第二回隊長講演会 講演録(1)
2013年03月17日
第二回隊長講演会 2013.2.16
こんばんは 皆様お忙しい中、大変ありがとうございます。
また、今回も呼んでいただきまして大変嬉しく思います。
大変あがっております。
あんまり人前で話すという機会はないんですね。個別ではよくやるんですよ。
でも、皆さんを相手にしてどこまで話せるか、前はあんまり拙い話ばかりでかえって御迷惑をおかけしたんじゃないかなという感じで喋らせていただいたんですけど、
なんとか今回もまた呼んでいただけたと、大変、嬉しく感じています。
さて、どういう題名で、どういう内容で話そうかなって考えてて、結局いまのいままで思いつかなかったんですよ。ひどいでしょ(笑)
でも要望は何件かきてるんですね、こういう風な感じの内容が知りたいとか、ああいう風な感じの内容が知りたいとか。
そういうご質問を中心に今回お話させていただこうかな、というふうに考えております。
怖い話を聞かせてくれという人もおられるし、お墓についてのお話をしてくださいという方もおられたし、普段じゃめったに聞くことができないお話をしてくださいって言われる方もおられました。
だから、それをすべて総合してお話できればいいのかなって考えています。さて、どこから話すかな・・・。
お祀り(おまつり)というもがあります。神道で言うおまつりっていうのは、「おみこしかついで、ワッショイワッショイ」というお祭じゃなくて、御先祖さんなんかを家でお祀りするっていう『お祀り』なんですね。
いま、仏教の方けっこう多いと思うんですけど、仏壇を家の中に祀られて、先祖崇拝っていう形をとられていると思うんですね。
奄美の方はすごく信仰心の篤い方が多いみたいで、皆さんはもちろんそういうことを一生懸命されているんじゃないかなって思うんですけど、お祀り、じゃあ、その効力は?という話をさせていただこうと思います。
はたして私たちがしゃべっている声がご先祖さまにまで届いているのかな?っていう話と、お祀りっていうのは、そもそもどのくらいの効力があるのか?っていう話なんですけど・・・・怖い話からいきましょうか?(笑)
平安時代の陰陽師がいますね、安倍清明。この人が調伏して静まらせようと思ってもできなかった怨霊がいるんです。誰でしょう?
大宰府天満宮の菅原道真公。あまりにも強烈で、あの安倍晴明でもどうしようもできなかった。
ここでお祀りの話がでるんですけど、日本人の知恵なんですね、敵対して何とかしようというんじゃなくて、神様にしてそのまんまお鎮めしようという事なんですよ。
これが『お祀り』。わかります?
当時怨霊だった菅原道真公は、いま学問の神様です、福岡のほうでね。
一番最初に上陸されたのは、綱敷天満宮っていって、椎田っていう処ですね。大分県中津市のちょっと手前の処に上陸されて、そこから、梅の街道を通って、福岡入りされたんです。
左遷されたということで恨みつらみがあって、不幸のうちに亡くなられて、怨霊になって、内裏っていうんですけど、天皇さんがおられるところに行って大暴れしちゃいましたと。
怨霊となった菅原道真を鎮めるために、有名な安倍晴明をはじめ神社・仏閣・陰陽師の類がありとあらゆる手をつくしたけど、なんとかしたいって思ったけど、できない。
ものすごい霊能者がいて、抑えようと持ってもできないことでも、神様として祀ってみんなで手を合わせちゃうと、おさまっちゃうんですよ。
もうひとりいますね、平将門。この人も恨みつらみをもって、結局だけどこの人も祀るという形をとることによって抑えちゃったんですね。
もっと、それが一般家庭的な話になってくると、自分の家でご先祖様を祀るっていう形も考えられるわけです。
これは別に祟るから祀って抑えちゃうってわけじゃないですよ。
そうではなくて、自分自身を護っていただける御先祖さんとか、守護をされる方々の力をより強めるための方法が『お祀り』であるんですね。
何がそんなに力を与えるかっていったら、信じること。
人間は死ぬときに一番怖いのは何かというと、忘れ去られることなんですね。
語り継がれることと、忘れ去られることは大違いなんですよ。
語り継がれるってことは、忘れられないし、名前を呼ばれるって言うことは、言霊が入る。
そうすればその分だけ力が強くなるし、ということは、護りの力も強くなってくる。
だから皆さんに、ご先祖さんに手を合わせてくださいって、お願いするんですよ。
でも、どうしてもそういっても聞いてもらえない場合があるんです。残念ですが。
せっかくそう伝えても分かっていただけない場合、アドバイスをする人によっては、怖い話にもっていく場合もあるんですね。
「ご先祖さんがちょっと祟っているぞ」と。そうすれば、手を合わせざるを得ない。そんな方向に相談者を持っていく方法もあります。
でも、本心は違う、そうじゃない。ご先祖さんに手を合わせることで、ご先祖さんからの護りを強くするためにそうしてほしいっていう気持ちから言っているんです。
