隊長の話・ある話しの元ネタ?
2010年08月16日
「たいちょー、そろそろ本当にネタくださいよ~。
このままじゃ隊長ネタ目当てに私のブログ毎日チェックしてくださってる一部読者さんが離れちゃいますよ~」
「そんなの俺が知るかよ(笑)」
「あなた、自分のファンをないがしろにしていいと思ってるんですか?地獄におちるわよ!(細木和子先生風に)」
「ネタねぇ・・・・うーん・・・・」
「(・∀・) どきどき・・・」
「あ、布団の話があるな」
「ふとん?」
「うん。ある飯場でな。寝た人間がかならず金縛りにあう布団があったんだ。」
「へぇー。布団ですか」
「最初はその飯場の場所が原因なんじゃないかと思ったけどな。その布団は貸し布団だったんだな。貸し布団屋の主人が、あまりに自分のところの布団貸したところでそういう話をきくもんで、もしかしたら・・・と思って相談にきたんだな。」
「・・・で、なにがいたんですか?そのお布団」
「ん?幼い兄弟。互いにかばいあって・・・・」
「ああああああああ!その話知ってますよ!!!!」
「あれ?」
「松谷みよ子さんだったかな。江戸時代の旅館の話ってことになってましたけど、まんまそうです。「兄ちゃんさむかろ・・・・?」「お前もさむかろ・・・?」って互いにあたため合って布団で冷たくなった兄弟の霊が・・・」
「そうだよ。へぇー。結構知られてるんだな。この話は終戦後の話だけどな。俺のいた寺で浄霊した話だよ。」
「うちの父ちゃんがそれ読んで号泣してましたもん。いまでもそれ思い出させると涙ぐみますよ」
「そうだろうな。お父さんの世代とかはキツいだろうな。本当の貧しさを知ってる世代だからな。」
「しかし、元ネタが隊長のいらしたお寺だったとは・・・・」
「うん。あのときはたしか先生(修験のお師匠さま)がまだ車運転してたからな。なんか感じるものがあったんだろうな。先生が直接行って、布団のせて帰ってきたよ」
「布団直接もってきたんですか!」
「もう、ね。見た瞬間「キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!」だよ。丸められた布団の上に小さい男の子二人が体育座りしてこっちを睨んでるんだぜ」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクブル 」
「結局、先生が護摩供養してそのままおたきあげしたよ。幼い兄弟もやっと成仏できたわけだ」
「その子たちが布団に憑いた経緯は?」
「ま、あれだな。親が戦争のどさくさで死んで、周りは誰も助けてくれず、もっとも周りもそんな余裕もなかったんだろうが、
最期は布団の仲で兄弟ふたり寄り添いながら餓死したんだな。
その布団を、周りの大人がそのまま貸し布団屋に売っぱらったんだ」
「ひどい話ですね・・・」
「まったくひどい話だ。親戚か家主か村の誰か、周りの大人がたった一人だけでもせめて幼い兄弟の御霊をほんの少しでも供養してやれたら、あそこまでにはならなかったんだよ。
しかし誰もそんな気持ちを持つ大人はいなかったんだ。それどころか兄弟が亡くなった布団をも金にかえた。
俺はその大人の心がよほど恐ろしいよ」
「・・・・・・・」
「実はこういう話はかなり多いんだよ。終戦後の混乱もそうだし、身寄りなく亡くなり、誰も供養することのない子供の霊がらみの事例はな。でも表にはめったにでないけどな。話があまりにつらすぎるだろ?」
「そうですね。子供の話はつらいですね」
人知れず、悲しみの魂をなぐさめ、浄土に渡す役目がある。
信じない人もいるだろう。宗教をバカにする人は多いかもしれない。
でも、私には感謝しかない。
このままじゃ隊長ネタ目当てに私のブログ毎日チェックしてくださってる一部読者さんが離れちゃいますよ~」
「そんなの俺が知るかよ(笑)」
「あなた、自分のファンをないがしろにしていいと思ってるんですか?地獄におちるわよ!(細木和子先生風に)」
「ネタねぇ・・・・うーん・・・・」
「(・∀・) どきどき・・・」
「あ、布団の話があるな」
「ふとん?」
「うん。ある飯場でな。寝た人間がかならず金縛りにあう布団があったんだ。」
「へぇー。布団ですか」
「最初はその飯場の場所が原因なんじゃないかと思ったけどな。その布団は貸し布団だったんだな。貸し布団屋の主人が、あまりに自分のところの布団貸したところでそういう話をきくもんで、もしかしたら・・・と思って相談にきたんだな。」
「・・・で、なにがいたんですか?そのお布団」
「ん?幼い兄弟。互いにかばいあって・・・・」
「ああああああああ!その話知ってますよ!!!!」
「あれ?」
