隊長の話・ある柴燈護摩の風景
2010年09月17日
「俺がインターネットで知り合った人なんだけどな」
「はぁ」
「ほら、あの寺尾玲子ファンの」
「あぁ〜!(笑)」 注・肩書きはめちゃくちゃしっかりした人です
「彼が数年前にな、うちの実家でやってた柴燈護摩にきたんだよ」
「そうらしいですね」
「祖母さんが地蔵菩薩に延命されたからな。40で死ぬはずだった祖母さんの命を地蔵菩薩が80まで長らえさせたんだ。
のこりの人生を人々の為に使いなさいってな。
だから、祖母さんの頃からずっと実家では地蔵護摩をしてるわけだ。」
「彼がご実家での柴燈護摩にきたんですよね?」
「そうそう。そのときは修験の師僧もまだ生きてたからな」
「お師匠様、会いたかったです!」
「で、彼は『火渡りを見る』って名目できてたんだよ。ま、修験の作法に興味津々だったんだな。」
「彼はいろんな宗教団体ウォッチをしておられるそうですよね」
「まぁな。だからというべきか、○○○○は大嫌いだけどな(笑)」
「うわー、そこは書けないわー!(笑)」
「で、俺が彼を案内してたら、突然向こうにいた師僧が彼のところにトコトコ歩いてきてな。
前フリなしで突然彼に「白菊大神」について語り出したんだよ。
俺は慣れっこだが、彼は呆然としてたな。
実は彼は、俺から白菊ねぇさん(白菊大神のこと。隊長の守り神様)のことを聞いてから、ずっと興味津々だったらしいんだな。
でも軽々しく立ち入って聞いていいものかわからない。
悶々としてたところで、いきなりはじめて会う俺の師僧が前後の脈絡抜きで、彼が一番知りたかった部分だけを説明しはじめたんだ。
ビックリを超えて度肝ぬかれたらしいよ(笑)」
「いやー、お師匠さま、心のぞくなんて霊的セクハラだわー(笑) あなた様も時々しますよね(笑)」
「ほっとけ(笑) 師僧はしょっちゅうそういうことしてたからな。というか、師僧は究極のめんどくさがり屋だからな。前フリなしで要点しか話さないからな。(笑)
で、呆然としてる彼に、「火渡り、していけよ」と言い残して、またどっか歩いていったよ。もちろん師僧には彼が火渡りを見に来たことすら伝えてないけどな(笑)」
「お師匠さま(*´Д`*)ハァハァ 」
「護摩してたときにさ、たまたま『アンビリーバボー』だっけ?あれで、他のトコの護摩の特集してたんだな。で、軽くなる地蔵の話をしてたんだ。それ見て近所のガキが騒いでるんだよ。「すげー!地蔵が軽くなるんだってよ!」ってさ。
おめーら、うちでしてる護摩で毎年そのお地蔵さん抱きかかえてフツーに盆踊りしてんだろーがって(笑)」
「はははは(笑) 余所の護摩の奇跡に感動しつつ、当たり前に自分達も毎年やってたというわけですね(笑)」
「そう。そのお地蔵さんは願いをきいてくれるお地蔵さんでな。その願いが叶うなら軽くなるし、叶わないなら重くなる。そのお地蔵さんを持って踊ってたわけだよ。毎年な(笑)」
「火渡りもすごいですけど、そのお地蔵さんも大概すごいですね!」
「普通は大人でも抱えるのがやっとの地蔵だよ(笑)なのに重くなったり軽くなったりする。それも、護摩では当たり前だからな。」
「火渡りも、フツーにやったらほぼ確実に火傷ものですよね」
「そう。でも護摩火ではめったに火傷なんかしない。火傷するときは本人に原因があるな。」
「ご神仏の火を拒否するものを本人が持ってるって話しですからね」
「そうか、奄美には護摩はないんだな」
「護摩というかお寺がないですもん」
「一度参加するといい。祖母さんが生きてた頃はフツーに護摩にきた人が難病とか治ってたからな」
「護摩すごすぎです!お祖母様が特にすごすぎです!!!!」
「はぁ」
「ほら、あの寺尾玲子ファンの」
「あぁ〜!(笑)」 注・肩書きはめちゃくちゃしっかりした人です
「彼が数年前にな、うちの実家でやってた柴燈護摩にきたんだよ」
「そうらしいですね」
「祖母さんが地蔵菩薩に延命されたからな。40で死ぬはずだった祖母さんの命を地蔵菩薩が80まで長らえさせたんだ。
のこりの人生を人々の為に使いなさいってな。
だから、祖母さんの頃からずっと実家では地蔵護摩をしてるわけだ。」