でもそれだけじゃ聞いてもらえない方には、そういう風な(ご先祖さんが祟っているぞという)言い回しで持っていく場合もあるということですね。
先祖はほとんど、祟らないです。全然とは言いませんよ。ほとんど祟らない。
でも、子孫が先祖のお守りを忘れ去って、何もご先祖さん達に対して感謝の意も唱えることがないっていう状況になれば、ご先祖の方で護りたいって思っても、護れないんですね、守れない。
護れなくて、他の所からの作用でいろんな支障がきたしたときに、なんで護ってくれないんだっていう話なら、まだわかるのに、「御先祖さんが祟っているからじゃないか」って、勘違いする方もいるわけですよ、中には。
それは、祟っているんじゃなくて、護りたいがためにお知らせや警告を与えてくれている場合もあったりするわけですよ、実は。
でも、気がつかないでしょ?ご先祖は喋らないから分からない。
だから、手を合わせて、ちゃんと感謝の意を唱えて、お祀りしてくださいって、言っているんです。
そうすれば少なくともそういう感謝の行為をしている人に対して、ご先祖がいたずらや悪さをするっていうふうな先入観はなくなるはずで、
ではそういう中に奇異、変わった内容の事が起きるということは、どういうことかと言えば、「自分達がまだ気づいていない危機的状況へのお知らせや警告としてご先祖さんが何かを教えてくれているのではないか」と受け止めやすい内容になると思うんですね。
それが、御先祖様の力を強める方法。信じるっていうことです。
もう一つやってほしいのは、ご先祖に対して、声に出して喋りかけることです。
何故かというと、もうひとつの勘違いは、亡くなられたらご先祖や霊魂はみんなものすごい霊能力者みたいになっちゃうって、思い込んでいる人が結構多いんですよ。
霊はこちらが黙ってても(こちらの思いが)すべてが分かる?分からないんです。生きているときの延長なんですよ。
だけど、周りがそれを理解して、周りが手を合わせて、お祀りして、一緒に進むことによって、力を得られるっていうことは、ご先祖さんは偉くもなれるんですよ、最終的にはですね。
それをしてあげられるのは、生きた人間が、ご先祖さんをそういう風に持って行ってあげるということ。
それの延長線上にある大きい祀りっていうのがさっき言った太宰府天満宮の菅原道真公ですね。
いま福岡の守り神みたいになっています、これは、みんなが感謝の意を唱えて、ずっと祀っているからでしょ?
決して怨霊として扱っているからじゃない。だからああいうふうに、御利益とまではいかないけれど、加護があるわけですね。
それのミニサイズを自分の家で、やっているわけです、要は。
だから『お祀り』を大事にしてほしいんです、大事にしてほしい。
こんばんは 皆様お忙しい中、大変ありがとうございます。
また、今回も呼んでいただきまして大変嬉しく思います。
大変あがっております。
あんまり人前で話すという機会はないんですね。個別ではよくやるんですよ。
でも、皆さんを相手にしてどこまで話せるか、前はあんまり拙い話ばかりでかえって御迷惑をおかけしたんじゃないかなという感じで喋らせていただいたんですけど、
なんとか今回もまた呼んでいただけたと、大変、嬉しく感じています。
さて、どういう題名で、どういう内容で話そうかなって考えてて、結局いまのいままで思いつかなかったんですよ。ひどいでしょ(笑)
でも要望は何件かきてるんですね、こういう風な感じの内容が知りたいとか、ああいう風な感じの内容が知りたいとか。
そういうご質問を中心に今回お話させていただこうかな、というふうに考えております。
怖い話を聞かせてくれという人もおられるし、お墓についてのお話をしてくださいという方もおられたし、普段じゃめったに聞くことができないお話をしてくださいって言われる方もおられました。
だから、それをすべて総合してお話できればいいのかなって考えています。さて、どこから話すかな・・・。
お祀り(おまつり)というもがあります。神道で言うおまつりっていうのは、「おみこしかついで、ワッショイワッショイ」というお祭じゃなくて、御先祖さんなんかを家でお祀りするっていう『お祀り』なんですね。
いま、仏教の方けっこう多いと思うんですけど、仏壇を家の中に祀られて、先祖崇拝っていう形をとられていると思うんですね。
奄美の方はすごく信仰心の篤い方が多いみたいで、皆さんはもちろんそういうことを一生懸命されているんじゃないかなって思うんですけど、お祀り、じゃあ、その効力は?という話をさせていただこうと思います。
はたして私たちがしゃべっている声がご先祖さまにまで届いているのかな?っていう話と、お祀りっていうのは、そもそもどのくらいの効力があるのか?っていう話なんですけど・・・・怖い話からいきましょうか?(笑)
平安時代の陰陽師がいますね、安倍清明。この人が調伏して静まらせようと思ってもできなかった怨霊がいるんです。誰でしょう?
