千葉さんご寄稿「天照大神について2」
2013年05月30日
アマミさん、おはようございます。
昨日の投稿文はお仕事休憩中に、思うまままに書かせていただきました。
今朝、起きましたら、思いうかぶ言葉がありましたので、忘れない内に記載します。
「この国の統治を天照に委ねる」
「この国の宗主権を天照に与える」
「天照の子孫が繁栄し、その血統が脈々と受け継がれ、この秋津洲をおさめ、八百万の神々がそれを護り続ける」
「高天原の神々はそれを承認する」
なんだろうと思い考えていましたら、おそらく天照大神が天の岩戸で受けたところの神示のようなものではないかと思いました。
神話の世界の高千穂国は、宮崎地方を中心とした国家と言われています。
しかし、秋津洲と言われた日本は統一された国家ではなく、複数の有力国が群雄割拠していた時代だと思われるのです。
民族の違いは宗教の違いと良く言われます。古代日本でもそれは言えたのではないでしょうか?
私が、個人的に感じるところ、神話の世界での九州古代最強国は、高千穂国ではなく、熊本一体を支配していたクマソ族と、鹿児島一体を支配していた隼人族のように感じます。
クマソ族も、隼人族も独自の民族宗教をたてており、九州地方においての覇権を争っていたように思うのです。
宮崎地方の高千穂国は、もとはクマソ族の宗派から分かれた分派国の一豪族国家から出発した国家のように感じます。
幸福の科学の経典「黄金の法」によりますと、
はじめに天御中主神が現れ祭政一致の徳治政をはじめ、
有徳の高御産巣日に禅譲し、
霊言能力に優れた神産巣日神が三代目をつぎ、
その流れで五代目の女王にあたるのが天照大神とされています。
高千穂国自体は、山あいの渓谷であり、大きな基盤をなに一つもたない小さな豪族国家にすぎません。
その中で、おそらくは、天御中主神にあたる方と高御産巣日にあたる方が、合従連衡を繰り返し、
国東半島から宮崎南部にあたる地域をまとめあげ、薩摩隼人国との友好関係を築き、
南九州一体をその感化力でまとめあげる徳治政を実現していったのではないでしょうか?
宮崎地方は農業を中心とした地域で、三代目を継いだ神産巣日神のお仕事としては、
天御中主神と高御産巣日神がまとめあげた地域での、農業の発展・漁業の発展、そして、隼人国やクマソ国との友好関係・外交関係の発展がお仕事としてあったように思うのです。
三代目が終わった後、九州地域で、新たなる覇権争いが活発化してきます。
もともとの高千穂は小国に過ぎず、天御中主神の徳力でまとまっていました。
三代目の時代までは、天御中主神の徳治政の影響で南九州一体がまとまっていたのですが、三代目の時代が終わると、高千穂国の基盤が弱くなり、クマソ・隼人地域の力が強くなりました。
その中で、高千穂の神々から神託として五代目女王として指名されたのが、イザナギ・イザナミの娘の天照のように思います。
天照の出自は、純粋な高千穂国ではないのですが、イザナギ・イザナミの名声はかなり響いていた時であり、その娘として指名を受けたように思うのです。
天照は純粋な高千穂国出身ではありません。
ですので、高千穂の女王を継いだ後も、なかなか人心を掌握できず、苦労をされたのではないでしょうか?
