先入観の怖さ~natsuさんとの会話から
2012年07月16日
どうして私がnatsuさんにご寄稿をお願いさせていただいているか、その理由は至極単純で、
「アマミキョにとってnatsuさんの話は非常に勉強になる」
からにつきる。
natsuさんのご寄稿の文章は、とにかく反発を買いやすいらしい。
それは、私も最初すごく感じていましたのでよーくわかります(笑)
natsuさんとよくチャットでお話をさせていただくが、ご寄稿のnatsuさんもチャットのnatsuさんも変わらずドSである。(笑)
しかし、つくづく感じるのは、ご寄稿のnatsuさんは「あくまでnatsuさんの一面というか、入り口でしかない」ということだ。
チャットでお話させていただくnatsuさんは、こちらがさせていただいた質問にたいして、こちらに意味が伝わるまで、何度でもアプローチを変えて説明を試みてくださる。
そこではじめて、natsuさんの真意がわかり、同時に
「最初に自分がnatsuさんの言葉から感じていた意味が、自分の先入観によってまったく見当違いに受け取っていた誤解だった」
と知ることも少なくない。
ただのドSなら、意味を質問しても「自分で調べれば?」というだろう。
しかしnatsuさんは「アマミキョさんは日本語の理解力や基礎的な読書量が少ない」と嘆きつつも、なんとか私になるべく近い視点から、ご自分が示した価値観や意味を理解できるように説明を試みてくださるのだ。
私は師匠や隊長ともやりとりをした経験があるのでわかるが、私に説明をしてわからせるという行為は並大抵の精神力ではもたない(笑)
natsuさんは非常に優しい人だと思う。
このとき重要なのは、「natsuさんがそのとき示した価値観も、natsuさんが認識している多様な価値観のなかの一つでしかない」ということだ。
natsuさんは一つの価値観によって支配することはよしとしない。ここが、natsuさんという方の面白さであり、一見複雑怪奇に見えつつも、どこまでも自分にストイックなのだなと私がnatsuさんに感じる所以でもあるだろう。
あるとき、チャット上のことで非常に落ち込んでいたときに、natsuさんがチャット上にある書き込みをしていた。
「アマミキョさんは日本語を理解する能力が低い。もっと勉強をしたほうがいい」
(ずいぶん前のことなのでものすごくうろ覚えですが、このような内容の文章だったと思う)
私はその言葉に非常に傷つき、「natsuさんまで私のことを責めるんだ!」と号泣した。
一時間ほど泣いて、改めてチャットの文章を観て、愕然とした。
natsuさんは私を責める言葉など一箇所も書いていなかった。ただ、natsuさんから見た事実しか書いていなかったのだ。
それを、「傷つけられた」と受け取ってしまったのは、私の先入観と、甘え以外の何者でもなかった。
【natsuさんは私が落ち込んでいることを知っているはず】→
【だから私のことを労って当然なのに、労るどころか、私に注意してくる】→
【natsuさんひどい!】
という、私の甘ったれた心が、勝手にnatsuさんの文章を誤解して、傷ついたのだ。
冷静になった私は、自分のこの一時間の傷ついた心の労苦と涙は一体なんだったのかとさきほどまでの自身にあきれつつ、
同時に、「natsuさんがずっと言われていたのは、このことだったのか!」とやっと理解できた。
事実をありのままに受け止められず、先入観や感情を混入してしまうことで、まったく受け止め方はかわってしまう。
それは、誰のせいでもない、自分がまねいたことでありながら、そこに気付く人はとても少ないということ。
この出来事をそのままnatsuさんにチャットで報告したら、natsuさんは苦笑していた。
natsuさんがご寄稿で繰り返し言われる、「日本語を正しく使う、正しく受け止める」ということの重要さは、
「先入観を排する」
ということにつながる。
natsuさんとの会話で私が学んだのは、
「自分がいかに曖昧な日本語を使い、同時に曖昧な受け止め方をするがために、先入観(思いこみ)に支配され、真実をねじまげて受け止めやすくなるか」