大宰府天満宮の菅原道真公。あまりにも強烈で、あの安倍晴明でもどうしようもできなかった。
ここでお祀りの話がでるんですけど、日本人の知恵なんですね、敵対して何とかしようというんじゃなくて、神様にしてそのまんまお鎮めしようという事なんですよ。
これが『お祀り』。わかります?
当時怨霊だった菅原道真公は、いま学問の神様です、福岡のほうでね。
一番最初に上陸されたのは、綱敷天満宮っていって、椎田っていう処ですね。大分県中津市のちょっと手前の処に上陸されて、そこから、梅の街道を通って、福岡入りされたんです。
左遷されたということで恨みつらみがあって、不幸のうちに亡くなられて、怨霊になって、内裏っていうんですけど、天皇さんがおられるところに行って大暴れしちゃいましたと。
怨霊となった菅原道真を鎮めるために、有名な安倍晴明をはじめ神社・仏閣・陰陽師の類がありとあらゆる手をつくしたけど、なんとかしたいって思ったけど、できない。
ものすごい霊能者がいて、抑えようと持ってもできないことでも、神様として祀ってみんなで手を合わせちゃうと、おさまっちゃうんですよ。
もうひとりいますね、平将門。この人も恨みつらみをもって、結局だけどこの人も祀るという形をとることによって抑えちゃったんですね。
もっと、それが一般家庭的な話になってくると、自分の家でご先祖様を祀るっていう形も考えられるわけです。
これは別に祟るから祀って抑えちゃうってわけじゃないですよ。
そうではなくて、自分自身を護っていただける御先祖さんとか、守護をされる方々の力をより強めるための方法が『お祀り』であるんですね。
何がそんなに力を与えるかっていったら、信じること。
人間は死ぬときに一番怖いのは何かというと、忘れ去られることなんですね。
語り継がれることと、忘れ去られることは大違いなんですよ。
語り継がれるってことは、忘れられないし、名前を呼ばれるって言うことは、言霊が入る。
そうすればその分だけ力が強くなるし、ということは、護りの力も強くなってくる。
だから皆さんに、ご先祖さんに手を合わせてくださいって、お願いするんですよ。
でも、どうしてもそういっても聞いてもらえない場合があるんです。残念ですが。
せっかくそう伝えても分かっていただけない場合、アドバイスをする人によっては、怖い話にもっていく場合もあるんですね。
「ご先祖さんがちょっと祟っているぞ」と。そうすれば、手を合わせざるを得ない。そんな方向に相談者を持っていく方法もあります。
でも、本心は違う、そうじゃない。ご先祖さんに手を合わせることで、ご先祖さんからの護りを強くするためにそうしてほしいっていう気持ちから言っているんです。
でもそれだけじゃ聞いてもらえない方には、そういう風な(ご先祖さんが祟っているぞという)言い回しで持っていく場合もあるということですね。
先祖はほとんど、祟らないです。全然とは言いませんよ。ほとんど祟らない。
でも、子孫が先祖のお守りを忘れ去って、何もご先祖さん達に対して感謝の意も唱えることがないっていう状況になれば、ご先祖の方で護りたいって思っても、護れないんですね、守れない。
護れなくて、他の所からの作用でいろんな支障がきたしたときに、なんで護ってくれないんだっていう話なら、まだわかるのに、「御先祖さんが祟っているからじゃないか」って、勘違いする方もいるわけですよ、中には。
それは、祟っているんじゃなくて、護りたいがためにお知らせや警告を与えてくれている場合もあったりするわけですよ、実は。
でも、気がつかないでしょ?ご先祖は喋らないから分からない。
だから、手を合わせて、ちゃんと感謝の意を唱えて、お祀りしてくださいって、言っているんです。
そうすれば少なくともそういう感謝の行為をしている人に対して、ご先祖がいたずらや悪さをするっていうふうな先入観はなくなるはずで、
ではそういう中に奇異、変わった内容の事が起きるということは、どういうことかと言えば、「自分達がまだ気づいていない危機的状況へのお知らせや警告としてご先祖さんが何かを教えてくれているのではないか」と受け止めやすい内容になると思うんですね。
