しーまブログ 日記/一般奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

『刑務所の怪談』を読んでみそ

2010年02月21日

これは面白いですよ!

父と母が、「これは面白いわ」と絶賛しました。

元刑務官が、刑務所で起きる出来事をオカルト中心に書いた本です。

レイプ犯が服役中もいかにレイプがいいかを語り、次のレイプを想像して自慰にふけるなど、ほとんど更正不可能な様子や、犯罪者にまつわる背景とまわりにおきる霊現象を書いてます。

刑務所は公的機関なのでオカルトな話題はタブーだったようですが、やはりあちこちに御札が隠れて貼ってたみたいですね。

中でも印象ぶかい話を一つ。



正義感のつよいやくざがいた。やくざは、業界から仁義が失われつつあることを嘆き、失望していた。失望から覚醒剤に手をだし、そのせいかときどき狂ったように暴れる。そのときは必死の形相でとても手がつけられなくなるので、本人が「ヤバイです・・」と自己申告して独房に隔離する。

独房には監視カメラがついているので、ある日、なんとなしに暴れるやくざの様子を監視していた。独房の方からはやくざが壁や扉を蹴る轟音や絶叫が響いている。

すると、あらんかぎりの形相で暴れるやくざの上に黒いもやがみえた。

黒いモヤは、やがてセーラー服をつけた女子高生の姿になった。

女子高生から逃げるかのように、やくざは暴れていたのだ。

女子高生の手がやくざにのびる。女子高生の手はやくざの体を少しずつ引き裂く。やくざの体はあちこち肉が裂け、骨がとびでている。

刑務官は震えがとまらなかった。

やがてやくざが絶叫して気絶すると、刑務官はたまらず様子をみにいった。

やくざの体には傷ひとつなかった。女子高生の姿も消えていた。

全身汗でぐしゃぐしゃになりながら正気に戻ったやくざに、声をかけた。

「お前、あの娘に覚えがあるんだな・・・」

やくざはうなづいた。

「何したんだ」

「学校からの帰りに、拉致して、強姦(マワ)して、余所の組織に売り飛ばしました・・・・」

「クズが!何が仁義だ!あの子はたぶん死んだんだぞ・・・」

やくざは号泣した。

そのやくざはまもなく出所したらしいが、風の噂にもその後の消息はきかないという。




犯罪者の末路がよーくわかる一冊です。


同じカテゴリー(オススメ本)の記事
 数学者・岡潔博士がスゴすぎる!(LEOさんブログより転載) (2015-08-14 12:19)
 読んでみたいこの本! (2012-05-03 00:32)
 「日本を救う陰陽師パワー」を読む(3)感想 (2011-12-03 21:10)
 「日本を救う陰陽師パワー」を読む(2)賀茂光栄の霊言 (2011-11-30 18:36)
 「日本を救う陰陽師パワー」を読む(1)安倍晴明の霊言 (2011-11-29 16:04)
 いまこそ「墜落遺体」を読んでください (2010-08-07 02:15)

Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 18:26│Comments(0)オススメ本
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
『刑務所の怪談』を読んでみそ
    コメント(0)