「彼がご実家での柴燈護摩にきたんですよね?」
「そうそう。そのときは修験の師僧もまだ生きてたからな」
「お師匠様、会いたかったです!」
「で、彼は『火渡りを見る』って名目できてたんだよ。ま、修験の作法に興味津々だったんだな。」
「彼はいろんな宗教団体ウォッチをしておられるそうですよね」
「まぁな。だからというべきか、○○○○は大嫌いだけどな(笑)」
「うわー、そこは書けないわー!(笑)」
「で、俺が彼を案内してたら、突然向こうにいた師僧が彼のところにトコトコ歩いてきてな。
前フリなしで突然彼に「白菊大神」について語り出したんだよ。
俺は慣れっこだが、彼は呆然としてたな。
実は彼は、俺から白菊ねぇさん(白菊大神のこと。隊長の守り神様)のことを聞いてから、ずっと興味津々だったらしいんだな。
でも軽々しく立ち入って聞いていいものかわからない。
悶々としてたところで、いきなりはじめて会う俺の師僧が前後の脈絡抜きで、彼が一番知りたかった部分だけを説明しはじめたんだ。
ビックリを超えて度肝ぬかれたらしいよ(笑)」
「いやー、お師匠さま、心のぞくなんて霊的セクハラだわー(笑) あなた様も時々しますよね(笑)」
「ほっとけ(笑) 師僧はしょっちゅうそういうことしてたからな。というか、師僧は究極のめんどくさがり屋だからな。前フリなしで要点しか話さないからな。(笑)
で、呆然としてる彼に、「火渡り、していけよ」と言い残して、またどっか歩いていったよ。もちろん師僧には彼が火渡りを見に来たことすら伝えてないけどな(笑)」
「お師匠さま(*´Д`*)ハァハァ 」
「護摩してたときにさ、たまたま『アンビリーバボー』だっけ?あれで、他のトコの護摩の特集してたんだな。で、軽くなる地蔵の話をしてたんだ。それ見て近所のガキが騒いでるんだよ。「すげー!地蔵が軽くなるんだってよ!」ってさ。
おめーら、うちでしてる護摩で毎年そのお地蔵さん抱きかかえてフツーに盆踊りしてんだろーがって(笑)」
「はははは(笑) 余所の護摩の奇跡に感動しつつ、当たり前に自分達も毎年やってたというわけですね(笑)」
「そう。そのお地蔵さんは願いをきいてくれるお地蔵さんでな。その願いが叶うなら軽くなるし、叶わないなら重くなる。そのお地蔵さんを持って踊ってたわけだよ。毎年な(笑)」
「火渡りもすごいですけど、そのお地蔵さんも大概すごいですね!」
「普通は大人でも抱えるのがやっとの地蔵だよ(笑)なのに重くなったり軽くなったりする。それも、護摩では当たり前だからな。」
「火渡りも、フツーにやったらほぼ確実に火傷ものですよね」
「そう。でも護摩火ではめったに火傷なんかしない。火傷するときは本人に原因があるな。」
「ご神仏の火を拒否するものを本人が持ってるって話しですからね」
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「一度参加するといい。祖母さんが生きてた頃はフツーに護摩にきた人が難病とか治ってたからな」
「護摩すごすぎです!お祖母様が特にすごすぎです!!!!」
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 01:25│Comments(2)
│隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
私もまた行きたいです。
ってか誰の話かすぐわかってしまいましたよ~(笑)
ってか誰の話かすぐわかってしまいましたよ~(笑)
Posted by 七菜子 at 2010年09月17日 01:34
>七菜子さん
ええ、「癒し系」と言われてるらしいあの御方です(笑)
いいなぁ~、七菜子さんはいけたんだもんなぁ~
ええ、「癒し系」と言われてるらしいあの御方です(笑)
いいなぁ~、七菜子さんはいけたんだもんなぁ~
Posted by アマミキョ
at 2010年09月21日 00:33

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