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女神信仰と女性の霊力についての雑考

2011年10月04日

これはまだ自分のなかでもうちょいかたまってない内容なのでメモとして。




隊長に「キミは俺に縁があるんじゃない、本当は白菊ねぇさんに縁があるんだろうな」と言われた。

私「え?どうしてそう思われるんですか?」

隊長「キミのキーワードは『女神』だからだよ。キミのハンネもそう。奄美が神道と琉球神道の発祥の地と考えているんだろ?」

私「はぁ。そうですが、でもだからといって・・・」

隊長「白菊ねぇさんも祓いの神だからな。女神に当たるわけだ。俺はキミに言っただろ?卑弥呼というキーワードを」

私「ええ。卑弥呼と奄美はつながってるとおっしゃってましたよね」

隊長「そう。キミは女神信仰のルーツを探ろうとしてるんだよ。たとえ自分に自覚はなくてもな」

そういわれれば、中学2年生のときに『奄美独立革命論』を読んで、頭にふってきた最初のインスピレーションは“姉妹神信仰”だった。

男性を護る女性の霊力の優位性。女性的精神による霊的価値観による秩序の形成。それが古代奄美の精神そのものだと私は思いこんだ。いや、今でも信じている。

隊長とのご縁がどこにあるのかは私は知らないが、隊長ご本人が「自分のルーツは宇佐(卑弥呼系)だよ」と言っていたのが事実なら、白菊姫様を守護神とされているご縁といい、やはり隊長も女神信仰にかかわる方だったのだろう。

陰陽道のルーツは呪禁道であり、呪禁道のルーツは鬼道にさかのぼる。鬼道(おそらくは霊降ろし)によって異次元と通じ、神々の言葉によって国を治めた卑弥呼。この「剣を使わずに聖なる言霊(霊言)によって国を治める力」が、本来の日本の女性の力だったのだ。

神道の祓いの神々はほとんどが女神だ。これは、古代日本では女性の霊力・呪力が卑弥呼のみならず数多くの部族で重要視され、女性神官が神として崇められるまでに重用されていたことを物語っているとみて良いと思う。

女性神官のイメージングの力、霊的な意志存在を呼び込み、受け入れる力、イメージを現象化させる力・霊となったあとの影響力は、結果として後代に神として崇められるほどのものだったのだろう。

なぜ女神信仰は封じられたのか。

なぜ卑弥呼の存在はこの国の歴史からけずりとられたのか。

女神を護り、女性を護るために、男達は力を高めた。男の支配する世界と女性の司る世界は明らかに線引きされ、男達はそれを尊重し護った。

その秩序はいつから壊されたのか。

この日本から霊的秩序を奪ったのは誰か。

私は、この国に女神の世界の価値観を取り戻したいのだろうか。

はるか彼方の世界の記憶を。

それが古代奄美か古代高千穂か古代のベガかはわからない。

私は女神側ではなく、厳密にいえば女神を奉った側だったのだろう。


大いなる天の父の元で、

この国を本来あった姿に戻したいという願いが、

どこからともなく私を突き動かしている。

姉妹(ウナリ)神信仰と女神の元での大調和の世界が、奄美の精神であったのだと信じている。

女性達よ、あなた達の言霊の力を信じよ。

女性達よ、あなたたちの言葉は実現する霊力を宿すのだ。

この国のために祈れ。この国を太陽の如き慈悲の言葉で満たせ。


そんな声が、どこからともなく聞こえる気がする。






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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 18:23│Comments(2)つぶやき
この記事へのコメント
こんばんは 月末から本日まで故郷に帰省していました。

このお話、ちょっとうらやましいです。

隊長さんではない、女神様のご縁というのが、
とても素敵に思えました。

姉妹信仰、私も少し存じておりますが、とても神秘的です。
Posted by iio at 2011年10月06日 23:18
 卑弥呼は蘭さんだったけ?
 まぁ、女性と男性は、関係ないと思いますね。霊力は。女性の方が確かに受け身的な霊力があると思いますが、真に問題にしなければいけないのは、魂や霊そのものだと思いますね。霊の性格が、優美さであったり、勇気であったりするかで、男性か女性に分かれると思いますし、あと、今生での役割ですね。女か男かに縛られない方が良いかと思いますね。 主は常に男として生まれていますしね。
 卑弥呼も最近の転生だけとらえると女性ですけど、分かりませんよ。その前は、1億年前は、猿の惑星(ケンタ)でずっと男で、逃走する際、女転しただけかも知れませんよ。
 また、ロマンの問題ですかね。
 でも、隊長さんはすごいですね。誰、何ですかね。HSとは違うと書いてありましたが。すぐ支部長ぐらいにはなれるんじゃないですか。法力もありそうですし。
Posted by コウ at 2011年10月10日 00:09
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