高千穂国中枢に一緒に招き入れた須佐之男命は、天照とは正反対に戦争が大好きな男で。軍隊を整備し、各地に争いの兆しがあると、すぐさまに軍隊を動かし鎮圧に動いていました。
高千穂国は天御中主神よりの伝統で、徳治政を重んじていました。その中での須佐之男の行動は物議をかもし、姉にあたる高千穂国女王の天照が配下や臣民より、きつく責められる事になるのです。
その事を理由に天照大神は、高千穂の神々に祈りを捧げるために天岩戸へおこもりされます。
高千穂国の女王を降りる覚悟もあったのでしょう。
やがて、何十日ものおこもり期間を過ぎた後に、天照が岩戸を出た時に見た光景は、高千穂国の幹部はみな天照大神に従いますという光景でした。
ここで、天照大神ははじめて高千穂国の女王としての自覚を持ち、この国に対して責任を持とうと思われたに違いありません。
天岩戸で、高千穂の神々、メインは造化三神ではあると思いますが、交流した事は、その後の天照大神の神性の向上に強く影響をもたらしたと思います。
この国の統治を天照にまかせる、天照大神の子孫が繁栄し、この秋津洲をおさめる事、高千穂国の神々の強い強い願いだったのでしょう。
やがて、天照の子孫は天皇家のルーツになり、現代まで続く天皇家に連なっています。
須佐之男は高千穂国を追放された事にはなっているのですが、出雲地域の平定という大きな仕事をしています。
出雲地域は独自に朝鮮半島を通じ、大陸と交流を持っていました。大陸との繋がりが強く、出雲地域を拠点に日本が大陸の支配下にされる可能性があったのです。
先に大陸より日本が支配下にされた場合は、秋津洲の統一はかなわなくなります。
そういう意味での須佐之男としては、日本を護る仕事をされたのではないでしょうか?
結果として、高千穂の神、そして八百万の神々の力により日本国土は統一へと向かいます。
民族の違いは宗教の違いと申しました。日本国土が統一されるにあたり、天照が天の岩戸で高千穂の神々に祈る政治的スタイルが継承されて行きました。
天皇は、神々の意向を受け、国民をおさめるという形です。
天皇は古来よりの日本神道最高神官です。これは、天照以来の祭政一致の姿を護り続けているからでしょう。
政治の根源にあるものは、神々の意思を受け止め、その偽りのない心で国民をまもりおさめる事ではないでしょうか?
高千穂国に思う事で、記載してみました。日本神道のルーツに思う事。そして、これから継承しなければいけない事。
私も、考えてゆきたいと思います。
(注・千葉さんは明日延岡支部精舎説法を拝聴されます。このご寄稿をいただいたのは、延岡支部精舎説法当日朝です)
昨日の投稿文はお仕事休憩中に、思うまままに書かせていただきました。
今朝、起きましたら、思いうかぶ言葉がありましたので、忘れない内に記載します。
「この国の統治を天照に委ねる」
「この国の宗主権を天照に与える」
「天照の子孫が繁栄し、その血統が脈々と受け継がれ、この秋津洲をおさめ、八百万の神々がそれを護り続ける」
「高天原の神々はそれを承認する」
なんだろうと思い考えていましたら、おそらく天照大神が天の岩戸で受けたところの神示のようなものではないかと思いました。
神話の世界の高千穂国は、宮崎地方を中心とした国家と言われています。
しかし、秋津洲と言われた日本は統一された国家ではなく、複数の有力国が群雄割拠していた時代だと思われるのです。
民族の違いは宗教の違いと良く言われます。古代日本でもそれは言えたのではないでしょうか?
私が、個人的に感じるところ、神話の世界での九州古代最強国は、高千穂国ではなく、熊本一体を支配していたクマソ族と、鹿児島一体を支配していた隼人族のように感じます。
クマソ族も、隼人族も独自の民族宗教をたてており、九州地方においての覇権を争っていたように思うのです。
宮崎地方の高千穂国は、もとはクマソ族の宗派から分かれた分派国の一豪族国家から出発した国家のように感じます。
幸福の科学の経典「黄金の法」によりますと、
はじめに天御中主神が現れ祭政一致の徳治政をはじめ、
有徳の高御産巣日に禅譲し、
霊言能力に優れた神産巣日神が三代目をつぎ、
その流れで五代目の女王にあたるのが天照大神とされています。
高千穂国自体は、山あいの渓谷であり、大きな基盤をなに一つもたない小さな豪族国家にすぎません。
その中で、おそらくは、天御中主神にあたる方と高御産巣日にあたる方が、合従連衡を繰り返し、
国東半島から宮崎南部にあたる地域をまとめあげ、薩摩隼人国との友好関係を築き、
南九州一体をその感化力でまとめあげる徳治政を実現していったのではないでしょうか?
