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憑依を自覚するには

2015年11月12日


とあるところからご依頼をいただいて、これを書いています。

ご依頼の内容は

「憑依を自覚するにはどうしたらいいか」

というものでした。

以下はあくまで私自身の体験や私見ですけれども、

私の場合、自分自身で「憑依されている」と見抜くには、相当の訓練が必要でした。

その訓練とは、霊能力を磨く(笑)とか、そういったものではございません。



うちの師匠が仏道修行の見本のような方でしたので、

師匠との対話によって、

つねに仏法真理の観点から、私自身の自己保身をあぶりだされていました。

これはすごく辛かったです。

でもそのおかげで、自分のすり替えや誤魔化し・自己保身を自覚することができました。

この時に師匠から学ばせていただいた対話法のおかげで、

「本当の憑依現象は、自分の心の弱さや言い分の綻びの部分にオバケが一体化して隠れている」

というのが分かりました。




私にとって非常に重要だったのは、

「諫言してくださる貴人」

の存在でした。

師匠から忌憚のない意見をいただき、自分の主張にある矛盾や綻びを指摘されて、

はじめて、「自分はおかしかったのだ!」ということに気付くことができました。

この時に重要なのが、

『謙虚な気持ちで諫言を受け止める』

という姿勢です。

心のなかでどのような反発心が起きようとも、

相手を信じて受け入れる心。

それが、私にとって憑依を見破る分かれ道でした。




私の経験ですけれども、憑依とは、

「客観的に見れない自分」
「自己保身を自覚していない状態」

そのものでもあるようにも思います。

ですから、私なりに憑依チェック法として、以下のものが考えられます。

①徹底的に諫言してくれる、尊敬できる友達・知人がどれだけいるか
②自分の性格や傾向性をどれだけ理解・把握できているか

上記2つのどれもが「自分にはない」という時は、ものすごく危険な状況だと私自身感じております。


ですから、私の経験ですけれども、

自分自身が正しいと思っているとき、

自分は間違っていないと頑なになっているとき、

たとえ自分に悪い部分があったとしても、相手の方がもっと悪いと開き直っているとき、

悪いことをしたけれども、意固地になって謝れないとき、

自己保身からウソをつくとき、

小さな問題について見て見ぬふりをしようとするとき、

自分にとって都合の悪い情報を無視しようとするとき、

忌憚なく諫言をくださる貴人が自分の周りにはいないとき、



その時に、自分は憑依されていると思って間違いないと思います。

その時の自分を疑ってください。

そして、自分の良心と対話してみてください。

良心との対話が、

かつて中学生だった私が重度の憑依から脱出できたきっかけでした。

自分の良心は守護霊様やご先祖様とつながっています。

ネガティブな自分、誇大妄想の自分は悪霊と通じています。

(自分を偉く見せたい誇大妄想は、激しい劣等感の裏返しです。
劣等感はいわずとしれたネガティブ感情)

ネガティブな自分と対話するのではなく、

良心の自分との対話を。



これが、私の経験に基づく「憑依の見抜き方」です。








  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 08:31Comments(0)アマミちゃんの不思議体験