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「大きな政府」と「小さな政府」

2011年07月23日

松山徹哉の「最強の日本再建!」 「大きな政府」と「小さな政府」


「大きな政府」がいいか、「小さな政府」がいいかは、議論の分かれるとことである。「大きな政府」とは、社会保障や教育、医療などをタダにする方向に向かう政府であり、その分、税金は非常に高くなる。北欧などの福祉国家は、まさにその代表である。今の民主党政権も「大きな政府」を目指している。「小さな政府」は、国防と治安が主な仕事で、税金は極力安くし、民間の力を最大限に伸ばしていく。
政府というのは、常に肥大化する傾向がある。国民の不満を受け、その解消に向かう立場であるため、自然と大きくなりやすい。選挙で票を獲得するには、どうしても「ばらまき型」「補助金型」になり、大きな政府ができあがっていく。
しかし、「大きな政府」というのは、言葉を換えれば、「社会主義政府」ということでもある。それは、すべてに関して、国が丸抱えで物事を判断し、面倒を見るという世界である。一見、親切で、善いことのようにも思えるが、民間の力が必ず衰えていく。そして、怠け者が大量に出現する。努力しなくても、国から援助や補助金が出るため、真面目に働かなくても構わない。これは、自分の体の中に、麻薬や麻酔を打ち続けているのと同じである。最初は心地よく感じられるが、確実に体はむしばまれていく。そして、国の恩恵にあずかれない者は不満が拡大していく。
また、「大きな政府」になると、必ず国民の自由を統制するようになる。東電の隠蔽体質、官僚体質が問題となっているが、電力会社はどこも地域独占であるため、ほとんど国営と変わらない。競争の自由がないものは必ず堕落していく。かつて、国鉄が巨額の借金をつくり民営化された。国鉄時代は、度重なるスト、サービスの悪さで、国民からも批判が集中していた。しかし、民営化され、今はストもなく、サービスも劇的によくなった。駅のトイレも非常にきれいになった。
「大きな政府」とは、たとえて言えば、口うるさい両親による教育のようなものである。子供の行動にいちいち干渉し、面倒を見、過保護に育てる。その結果、自立心のない、依存心の強い子供が育つ。「小さな政府」は、子供の自立心を養うために、時に厳しく接し、甘やかさない。しかし、いざという時には、しっかりと子供の面倒を見、子供を守る。「小さな政府」を支えるのは「勤勉の精神」である。かつては、どの学校にも二宮尊徳の像があったが、今はあまり見かけなくなった。
二宮尊徳こそ「勤勉の精神」の代表のような方である。「勤勉の精神」こそが、人間を成長させ、国を富ませるのだ。
「大きな政府」の代表である社会主義国家が、どこも貧しく、その大半が崩壊していった事実は、「小さい政府」を目指すべきであることを証明していると言えるのではないか。


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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 08:50│Comments(0)幸福実現党
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