宮崎地方は農業を中心とした地域で、三代目を継いだ神産巣日神のお仕事としては、
天御中主神と高御産巣日神がまとめあげた地域での、農業の発展・漁業の発展、そして、隼人国やクマソ国との友好関係・外交関係の発展がお仕事としてあったように思うのです。
三代目が終わった後、九州地域で、新たなる覇権争いが活発化してきます。
もともとの高千穂は小国に過ぎず、天御中主神の徳力でまとまっていました。
三代目の時代までは、天御中主神の徳治政の影響で南九州一体がまとまっていたのですが、三代目の時代が終わると、高千穂国の基盤が弱くなり、クマソ・隼人地域の力が強くなりました。
その中で、高千穂の神々から神託として五代目女王として指名されたのが、イザナギ・イザナミの娘の天照のように思います。
天照の出自は、純粋な高千穂国ではないのですが、イザナギ・イザナミの名声はかなり響いていた時であり、その娘として指名を受けたように思うのです。
天照は純粋な高千穂国出身ではありません。
ですので、高千穂の女王を継いだ後も、なかなか人心を掌握できず、苦労をされたのではないでしょうか?
高千穂国中枢に一緒に招き入れた須佐之男命は、天照とは正反対に戦争が大好きな男で。軍隊を整備し、各地に争いの兆しがあると、すぐさまに軍隊を動かし鎮圧に動いていました。
高千穂国は天御中主神よりの伝統で、徳治政を重んじていました。その中での須佐之男の行動は物議をかもし、姉にあたる高千穂国女王の天照が配下や臣民より、きつく責められる事になるのです。
その事を理由に天照大神は、高千穂の神々に祈りを捧げるために天岩戸へおこもりされます。
高千穂国の女王を降りる覚悟もあったのでしょう。
やがて、何十日ものおこもり期間を過ぎた後に、天照が岩戸を出た時に見た光景は、高千穂国の幹部はみな天照大神に従いますという光景でした。
ここで、天照大神ははじめて高千穂国の女王としての自覚を持ち、この国に対して責任を持とうと思われたに違いありません。
天岩戸で、高千穂の神々、メインは造化三神ではあると思いますが、交流した事は、その後の天照大神の神性の向上に強く影響をもたらしたと思います。
この国の統治を天照にまかせる、天照大神の子孫が繁栄し、この秋津洲をおさめる事、高千穂国の神々の強い強い願いだったのでしょう。
やがて、天照の子孫は天皇家のルーツになり、現代まで続く天皇家に連なっています。
須佐之男は高千穂国を追放された事にはなっているのですが、出雲地域の平定という大きな仕事をしています。
出雲地域は独自に朝鮮半島を通じ、大陸と交流を持っていました。大陸との繋がりが強く、出雲地域を拠点に日本が大陸の支配下にされる可能性があったのです。
先に大陸より日本が支配下にされた場合は、秋津洲の統一はかなわなくなります。
そういう意味での須佐之男としては、日本を護る仕事をされたのではないでしょうか?
結果として、高千穂の神、そして八百万の神々の力により日本国土は統一へと向かいます。
民族の違いは宗教の違いと申しました。日本国土が統一されるにあたり、天照が天の岩戸で高千穂の神々に祈る政治的スタイルが継承されて行きました。
天皇は、神々の意向を受け、国民をおさめるという形です。
天皇は古来よりの日本神道最高神官です。これは、天照以来の祭政一致の姿を護り続けているからでしょう。
政治の根源にあるものは、神々の意思を受け止め、その偽りのない心で国民をまもりおさめる事ではないでしょうか?
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私も、考えてゆきたいと思います。
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 22:29│Comments(0)
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