て、近隣にまで霊の障りが及ぶこと甚だし。
ついに近くに住む娘に怨霊が取り憑き災いをおこすに至り、町の役人がある寺の僧を招く。
僧はここでの除霊は危険と判断し、憑依された娘を寺に連れていく。寺には婿養子である僧の家族、内弟子数人がいる。
僧により、必死の除霊が続けられる。除霊の儀式がいよいよはげしくなり、
僧が用事で席をはずしている間に、内弟子の一人が禁を破り、興味本位でなかをのぞいてしまう。
僧はそのまま用事で町に出て、夜に戻ると、
寺に人の声が無い。
嫌な予感がして、裏戸から入ると、
中は血の海となっていた。
廊下のあちこちに家族の遺体が横たわる。そのなかには憑依されていた娘もいる。
除霊につかっていた部屋に、興味本位でのぞいてしまった内弟子が立っている。
怨霊がのりうつったのだろう。すでに正気の眼ではない。
僧はその様子を見て、内弟子が禁を破りのぞいてしまい、乗っ取られてしまったと知る。
覗いてしまったそのときに、除霊によって怒りをたかぶらせたもっとも危険な状態の怨霊と眼を合わせてしまい、魂をとられたのだろう。
除霊は不可能と判断し、祓いにつかっていた日本刀で首を思いきり切り落とす。
しかし首は僧の腕のなかでニヤリと笑みを浮かべ、なおも暴れようとする。
すると眼の前にいつのまにか見慣れぬ装束をつけた女人が二人立っている。
いや、浮いている。
中国の山岳民族のような、不思議な極彩色の装束を見につけた二人の女人は、不思議に神々しく、おそらくは神格を持つ存在なのだろう。
左側の女人が顔の前にまで垂れている布とガラス玉の組み合わさった髪飾りを、二枚ちぎって女の生首に投げる。
すると髪飾りは一枚は女の目をふさぎ、もう一枚は女の耳をふさいだ。その布には不思議な呪力があるらしく、さきほどまで高笑いをあげていた女の口も貝のように閉じてあけられなくなった。
「女の首をここから東にある海の黒い渦に投げ入れなさい・・・」
髪飾りをつけていない、右側の女人が語る。しかし、邪気がひたすらに不快なのか、苦しそうにしている。
左側の、髪飾りで怨霊の目と耳を封じた方の女人は平然としている。
「その霊は地上では封じることはできません・・・あの海に・・・海のそこに・・・」
そこまで語ると、右側の女人はついに顔が形をなくし、目も鼻も口もなくなって縫い目のような横線が数筋はしった異様な顔になった。
(不快感のきわみの表現か?)
僧は首を法衣にくるみ、小脇に抱えたまま数日かけて東の海の黒渦までたどりつき、そこに女の首を投げ入れる。
ボロボロの姿のまま、出てから何日たっただろう、寺に戻ると、生き残っていた内弟子の女性が
「お師様、おかえりなさいませ・・・よくぞご無事で・・・・」
と泣きながら出迎えてくれた。
あの夜、異様な空気に気づいた内弟子は、すぐに寺を飛び出したため無事だったという。
遺体は片付けられている。数日の間に、内弟子が整理したのだろう。警察にも説明をしてくれているらしく、警察がくることはなかった。
ただ、あちこちに血の跡が黒いしみになってのこり、また生臭いニオイは柱にこびりつき、それが家族がいなくなった理由を告げていた。
その家族の血がしみこんだ床板を踏み、少しも表情を変えないまま、僧は庭にでる。
「さきほど先代が出てきた。あの怨霊は大きなヤシの実を割ってそのなかに固く封じ、渦に投じねばならなかったらしい。今さら、どうしたらいいか・・・・」
すると、僧の目に、広い庭の隅に打ち捨てられていたいくつかの古い味噌壺が目に入った。
「おお、あれを使おう。あれを焼いて割り、あちらの先代に届けるのだ。先代に封じてもらおう」
すぐに内弟子が火をおこした。なるべくキレイな壺と蓋を探し出し、火に投げ込んだ。
「奥さまやお子様のおからだは、裏の山に・・・・」
「そうか。世話をかけたな」
「お師様は、あんなことがあったのに、まったく動じておられません。どうして恐ろしくないのですか」
「どうしてだろうな。ちっとも怖くないよ」
祈りをあげながら壺をたたき割る。火は高く夜空を焼いた。
いくつかの年月がたち、現在、寺は観光客でにぎわっている。
あれから僧はそれまで飾り気のまったくなかった寺の広い敷地に手を入れ、長い期間をかけて、浄土を想像できるような美しい、それでいて少し面白味のある庭園をつくりあげた。
庭園のあちこちに置いてある仏像が、ご利益になると、人々の口にのぼり、いつしか町の観光地となった。
巡礼に訪れる者、ご利益を求めて訪れる者、見物に訪れる者、庭園はにぎやかだった。庭園の外には屋台が並んでいる。
すこしだけ年を重ねた内弟子が、僧に尋ねる。僧は今も若々しい。
「あのようなことがあったとは思えないですね」
僧は穏やかな表情で目を細めて、人々を少し離れたところから見つめている。
「あのようなことがあったからこそ、この軽薄に思えるかもしれない人々のにぎやかさが大切なことがわかるのだよ」
「そうですね・・・・」
「どんな形であれ、宗教にふれることは大切なことだ。それがその者の神仏との縁になり絆になる。そして、その絆がその者の魂を護る。にぎやかさは、悲しみを薄めてくれる。宗教は楽しむのが良い」
「はい」
僧は庭園に出た。
どこか、遠くの町から巡礼にきたらしい高僧が、ある石塔を見て、膝を折って号泣していた。
見物人たちはそれを不思議な目で見ながら通り過ぎていく。
ここで目が覚めました。
怨霊のシーンが超こわかったです(笑)
スズメさんからのご意見 ~今回のイランからの報復攻撃について
日々ハルマゲドン
まっちゃんさんおかえりなさーい✩
日々究極秘奥義バイデンジャンプ
日々むずかしい話題は苦手なのでキラキラ前世の話だけしていたい
日々気分はシベリア超特急
日々ハルマゲドン
まっちゃんさんおかえりなさーい✩
日々究極秘奥義バイデンジャンプ
日々むずかしい話題は苦手なのでキラキラ前世の話だけしていたい
日々気分はシベリア超特急
この記事へのコメント
すごく生々しい夢だったのが伝わってくる~(*_*)
Posted by 釣り嫁 at 2012年08月16日 18:23
なんか、アマミキョさんの夢って・・・゚Д゚;
Posted by ぶどうぐみ at 2012年08月17日 08:04
夢を、これほどにまで、
しっかり覚えている
あなたのほうが怖い(笑)
しっかり覚えている
あなたのほうが怖い(笑)
Posted by おいちゃん at 2012年08月17日 17:25
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。