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隊長との会話・ある霊障相談~親子関係編

2010年12月25日

「なんかネタないでしょうか?そろそろブログの方も落ち着いてきてるんで、なんか新しい動きほしいんですが・・・」

「ネタなぁ・・・・ああ、こんなことがあったな」

「(・∀・)」

「さるところの奥さんでな。自分の旦那が鬱病なんだと。で、同居してるお姑さんがある宗派に熱心で、そこのエライ坊さんに視てもらったそうでな」

「ふむふむ」

「そこのエライ坊さんはこう言ったそうだ。『これは先祖の因縁です!間に合ってよかった!もうすこし遅かったら手遅れになるところでした。息子さんを救う道はただ一つ、因縁浄化のための祈願を重ねることです!一心に御仏を信じ、先祖の因縁を清める行を続けなさい』

お姑さんはその通りにして、何年たったか・・・

今、旦那は鬱病が悪化してほぼ寝たきりだそうだ。でもお姑さんは「先祖の因縁が完全に清められたら絶対に奇跡がおきる!」と信じて今も大量のお布施をつぎこみ、また嫁さんにも入信をすすめてるんだそうだ。」

「・・・・うわぁ・・・」

「なにかがおかしいとは思わないか?(笑)」

「はい・・・・」

「俺は相談にきたお嫁さんに言ったよ。旦那のその鬱は先祖の因縁でもなんでもない。じゃあ誰のせいか?
母親自身が子供の鬱の原因なんだよ。母親の異常な過干渉のせいで、息子である旦那までおかしくなったんだ。
でも母親はそれが自分の責任だと認めたくない。自分のよりどころである息子からも離れたくない。
だから自分の普段の言動はまったく正そうとはせず、悪いことはみんな先祖のせいにしてせっせとわけわからない祈願ばっかして、息子をおかしくした本当の原因と向き合わない。だから鬱はどんどんひどくなる。
わかるか?」

「わかります・・・責任転嫁っておそろしいですね・・・」

「そう。これは宗教でよくあることだ。宗教だけじゃないけどな。
人間はよくこういう責任転嫁をする。
親のせい、先祖のせい、悪霊のせい、因果のせい、学歴のせい、環境のせい・・・・
俺に言わせればそんないいわけなんかくそくらえだ。
祈願というのはたしかに大切だ。ご神仏の加護は大切だ。わかるよ。
でも、だからこそな。本当に大事なすごい祈願ならなおさら、祈願云々の前に、なすべきことをなせと言いたいんだよ。
それを教えることもできないのは明らかにその坊主の認識不足だろ。
なぜその坊主は母親を叱らない。
俺は言ったよ。「母親が自分の息子に対する育て方の過ちを認め、自分の息子に対する態度を改めないかぎり、どんな祈願も効果はないよ」とな。
因縁因果のせいにする前に、原因はなにか、自分はそれを正すためになにをなすべきか、考えるべきだし、そのために動くべきだよ。それを経てはじめて祈願なんだよ。
元もと祈願というものは「本人の努力を前提」に、「結果を神仏に委ねる」というものだった。
それが近年、努力の部分をお金にすり替える傾向が強くなった。果たしてこれは正常だろうか?
たとえば、3億円がほしいと神仏にお願いしてもその基となるもの(宝クジなど)がないかぎりは手元に入る可能性はゼロだ。仮に手元に入った場合でも、本人の望まないゆがんだ形での成就になることが多い。(親兄弟親類の死亡保険金など)
このように努力を放棄して一方的に目的の成就だけを願うゆがんだ祈願は神仏に祈りつつ同時に呪詛となりうる言霊を含むんだ。
だから、霊障といえば霊障だな。ただし、母親の「息子が病んでるかぎりは自分は息子のために祈る健気な母親でいられる」という潜在意識の自己愛の思いが生霊のような形で暴走してる霊障だな。」

「霊的な代理ミュンヒハウゼン症候群ですね」

「お、よくわかったな。だから、現実逃避からの祈願や努力を放棄した上での目的の成就の祈願てのは一種の呪詛なんだよ。
因縁だの過去世だの、不幸のいいわけなんかいくらでもある。でも、それはクソの役にも立たない。
自分が今日から何ができるかだ。その気持ちが、一番ご神仏に近づく道なんだよ」

「うーむ。霊はでないがオカルトな話、ありがとうございます!」

「ネタになるか?(笑)」

「なります!充分極上のネタです!ありがとうございます!」










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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 16:57│Comments(13)隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
メリークリスマス♪
はい。私もサンタ天使絶対いると信じます!(^o^)/
プレゼントは~スマイルスマイル~よろしく~♪
Posted by 鹿屋のショコラケーキ at 2010年12月25日 17:33
ははは、まさにこれに近い経験者の僕には隊長の言ってることがよく理解できます。
これをうちの母親に見せてやりたいですね、僕自身もそれに甘えてた面がありましたから深く責められないんですけどね・・・