それが、御先祖様の力を強める方法。信じるっていうことです。
もう一つやってほしいのは、ご先祖に対して、声に出して喋りかけることです。
何故かというと、もうひとつの勘違いは、亡くなられたらご先祖や霊魂はみんなものすごい霊能力者みたいになっちゃうって、思い込んでいる人が結構多いんですよ。
霊はこちらが黙ってても(こちらの思いが)すべてが分かる?分からないんです。生きているときの延長なんですよ。
だけど、周りがそれを理解して、周りが手を合わせて、お祀りして、一緒に進むことによって、力を得られるっていうことは、ご先祖さんは偉くもなれるんですよ、最終的にはですね。
それをしてあげられるのは、生きた人間が、ご先祖さんをそういう風に持って行ってあげるということ。
それの延長線上にある大きい祀りっていうのがさっき言った太宰府天満宮の菅原道真公ですね。
いま福岡の守り神みたいになっています、これは、みんなが感謝の意を唱えて、ずっと祀っているからでしょ?
決して怨霊として扱っているからじゃない。だからああいうふうに、御利益とまではいかないけれど、加護があるわけですね。
それのミニサイズを自分の家で、やっているわけです、要は。
だから『お祀り』を大事にしてほしいんです、大事にしてほしい。
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 19:59│Comments(2)
│隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
書き起こし、ご苦労様です!
その節は、大変お世話になりました!
このエントリーのURL、ブログに貼らせてもらいましたので、ご報告シマス。
隊長講演会のことや感想を色々タクサン書いたのに、登録のクリックした途端、全部消えてしまって、ショック!(めげずに少し、書き起こしましたが、コンナンばっかりのmegamiyamaです。)
その節は、大変お世話になりました!
このエントリーのURL、ブログに貼らせてもらいましたので、ご報告シマス。
隊長講演会のことや感想を色々タクサン書いたのに、登録のクリックした途端、全部消えてしまって、ショック!(めげずに少し、書き起こしましたが、コンナンばっかりのmegamiyamaです。)
Posted by megamiyama at 2013年03月18日 10:15
講演会を思い出します。
初めて隊長さん生の話を伺えるとのことで、メモを片手に一言も聞き漏らすまいと意気込んでおりました。隊長さんの穏やかな語り口に、知らず知らずのうちにこちらの気負いも緩んで、ペンを置いておりました。大切なことは紙の上ではなく心のうちに、頭の中にひとつひとつ刻まれていくようなかんじでした。(もっとも、内容はうろ覚えですが……書きおこしの記事を読めてラッキーです。アマミちゃん、ありがとうございます)当たり前のことを当たり前に。やらないよりは、やったほうがまし。そんな昔から何度も何度も聞かされた言葉と共に、新たな気付きが体に染み込んでいくようなお話でした。
本当にありがとうございました。
初めて隊長さん生の話を伺えるとのことで、メモを片手に一言も聞き漏らすまいと意気込んでおりました。隊長さんの穏やかな語り口に、知らず知らずのうちにこちらの気負いも緩んで、ペンを置いておりました。大切なことは紙の上ではなく心のうちに、頭の中にひとつひとつ刻まれていくようなかんじでした。(もっとも、内容はうろ覚えですが……書きおこしの記事を読めてラッキーです。アマミちゃん、ありがとうございます)当たり前のことを当たり前に。やらないよりは、やったほうがまし。そんな昔から何度も何度も聞かされた言葉と共に、新たな気付きが体に染み込んでいくようなお話でした。
本当にありがとうございました。
Posted by mallow
at 2013年03月18日 20:26

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