「松谷みよ子さんだったかな。江戸時代の旅館の話ってことになってましたけど、まんまそうです。「兄ちゃんさむかろ・・・・?」「お前もさむかろ・・・?」って互いにあたため合って布団で冷たくなった兄弟の霊が・・・」
「そうだよ。へぇー。結構知られてるんだな。この話は終戦後の話だけどな。俺のいた寺で浄霊した話だよ。」
「うちの父ちゃんがそれ読んで号泣してましたもん。いまでもそれ思い出させると涙ぐみますよ」
「そうだろうな。お父さんの世代とかはキツいだろうな。本当の貧しさを知ってる世代だからな。」
「しかし、元ネタが隊長のいらしたお寺だったとは・・・・」
「うん。あのときはたしか先生(修験のお師匠さま)がまだ車運転してたからな。なんか感じるものがあったんだろうな。先生が直接行って、布団のせて帰ってきたよ」
「布団直接もってきたんですか!」
「もう、ね。見た瞬間「キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!」だよ。丸められた布団の上に小さい男の子二人が体育座りしてこっちを睨んでるんだぜ」
「 (((( ;゚Д゚)))ガクブル 」
「結局、先生が護摩供養してそのままおたきあげしたよ。幼い兄弟もやっと成仏できたわけだ」
「その子たちが布団に憑いた経緯は?」
「ま、あれだな。親が戦争のどさくさで死んで、周りは誰も助けてくれず、もっとも周りもそんな余裕もなかったんだろうが、
最期は布団の仲で兄弟ふたり寄り添いながら餓死したんだな。
その布団を、周りの大人がそのまま貸し布団屋に売っぱらったんだ」
「ひどい話ですね・・・」
「まったくひどい話だ。親戚か家主か村の誰か、周りの大人がたった一人だけでもせめて幼い兄弟の御霊をほんの少しでも供養してやれたら、あそこまでにはならなかったんだよ。
しかし誰もそんな気持ちを持つ大人はいなかったんだ。それどころか兄弟が亡くなった布団をも金にかえた。
俺はその大人の心がよほど恐ろしいよ」
「・・・・・・・」
「実はこういう話はかなり多いんだよ。終戦後の混乱もそうだし、身寄りなく亡くなり、誰も供養することのない子供の霊がらみの事例はな。でも表にはめったにでないけどな。話があまりにつらすぎるだろ?」
「そうですね。子供の話はつらいですね」
人知れず、悲しみの魂をなぐさめ、浄土に渡す役目がある。
信じない人もいるだろう。宗教をバカにする人は多いかもしれない。
でも、私には感謝しかない。
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 13:31│Comments(3)
│隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
こんにちは、
この内容に突っ込むのも人として、いかがなものかと思うけれど
小泉八雲(1850~1904)が書いたものの中に
「鳥取のふとんの話」という話があり
内容は、ほとんど同じようだと思う。
この内容に突っ込むのも人として、いかがなものかと思うけれど
小泉八雲(1850~1904)が書いたものの中に
「鳥取のふとんの話」という話があり
内容は、ほとんど同じようだと思う。
Posted by すごい時代 at 2010年08月17日 07:29
いつも楽しく読ませて頂いてます。
隊長さんネタ本当楽しみです。
楽しく読むのはちょっと違いますかね…f^_^;
隊長さんネタ本当楽しみです。
楽しく読むのはちょっと違いますかね…f^_^;
Posted by キララ☆ at 2010年08月17日 22:44
>すごい時代さん
ホントだ。じゃ、たぶん父と私が読んだのは小泉八雲ですね。
でもほんと同じ内容なんですよ。隊長に話したら
「昔から悲劇ってのはかわらんな・・・」と言ってました。
>キララ☆さん
ありがとうございます!
ネタ仕入れるのも大変です(笑)
隊長が思い出すの待ちですので(笑)
最近だんだんストックがなくなってるらしいし・・・・
(ネタがないのではなく危険すぎて表にだせないネタの方が多い)
ホントだ。じゃ、たぶん父と私が読んだのは小泉八雲ですね。
でもほんと同じ内容なんですよ。隊長に話したら
「昔から悲劇ってのはかわらんな・・・」と言ってました。
>キララ☆さん
ありがとうございます!
ネタ仕入れるのも大変です(笑)
隊長が思い出すの待ちですので(笑)
最近だんだんストックがなくなってるらしいし・・・・
(ネタがないのではなく危険すぎて表にだせないネタの方が多い)
Posted by アマミキョ
at 2010年08月23日 12:27

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