いまこそ「墜落遺体」を読んでください
2010年08月07日
日航ジャンボ機墜落事故のことを、はっきり言って私は知らない。
1980年生まれ、当時五歳だった私が覚えているのは
「名前だけが延々とつづくテレビ画面の怖さ」
だった。
高校卒業後、関東にでた私が本屋で見つけた「墜落遺体」。
私は涙がとまならかった。
それはご遺体のむごたらしさではなく、ご遺体の収容・確認・安置にかかわったすべての関係者の皆様へのたとえようもない尊敬と感謝の涙。
ある方と話していて、あの事故のことを聞いてみた。
自衛隊ともパイプの太い彼は、言葉を重くした。
「・・・自衛隊の救出が遅かったと責める声は今も多いよ。何も知らないくせにな。
でもな。あのときはあれしかできなかったんだよ。
自衛隊はつねに法律で縛られてる。
総理大臣がゴーサインださなきゃ、目の前にいても動いちゃいけないんだ。それが「文民統制」ってヤツだろ。
当時はまさにそんな状況だった。阪神大震災のときだってそうだったさ。
動きたくても動けなかったんだ。
責めることは簡単だろうな。
隊員たちの気持ちは誰にもわからんよ」
私は自衛隊の救出活動が遅かったなどと責めることはできない。
自衛他に足かせをはめつづけているのは私たち国民なのだ。
あの八月の炎天下、すさまじい数に四散したご遺体が刻々と腐敗していく地獄のなか、
昼夜休むことなくご遺体の収容をしてくださったのは自衛隊のみなさんだ。
「墜落遺体」には、そんな「表にでない、事故にかかわったあらゆる方々」の姿がある。
私達は日航機墜落事故を語るとき、
事故の処理にあたった関係者の方々の公の姿勢を知るべきだとも思う。
亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたします。
1980年生まれ、当時五歳だった私が覚えているのは
「名前だけが延々とつづくテレビ画面の怖さ」
だった。
高校卒業後、関東にでた私が本屋で見つけた「墜落遺体」。
私は涙がとまならかった。
それはご遺体のむごたらしさではなく、ご遺体の収容・確認・安置にかかわったすべての関係者の皆様へのたとえようもない尊敬と感謝の涙。
ある方と話していて、あの事故のことを聞いてみた。
自衛隊ともパイプの太い彼は、言葉を重くした。
「・・・自衛隊の救出が遅かったと責める声は今も多いよ。何も知らないくせにな。
でもな。あのときはあれしかできなかったんだよ。
自衛隊はつねに法律で縛られてる。
総理大臣がゴーサインださなきゃ、目の前にいても動いちゃいけないんだ。それが「文民統制」ってヤツだろ。
当時はまさにそんな状況だった。阪神大震災のときだってそうだったさ。
動きたくても動けなかったんだ。
責めることは簡単だろうな。
隊員たちの気持ちは誰にもわからんよ」
私は自衛隊の救出活動が遅かったなどと責めることはできない。
自衛他に足かせをはめつづけているのは私たち国民なのだ。
あの八月の炎天下、すさまじい数に四散したご遺体が刻々と腐敗していく地獄のなか、
昼夜休むことなくご遺体の収容をしてくださったのは自衛隊のみなさんだ。
「墜落遺体」には、そんな「表にでない、事故にかかわったあらゆる方々」の姿がある。
私達は日航機墜落事故を語るとき、
事故の処理にあたった関係者の方々の公の姿勢を知るべきだとも思う。
亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたします。
数学者・岡潔博士がスゴすぎる!(LEOさんブログより転載)
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 02:15│Comments(2)
│オススメ本
この記事へのコメント
久しぶりに出して見ました。
A列8番の遺体と一日も欠かさず会って話しかける、
隊長さんのお話に、もう泣けて泣けて・・・
今もこのページを開くと、条件反射のように涙が止まりません。
A列8番の遺体と一日も欠かさず会って話しかける、
隊長さんのお話に、もう泣けて泣けて・・・
今もこのページを開くと、条件反射のように涙が止まりません。
Posted by 隊長ファン at 2010年08月07日 10:00
大きな災害・事故が起こるたび、そこで身を粉にして救出活動をする皆さんがいるのに、
日本人って彼らを褒めませんよね。
彼らは任務だからってだけじゃ出来ないような仕事をしてくれているのに。
命令だからって命を懸けてくれる人がいることを忘れちゃいけませんよね。
日本人って彼らを褒めませんよね。
彼らは任務だからってだけじゃ出来ないような仕事をしてくれているのに。
命令だからって命を懸けてくれる人がいることを忘れちゃいけませんよね。
Posted by もーむ at 2010年08月10日 21:59
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