【natsuさんより】ヘルマニビスの匙加減:vol.5
2011年10月22日
natsuさん、いつもご寄稿本当にありがとうございます!
natsuさんのこの毒気のある表現が大好きです(笑)
__________
【ヘルマニビスの匙加減:vol.5】
「イノベーションとは体系的破棄」
今回は「イノベーション」という言葉について書いてみたいと思います。
この言葉の意味の解説や説明だけで、世の中には多数の本がありますので
今回の短い文章では、エッセンスだけとなることをご了承下さい。
イノベーション(innovation)とは、物事の「新機軸」「新しい切り口」
「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。
なんて言われ方もしますが、私はもっと簡単な言葉で説明したいと思います。
・石炭→石油
・石油→電気
・電話なし→電話あり
・インターネット以前→後
・徳川→明治
・鎖国→開国
・政府→クーデター
・地動説→天動説
・宇宙人いない→宇宙人いた
これが「イノベーション」です。
簡単に言えば、以前の時代では常識でした。
しかし、今は新しい常識になってします。
というモノ、コトが”イノベーション”と言えます。
では、なぜイノベーションという言葉が、政治や、マスコミや
メディアに多数出てくるのでしょうか?
それは、現状のやり方では上手くいかなくなっている、という
気持ちが作用しています。
今迄のやり方では、過去ほどの成果を上げられない。
だから、新しいやり方=イノベーションをしなければならない、と。
しかし、この考え方は間違っています。
イノベーションというのは前後の継続の断絶を意味するからです。
例えば・・・ガンという病気があります。
この病気があるおかげで、多くの人がお金を得ています。
生命保険、医者、薬メーカー、医療施設、、、
一人の人間がガンになることによって、お金を得ている人達がいます。
これは経済活動であり、善悪で言っているのではありません。
では、もし、ガンを治す特効薬が安い値段で提供することが可能になったら?
上記の人達は、お金を得ることが出来なくなってしまいます。
ですから、当然ながら、その薬を世に出ないように動きます。
・危ない
・安全が証明されていない
・もし、万が一があったら、、
などと、ネガティブな方向だけを言いふらすでしょう。
こんなことは「当然」です(笑)
結果、ガンという病気は簡単に治療できる、というイノベーションが起こらない
といえます。
そして、起こらなかったことは、無かったこと、と誤った認識をされます。
ガンを治せる薬なんて存在無かった、と。
日本ではイノベーションは起こりにくい体質をもっています。
・既得権益者=年長者
・既得権益者=組織票をもっている
・よって政治家は、既得権益者を優遇する
という状態になりやすいからです。
カオス(混沌)が良いとは言いませんが、凝り固まった
世界はかならず、どこかで破綻します。
日本を泥舟と見るか、ロートルだが安全と見るかは
個人の主観によるでしょう。
※
今ではNTTドコモは優秀な企業ですが、最初はこんなもの上手くいかないよ
と、NTT本体からは斜に見られていました。
現状では、稼ぎ頭が逆転していますからね(笑)
携帯電話が普及したのは、NTT本体が、上手くいくはずがないと思ってくれたのが
幸いしたのです。
イノベーションが起こるときには、それまでの既得権益者が新しい勢力を
軽く見たことが必ず最初に起こっています。
IBMも、マイクロソフト、アップル、インターネットに対して
あんなのは”おもちゃ”と笑っていましたからね。
イノベーションの参考として
http://www.ewoman.co.jp/winwin/28/1/2
を紹介です。
分かりやすいです。
natsuさんのこの毒気のある表現が大好きです(笑)
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【ヘルマニビスの匙加減:vol.5】
「イノベーションとは体系的破棄」
今回は「イノベーション」という言葉について書いてみたいと思います。
この言葉の意味の解説や説明だけで、世の中には多数の本がありますので
今回の短い文章では、エッセンスだけとなることをご了承下さい。
イノベーション(innovation)とは、物事の「新機軸」「新しい切り口」
「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。
なんて言われ方もしますが、私はもっと簡単な言葉で説明したいと思います。
・石炭→石油
・石油→電気
・電話なし→電話あり
・インターネット以前→後
・徳川→明治
・鎖国→開国
・政府→クーデター
・地動説→天動説
・宇宙人いない→宇宙人いた
これが「イノベーション」です。
簡単に言えば、以前の時代では常識でした。
しかし、今は新しい常識になってします。
というモノ、コトが”イノベーション”と言えます。
では、なぜイノベーションという言葉が、政治や、マスコミや
メディアに多数出てくるのでしょうか?
それは、現状のやり方では上手くいかなくなっている、という
気持ちが作用しています。
今迄のやり方では、過去ほどの成果を上げられない。
だから、新しいやり方=イノベーションをしなければならない、と。
しかし、この考え方は間違っています。
イノベーションというのは前後の継続の断絶を意味するからです。
例えば・・・ガンという病気があります。
この病気があるおかげで、多くの人がお金を得ています。
生命保険、医者、薬メーカー、医療施設、、、
一人の人間がガンになることによって、お金を得ている人達がいます。
これは経済活動であり、善悪で言っているのではありません。
では、もし、ガンを治す特効薬が安い値段で提供することが可能になったら?
上記の人達は、お金を得ることが出来なくなってしまいます。
ですから、当然ながら、その薬を世に出ないように動きます。
・危ない
・安全が証明されていない
・もし、万が一があったら、、
などと、ネガティブな方向だけを言いふらすでしょう。
こんなことは「当然」です(笑)
結果、ガンという病気は簡単に治療できる、というイノベーションが起こらない
といえます。
そして、起こらなかったことは、無かったこと、と誤った認識をされます。
ガンを治せる薬なんて存在無かった、と。
日本ではイノベーションは起こりにくい体質をもっています。
・既得権益者=年長者
・既得権益者=組織票をもっている
・よって政治家は、既得権益者を優遇する
という状態になりやすいからです。
カオス(混沌)が良いとは言いませんが、凝り固まった
世界はかならず、どこかで破綻します。
日本を泥舟と見るか、ロートルだが安全と見るかは
個人の主観によるでしょう。
※
今ではNTTドコモは優秀な企業ですが、最初はこんなもの上手くいかないよ
と、NTT本体からは斜に見られていました。
現状では、稼ぎ頭が逆転していますからね(笑)
携帯電話が普及したのは、NTT本体が、上手くいくはずがないと思ってくれたのが
幸いしたのです。
イノベーションが起こるときには、それまでの既得権益者が新しい勢力を
軽く見たことが必ず最初に起こっています。
IBMも、マイクロソフト、アップル、インターネットに対して
あんなのは”おもちゃ”と笑っていましたからね。
イノベーションの参考として
http://www.ewoman.co.jp/winwin/28/1/2
を紹介です。
分かりやすいです。
【natsuさん】自己実現について
【natsuさん】マイナス金利について
【natsuさん】ネット上での誹謗中傷について
【natsuさん】質問に答えて
【natsuさん】ギリシャ問題、中国問題、株価など
【natsuさん】ギリシャの姿は日本の対岸の火事ではない
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 19:47│Comments(1)
│natsu さん
この記事へのコメント
未来のものは 現在ただ今の中にあるので、絶えず アンテナをはって置く事が 大事であると聞いたのを思い出しました。
Posted by 鹿屋のショコラケーキ at 2011年10月24日 14:18
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