ということだった。
そしてnatsuさんいわく、
「日本語を正しく使えている人は本当に少ない。人間同士の争いも言葉の使い方、受け止め方の間違いからくるものがほとんどだ」
という。
まさに、言葉の使い方とは本当に人生を分けるほどのものなのだ。
natsuさんはまた、こうも言われている。
「自分の好き嫌いの感情を、そのまま善悪と安易に結びつけている人が非常に多い。アマミキョさんにもそれはある。感情と価値観を分けられないことがどれほど危険なものか、よく知ったほうがいい」
これも、先入観とつながるお話だ。
つまりnatsuさんは、いろいろな部分から、「先入観を排することの重要性と、そのために学ぶことの大切さ」を、繰り返し、ご寄稿を通じて教えてくださっているのではないかと、私は感じている。
先入観を排してありのままに自他を観、感情に支配されない自分を持つ。
それは本当に大切なことだと思う。
「アマミキョにとってnatsuさんの話は非常に勉強になる」
からにつきる。
natsuさんのご寄稿の文章は、とにかく反発を買いやすいらしい。
それは、私も最初すごく感じていましたのでよーくわかります(笑)
natsuさんとよくチャットでお話をさせていただくが、ご寄稿のnatsuさんもチャットのnatsuさんも変わらずドSである。(笑)
しかし、つくづく感じるのは、ご寄稿のnatsuさんは「あくまでnatsuさんの一面というか、入り口でしかない」ということだ。
チャットでお話させていただくnatsuさんは、こちらがさせていただいた質問にたいして、こちらに意味が伝わるまで、何度でもアプローチを変えて説明を試みてくださる。
そこではじめて、natsuさんの真意がわかり、同時に
「最初に自分がnatsuさんの言葉から感じていた意味が、自分の先入観によってまったく見当違いに受け取っていた誤解だった」
と知ることも少なくない。
ただのドSなら、意味を質問しても「自分で調べれば?」というだろう。
しかしnatsuさんは「アマミキョさんは日本語の理解力や基礎的な読書量が少ない」と嘆きつつも、なんとか私になるべく近い視点から、ご自分が示した価値観や意味を理解できるように説明を試みてくださるのだ。
私は師匠や隊長ともやりとりをした経験があるのでわかるが、私に説明をしてわからせるという行為は並大抵の精神力ではもたない(笑)
natsuさんは非常に優しい人だと思う。
このとき重要なのは、「natsuさんがそのとき示した価値観も、natsuさんが認識している多様な価値観のなかの一つでしかない」ということだ。
natsuさんは一つの価値観によって支配することはよしとしない。ここが、natsuさんという方の面白さであり、一見複雑怪奇に見えつつも、どこまでも自分にストイックなのだなと私がnatsuさんに感じる所以でもあるだろう。
あるとき、チャット上のことで非常に落ち込んでいたときに、natsuさんがチャット上にある書き込みをしていた。
「アマミキョさんは日本語を理解する能力が低い。もっと勉強をしたほうがいい」
(ずいぶん前のことなのでものすごくうろ覚えですが、このような内容の文章だったと思う)
私はその言葉に非常に傷つき、「natsuさんまで私のことを責めるんだ!」と号泣した。
一時間ほど泣いて、改めてチャットの文章を観て、愕然とした。
natsuさんは私を責める言葉など一箇所も書いていなかった。ただ、natsuさんから見た事実しか書いていなかったのだ。
それを、「傷つけられた」と受け取ってしまったのは、私の先入観と、甘え以外の何者でもなかった。
【natsuさんは私が落ち込んでいることを知っているはず】→
【だから私のことを労って当然なのに、労るどころか、私に注意してくる】→
【natsuさんひどい!】
という、私の甘ったれた心が、勝手にnatsuさんの文章を誤解して、傷ついたのだ。
冷静になった私は、自分のこの一時間の傷ついた心の労苦と涙は一体なんだったのかとさきほどまでの自身にあきれつつ、
