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隊長の話・ある障りとその防御

2010年09月07日

「隊長〜、もうそろそろネタ切れなんですよ〜。宗派ネタばっかだとピープルが逃げちゃいますよ〜」

「俺が知るか。」

「冷たいですね〜。じゃ、隊長の昔話でも書こうかな・・・・・?」

「ネタかぁ。何があるかな〜」

「(・∀・)わくわく・・・」

「よく事故が起きる道路の話だ」

「キター!」

「ある町のある道路。そこは直線道路なのに、なぜか事故多発地帯なわけだ。
そこにさしかかると急に猛烈に眠くなったり、何故か意識が飛んだりする。
俺も何回か道路公団から依頼されてお祓いしたんだがな」

「鎮まったんですか?」

「いや、やっても一時しのぎさ。もう数が多すぎて、有象無象だ。とてもじゃないが間に合わない」

「その原因は?」

「その一体の町は昔からよく水害があったんだ。で、数十人も行方不明になってる。
たぶん川だ。ご遺体はみんな川にひきこまれたんだな。で、その川の近くに道路を通すことになり、川底の土をもって道路工事につかったんだな。」

「あー・・・・つまり形を無くしたたくさんのご遺体ごと、道路つくっちゃったと・・・」

「そう。で、事故多発地帯のできあがりというわけだ。毎日お骨を踏んで通ってるわけさ」

「そこを鎮めるにはどうしたらいいんですか?」

「ムリだな。そりゃ「関ヶ原にいってオバケでないようにしてくれ」って言われてるのと同じくらいムリだ」

「ムリだとわかりました(笑)」

「そうだな。道路上というか、その土地一帯の川沿いに何カ所か水害の慰霊塔を建てて、毎年供養祭をすべきだな。
そうじゃなければおさまらんだろう。」

「そうですか・・・・」

「そりゃそうさ。俺は前から言ってるだろ?死者も生きてる人間と同じだよ。ないがしろにされ、ぞんざいに扱われることが一番イヤなんだよ。逆に、丁寧に扱えば多少の分からず屋でもある程度は大人しくなるもんだ。要は配慮の問題なんだよ。

でも、今この時代に死者に対する配慮・・・というか、異世界に対する配慮ができる人間がどれだけいるかな?」

「・・・・・・・」

「たとえば、いま霊道がどうのこうのとか言ってるだろ。霊道ってな、ほとんどは地上数メートル上に通ってるんだよ。それが問題になるなんてことは今までなかったんだ。じゃぁどうしていま霊道上での霊障が激増してるか?
簡単さ。生きてる人間が地上数メートルに住み始めてるからだよ。つまり、「領域を侵してるのは誰か」って話だ。
それは自然の摂理、つまり「棲み分け」というルールを生者の側が破ってるんだよ。自然を壊せばそれだけの反作用がくる。それはこの世の世界と霊的な世界においてもそうなのさ。
昔ならたくさんの死者がでたらちゃんと供養塔をたてるだろうし、社を建てて鎮めるだろう。でも最近はそんなこともしない。昔から継承されてきてることは、意味があるものが多いんだよ。でも、今その継承を怠ってるのは誰の責任だ?その継承を怠ったことで、霊障を受けて苦しむのは誰の責任だ?」

「霊や配慮を忘れたこっち側の責任ですね。100%」

「そう。だから霊を特別なものと思ったらいけないんだよ。
それを、普段ご先祖への感謝もないくせになにかあったら霊のせいにする連中がどれだけ多いかだよな」

「では、そういった霊的な障りからの防御とはどうしたらいいんでしょうか?」

「だから言ってるだろ。「継承されてきたものには意味がある」って。

ご先祖への感謝。ご神仏への信仰。「お陰様で」という、感謝と謙虚な心。 これにつきるんだよ。

ご先祖やご神仏への感謝がちゃんとできてる人はそれなりの立ち振る舞いをするだろ。そしたら護りも自然と強くなるさ。
すくなくとも、感謝がカケラもないヤツとは比べものにならない位は大難が小難にとどめられるだろうな。」

「そういうことですね」

「そう。だから「お陰様」なんだよ。厄をすべて消すことは不可能だ。それは受けるべくして受けるときもある。でも、加護の力が強いほどに大難を小難にとどめられるし、その事を知ってたら「この厄はもしかしたら護られて小難にとどめられた大難だったのかもしれない」と、そう思えたら感謝しかないだろ。実際その通りの世界なんだよ。

また、どんな厄があっても「これは目上の皆様のおかげで大難をとどめていただいたお陰様です。本当にありがとうございます」と前向きに感謝と謙虚をもってる人間は、それだけで「徳を積んでる」んだよ。
その徳が何になるかというと「運」になるわけだ。感謝を向けらればご先祖やご神仏にもかわいがられるし、運もついてくる。
だから、誰かによって生かされ、守られていると感謝する「お陰様」の心が「徳」なんだよ。」

「それが霊的防御の王道なんですね」

「そうだな。まぁ、霊障を受けるのは大概そういうものが欠けてる人間が多いしな。最終的には気持ちの部分だな」

「これはやっぱりプロに聞かないとわからないです心霊漫画には載ってないもん!(笑)」

「ネタになったか?」

「はい!ありがとうございます!!!!」








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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 01:19│Comments(5)隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
感謝のかの字も知らない自己中な人が、障りを受けたくない一心でお祓いを受けたりしてもほとんど意味がないということですね。
不幸を霊のせいにする人が多いのは、テレビの心霊モノがかなり影響していると思います。
特に浄霊モノは、憑依の原因が相談者の心の傾向性にあると説明していることが皆無に等しいので問題ですね。
Posted by ピアニスト健太郎 at 2010年09月07日 03:48
地上数メートル...か。
うち、マンションの3階なんですけど・・・
Σ(゚Д゚||;)!!!
Posted by ひろ at 2010年09月07日 14:58
いや(汗)
だから状況を嘆くより
防護に徹してください
Posted by 隊長 at 2010年09月08日 10:18
江戸時代に処刑場だったところの間近を通っている幹線道路があるのですが、その処刑場近くでは事故が多いと有名です…。

おそらく「霊とか祟りとかいうのは、非科学的で古い!」という考えが主流のときに作ってしまったのでしょうね。


嵐の「モンスター」の歌詞に

”僕の記憶が全て消えても
生まれ変わったら また君を探す”とか

”あなたがいたから生まれてきたんだ”

”一万年の愛を叫ぼう
生まれ変わっても また君を探す”

とかある。
それって、転生輪廻、
つまり、肉体が死んでも霊は残る前提なんだけど
「非科学的!」とか言わないで
「ロマンチックでいいな~。私も言われた~い」
とみんなうっとり聞いているのはおもしろいです。

霊的なことは、やっぱり本当なんじゃないかなあと
揺り戻しがきているような気がします。
Posted by ゴマコ at 2010年09月09日 23:50
>ピアニスト健太郎さん
まさしくその説明は皆無です。ここは問題だと思います。

>ひろさん
大丈夫ですよ・・・・たぶん・・・・・(笑)

>隊長
うちも三階なんです!お祓いにきて!(笑)

>ゴマコさん
かなり揺り返しきてますね。漫画などをみても、霊界やスピリチュアルがすごく増えていますね。
Posted by アマミキョアマミキョ at 2010年09月10日 15:04
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