ちょっとすいません、最後に一回だけkyコメになりますが、これから777君を見習って勉強に集中するのにコメントを控えようかなと思いまして話題の違うコメントさせて頂きます。

隊長シリーズは一般人さんも見てるみたいなので、最後に謝罪を一つ。
一般人さんは年上ですから、僕の意見に大人の対応してる姿が見えましたし、
幸福実現党についても、色々欠点を指摘してくださったのにムキになって反論したなどの点を謝りたいと思います。すいません。
それと、一般人さんの他人の考えを安易に馬鹿にしなかったり、
相手の考えを尊重している点は素直に尊敬しております。
コメントを削除されたことがないそうなので、礼儀に厚い面があるのだなと思い、見習いたいと感じました。

その他に応援してくださった人にも改めて感謝します。
777君がコメントを禁止になってるのに、浪人している僕が書くのも道理に反するかなとおもいまして。さっぱりと消えさせて頂きます。そんな訳でコメントに返答もしません。

未熟な自分にはここで色々な考えを勉強させて頂きました。
下座は大切ですね、自宅の便所掃除をしたら親は喜んでました。
では皆さん、さようなら。777君もし見てるなら僕の後姿を見習ってくれよ(笑)
Posted by 通りすがりの浪人生 at 2010年12月25日 17:50
そっかぁ。隊長もクリスマスするんですねぇ


なんかホットします。
Posted by ぶどうぐみ at 2010年12月25日 17:51
と、一番お世話になったアマミキョさん対して言い忘れてました。
色々とありがとうございました。
じゃ、さいなら(笑)
Posted by 通りすがりの浪人生 at 2010年12月25日 17:59
通りすがりの浪人生君

メッチャ期待してるからね

上のコメント読んで おいちゃんもきっと涙流して喜ぶやろな
(^w^)


777君も科学者目指して頑張ってるみたいだけど 2人共 受験頑張れ~☆
Posted by 宮崎 県太郎 at 2010年12月25日 19:02
隊長! いつもありがとうございます

>母親の「息子が病んでるかぎりは自分は息子のために祈る健気な母親でいられる」という潜在意識の自己愛の思いが生霊のような形で暴走してる霊障だな。」


この間違った潜在意識の為せる技のカラクリが理解出来る人が増えたら 世の中の不幸は随分と減るんでしょうね
Posted by 宮崎 県太郎 at 2010年12月25日 19:17
>通りすがりの浪人生くん

よっしゃ~~!
この決意、おいちゃん、待ってたよ!

一般人さんのオッ車た通り、
(すいません、変換間違った。酔っ払っているもんで.... )

もとい、一般人さんのおっしゃったとおり

やらねばいけない時があります。

それが今です。

よく決意した!

気合いで頑張れ!

そして、一つアドバイス。

受験の時は、めちゃ、緊張しろ。

そうすれば、実力以上のものが出るぞ!

君は世界の宝だ!

神仏の御加護が、絶対ある!




「下座は大切ですね、自宅の便所掃除をしたら親は喜んでました。」

あなたのご両親、幸せです。

きっと抱き合って喜んでいると思いますよ!
(下の御兄弟ができたりして....
ムフフ....あ、そんなこと考えちゃだめだよ!....それ、考えてるの、おいちゃんか?)
Posted by おいちゃん at 2010年12月25日 19:42
通りすがりの浪人生さん
なんとまぁ〜爽やかなコメント。
5月の緑色の風が通り過ぎたみたいです。(実際は外は雪景色ですけど(^^)ゞ)
若いのにエライなぁと思いました。自分がそれくらいの年のときは、もっと幼かった気がする。

「通りすがりの学生さん」や「通りすがりの社会人」になったら、またアマミさんのBlogに登場してね。(涙)
あなた様の今後の活躍をお祈りいたします。
おいちゃんさんもなんと…ステキなコメントを…(笑)

はっ、(^^)論文を仕上げなきゃ!
Posted by 時計ウサギ at 2010年12月25日 20:16
>産多大神 …って、
どっちかってゆーと子沢山になりそうな当て字ですね(笑)

クリスマスのたびに妊娠しそう… (汗) 


シリアスな余談。
子供が幼稚園のときの話なんですが、

(意識的なのか無意識なのかわかりませんが、おそらく確実に)代理ミュンヒハウゼン症候群のお母さんがいました。

一見、喘息の長男をかいがいしく世話するお母さんなのですが、
何年か接するうちに、何かがすごーくすごーく変な感じで…。
(3年間に2度も交通事故にあったり、長男の首にやけどのあと←誰が見てもわかりやすい位置、誰が見てもカワイそうな子供と
がんばってるママと云われるような痕、頻繁に様々な病院に行って、ことさらに大変さをアピールしてから早退したり…)