同時に、「natsuさんがずっと言われていたのは、このことだったのか!」とやっと理解できた。
事実をありのままに受け止められず、先入観や感情を混入してしまうことで、まったく受け止め方はかわってしまう。
それは、誰のせいでもない、自分がまねいたことでありながら、そこに気付く人はとても少ないということ。
この出来事をそのままnatsuさんにチャットで報告したら、natsuさんは苦笑していた。
natsuさんがご寄稿で繰り返し言われる、「日本語を正しく使う、正しく受け止める」ということの重要さは、
「先入観を排する」
ということにつながる。
natsuさんとの会話で私が学んだのは、
「自分がいかに曖昧な日本語を使い、同時に曖昧な受け止め方をするがために、先入観(思いこみ)に支配され、真実をねじまげて受け止めやすくなるか」
ということだった。
そしてnatsuさんいわく、
「日本語を正しく使えている人は本当に少ない。人間同士の争いも言葉の使い方、受け止め方の間違いからくるものがほとんどだ」
という。
まさに、言葉の使い方とは本当に人生を分けるほどのものなのだ。
natsuさんはまた、こうも言われている。
「自分の好き嫌いの感情を、そのまま善悪と安易に結びつけている人が非常に多い。アマミキョさんにもそれはある。感情と価値観を分けられないことがどれほど危険なものか、よく知ったほうがいい」
これも、先入観とつながるお話だ。
つまりnatsuさんは、いろいろな部分から、「先入観を排することの重要性と、そのために学ぶことの大切さ」を、繰り返し、ご寄稿を通じて教えてくださっているのではないかと、私は感じている。
先入観を排してありのままに自他を観、感情に支配されない自分を持つ。
それは本当に大切なことだと思う。
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 11:15│Comments(2)
│natsu さん
この記事へのコメント
先入観の排除に関しては、隊長ネタで既に学ばせていただいていたように記憶していますが、
隊長さんの説明の方がわかりやすくて、すんなり腑に落ちたのは、ただ単に相性の問題でしょうね。
サディスティックな優しさが必要な人もいれば、必要ない人もいます。
彼の文章に反発を感じるのは、おそらく後者に属する人たちではないでしょうか。
僕は彼の導き方のスタイルはぶっちゃけ嫌いですし、それをリスペクトしたいとも思いませんが、客観的にそれが悪いなどとは微塵も思っていません。
アマミキョさんのようにそれが必要な人、サディスティックな教え方でなければ理解出来ない人も少なからず存在するからです。
教師役は生徒の個性に合わせて様々なタイプの人がいた方がいいと思いますので、僕はnatsuさんを否定するつもりはありません。
隊長さんの説明の方がわかりやすくて、すんなり腑に落ちたのは、ただ単に相性の問題でしょうね。
サディスティックな優しさが必要な人もいれば、必要ない人もいます。
彼の文章に反発を感じるのは、おそらく後者に属する人たちではないでしょうか。
僕は彼の導き方のスタイルはぶっちゃけ嫌いですし、それをリスペクトしたいとも思いませんが、客観的にそれが悪いなどとは微塵も思っていません。
アマミキョさんのようにそれが必要な人、サディスティックな教え方でなければ理解出来ない人も少なからず存在するからです。
教師役は生徒の個性に合わせて様々なタイプの人がいた方がいいと思いますので、僕はnatsuさんを否定するつもりはありません。
Posted by ピアニスト健太郎 at 2012年07月16日 13:46
natsuさんはかなりのツンデレさんですよ(笑)
表面だけ見られると誤解を受けやすいキャラですね。
表面だけ見られると誤解を受けやすいキャラですね。
Posted by とっちー at 2012年07月17日 08:49
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