秋介さんの話・ 両班
2016年05月11日
秋介さんからお聞きしたお話。
一部ネット上では「レイシスト」と呼ばれたりする秋介さんだが、
(もちろんただのレッテル貼りwww)
秋介さんにはたくさんの在日朝鮮人のご友人がおられる。
もちろん、秋介さんはどのようなご友人も分け隔てなくお付き合いされている。
まだ若い頃、ご友人のオモニから、
「虐殺事件の時に済州島から逃げてきた。でもいつかかならず祖国に帰る」
と語られた日のことを、秋介さんは忘れないという。
(ほとんどの在日の方が、朝鮮戦争から逃れてきた方々だというのは今では有名な話ですが、
ネットが普及する以前は
「自称強制連行の被害者」を名乗る方々の声が大きく取り上げられていました。
でも秋介さんは若い頃にすでにご本人方から真相をお聞きされていたのですね)
そのたくさんのご友人の中に、正真正銘の両班階級の方がおられるという。
(自称両班じゃなく、ちゃんと在日社会のなかで認められた人)
もちろん、現在も韓国本国の財閥とつながる方。
その方のルーツは、日朝併合時代に数代前のご先祖が日本に留学してきてからだという。
ある日、秋介さんがそれぞれ付き合いのある在日の友人2人を紹介することになった。
それまで普通に秋介さんと話していた両班の方は、
遅れてやってきたもうひとりの在日の方・・・・A氏を見て、表情が変わったという。
両班の方は、あとからきたA氏に、冷たくこう言い放ったという。
「お前、ぺクチョンやろ?なぁ?」
「お前が俺と同じ席に座れる思うの?ああ?」
そして両班の方は秋介さんに向かって、ほくそ笑みながら語り続けた。
「秋介さん、○○○○ってあるでしょ?
あれはこいつらの食いもんですよ。
俺たち両班の残飯をまぜて食ってた名残ですよ。
俺たちの残飯食ってたこいつらペクチョンが、俺と同じ席に座れるわけがないでしょ?」
秋介さんは、あまりの光景にただただ絶句したという。
秋介さん「これは、ホンマにキツい。
だから僕は、あの時のことは書けない。
あれをその場で見たらね。
本当にひどいもん」
私「たしかにそうですね・・・・
その時のAさんの反応はいかがでした?」
秋介さん「ずっと黙ってたよ。たぶん、合ってたんだろうね。
本当は彼は自分がそうだと知ってたんだろうと思う。
僕は聞いてなかったけどね」
私「両班の方から見て分かるということは、独特の顔立ちなのでしょうか」
秋介さん「そう違う?僕らから見たら分からないけど、彼らから見たらすぐに見分けられる何かがあるんだろうね。
両班の彼によると、日本で犯罪をしたりして評判を下げてるのはほとんどペクチョンらしい。
「ペクチョンはやり方が汚い」って言ってたよ」
私「そう言われたら、たしかに両班は支配階級・・・知識階級だから、犯罪率は少ないかもしれませんね・・・成功者も多いし」
秋介さん「今も韓国は両班が権力持ってるからね。財閥もそうだけど、歴代の大統領もほとんど両班階級だよ」
私「それが在日社会においても反映されてるとは・・・・なんと申したらよいか・・・・」
秋介さんが語らない、いや、語れない、
在日朝鮮人社会のなかにある歴然とした差別。
しかしこれを知っていて語らなかった秋介さんは、やはりレイシストではないと思うのです。
一部ネット上では「レイシスト」と呼ばれたりする秋介さんだが、
(もちろんただのレッテル貼りwww)
秋介さんにはたくさんの在日朝鮮人のご友人がおられる。
もちろん、秋介さんはどのようなご友人も分け隔てなくお付き合いされている。
まだ若い頃、ご友人のオモニから、
「虐殺事件の時に済州島から逃げてきた。でもいつかかならず祖国に帰る」
と語られた日のことを、秋介さんは忘れないという。
(ほとんどの在日の方が、朝鮮戦争から逃れてきた方々だというのは今では有名な話ですが、
ネットが普及する以前は
「自称強制連行の被害者」を名乗る方々の声が大きく取り上げられていました。
でも秋介さんは若い頃にすでにご本人方から真相をお聞きされていたのですね)
そのたくさんのご友人の中に、正真正銘の両班階級の方がおられるという。
(自称両班じゃなく、ちゃんと在日社会のなかで認められた人)
もちろん、現在も韓国本国の財閥とつながる方。
その方のルーツは、日朝併合時代に数代前のご先祖が日本に留学してきてからだという。
ある日、秋介さんがそれぞれ付き合いのある在日の友人2人を紹介することになった。
それまで普通に秋介さんと話していた両班の方は、
遅れてやってきたもうひとりの在日の方・・・・A氏を見て、表情が変わったという。
両班の方は、あとからきたA氏に、冷たくこう言い放ったという。
「お前、ぺクチョンやろ?なぁ?」
「お前が俺と同じ席に座れる思うの?ああ?」
そして両班の方は秋介さんに向かって、ほくそ笑みながら語り続けた。
「秋介さん、○○○○ってあるでしょ?
あれはこいつらの食いもんですよ。
俺たち両班の残飯をまぜて食ってた名残ですよ。
俺たちの残飯食ってたこいつらペクチョンが、俺と同じ席に座れるわけがないでしょ?」
秋介さんは、あまりの光景にただただ絶句したという。
秋介さん「これは、ホンマにキツい。
だから僕は、あの時のことは書けない。
あれをその場で見たらね。
本当にひどいもん」
私「たしかにそうですね・・・・
その時のAさんの反応はいかがでした?」
秋介さん「ずっと黙ってたよ。たぶん、合ってたんだろうね。
本当は彼は自分がそうだと知ってたんだろうと思う。
僕は聞いてなかったけどね」
私「両班の方から見て分かるということは、独特の顔立ちなのでしょうか」
秋介さん「そう違う?僕らから見たら分からないけど、彼らから見たらすぐに見分けられる何かがあるんだろうね。
両班の彼によると、日本で犯罪をしたりして評判を下げてるのはほとんどペクチョンらしい。
「ペクチョンはやり方が汚い」って言ってたよ」
私「そう言われたら、たしかに両班は支配階級・・・知識階級だから、犯罪率は少ないかもしれませんね・・・成功者も多いし」
秋介さん「今も韓国は両班が権力持ってるからね。財閥もそうだけど、歴代の大統領もほとんど両班階級だよ」
私「それが在日社会においても反映されてるとは・・・・なんと申したらよいか・・・・」
秋介さんが語らない、いや、語れない、
在日朝鮮人社会のなかにある歴然とした差別。
しかしこれを知っていて語らなかった秋介さんは、やはりレイシストではないと思うのです。