子供や自分が健康になってしまうと、話題の中心にいれなくなるので、
必ず何か(病気や事故)が不思議と、タイミング良く発生して、必ず誰かが
「かわいそ~」「大変だね~」「ガンバってるね~」「エライね~」って声かけてました。
(ワタシは何か得体のしれない変な感じがして深くは関わらなかった)

子供が気がかりで、どうにかならないものか…と思ったりしたのですが、
えんえん気をもんでいるうちに
`人から関心を得たい、底なし沼´のようなそのママは、結局、引越しをされて行きました。

子供の魂が、親の魂を選択して「この世」に生まれて来るのだと云う事を前提にすると、
この女性を母として選択した、この子たち(兄弟二人)は、何でこの人を母に選んで来たのか…
(縁だからと云ったら、それまでですけど、へたすりゃ生死に関わる何かに巻き込まれる可能性もありそうで)
たいへん厳しい道になりそうで、ただただ大事なく成長することを願うことしかできませんでした。
(自分の分を超えて責任を取れない場合、冷たいといわれようが、下手に手を出す事は、私はできません。このママの場合はそうでした。)

その親を選択する理由はちゃんとあるのでしょうが、
人間として生きて学びを得る という事は、ナント難しいことでしょう…。
Posted by お茶っ葉 at 2010年12月25日 21:43
母子の確執ってどこにもあると思うけど、母親にここまで増長させるのはどうよって思うな。鬱になった息子も完璧にinnocentって訳でもないでしょ。

・・しかし世間からこんな宗教といっしょにされるのはたまらんな。
ウチの祈願は健全だよ、まったくあきれるほど。自己能力開発系の祈願受けてみてそう思った。こっちが忘れてても約束完遂するし。
祈願の成就の仕方見ると、自分が神々からどう評価されてるのかってのが何となく分かるし。
Posted by うああ at 2010年12月26日 00:43
>アマミキヨさん
前半の下りは、特に書かなくてもいいんじゃないですかw確かに何も考えずに一番「デカイ」やつをチョイスしたのは失敗だったかも…しかし7800円もしたからな(泣)。

サンタと言えば、小2か小3の時に、「サンタが、お父さんか、お母さんであれば全てつじつまがあう。それ以外には、残念だが考えられない」という持論を友達の前で展開し、一歩もゆずらなかったら、3~4人相手にボコボコにされたという苦い記憶を思い出しました(笑)

>浪人さん
あなたが謝るなら俺も謝らなきゃいけませんね。不愉快な思いをさせてすみませんでした。

ずいぶん買いかぶってくれているみたいですが、俺のコメント読んで、「礼儀に厚い」と感じたんですかwそれは、俺が思っていたよりは礼儀に厚いということであり、冷静に考えると、俺より礼を重んじている人はこの中にたくさんいます。俺はむしろ、後ろから数えた方が早いでしょう。
よくあるじゃないですか。いけ好かないやつだと思っていたら、意外といい所もあるなと発見して好感が持てるやつ。「最初から最後まで、すべていいやつ」より「最初嫌な感じで、後から、ちょっとだけいい所を出す人」の方が好感触みたいなw

残念ながら俺の場合、そのような人間心理を利用しているだけですw

面白いので、つい長いコメントを書いてしまうのですが、もう一つだけ。以前、俺とあなたの文章は似ている。ゆとりのニオイがするといいましたね。

調和。協調性を重んじるところ。相手を責める場合でも、必ず逃げ道をつくってあげる優しさ。自分の考えを強く押し付けない。相手の意見に迎合しやすい。横並び体質。人の目を気にしすぎる。勇気が足りない。気概が足りない。しかしそれらを強く欲っしている。当たり前だけど、全員が全員じゃないですよ。あくまでそういう傾向があるってこと。あなたの文章を読んだ時に俺が感じたことです。長所でもあり、短所でもあるでしょう。

これからもお互い成長できるように頑張りましょう。ではまた。
Posted by 一般人 at 2010年12月26日 11:45
自分も母親の歪んだ自己愛に悩まされていましたが、

そうした母親のもとに生まれた子供には、

いかにして自分への執着を断たせるかという課題があると思います。

僕は実家を出て母親となるべく会わないようにすることで、この問題を解決しました。
Posted by ピアニスト健太郎 at 2010年12月26日 16:26
産多苦労す…
大家族の父ちゃんみたいですね

サンタさんのイメージ変わります(笑)
Posted by 宮崎 県太郎 at 2010年12月27日 07:42
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