隊長の話・ある怪談サイトの「自称霊能者」
2010年07月06日
隊長が怪談サイトを巡回していたと書いたが、それについてこんなエピソードがある。
ある怪談サイト。そこの管理人は「自称霊能者」で、しかも「精神科医」でもあるらしい。
そこは「霊能者がいる!しかもカウンセリングで悩みをきいてくれる!」と盛況だったという。
そこである少年が自称霊能者管理人に相談をした。家でよく怖いことがある。お祓いをしてほしいと。
自称霊能者はこころよく引き受けた。
「その男の子から俺んとこに相談があったのは、その自称霊能者に相談をしたあとの事だったんだがな。」
「え?ということは・・・・どうなったんでしょう・・・?」
「そいつがヘタに手を出したおかげで、その子のお母さんが倒れてな。俺が話きいて◎◎県まで急いで行ったときは、お母さんは病院で植物人間だったよ。母一人子一人の家庭でだぞ?
自称霊能者は自分にも災いが及んで、とっととトンズラしてたよ。」
「ええええええええええええええ!!!!」
「電話で自称霊能者と話したけどな。あいつ、なんて言ってたと思う?『この件からは手をひかせていただきます』だってよ。(笑)
フツー、大工が家建ててる途中で「この仕事むずかしーからできません、やめます」ってこなくなったらどう思うよ?しかも人の命かかってるんだぞ?」
「霊能者以前に人として最低ですね・・・それで精神科医ですか・・・・」
「周りから助け求められたら自分が偉くなったようで気持ちよかったんだろう。でもヤツは見誤ったんだな。そこらへんで拾ったモンを軽く祓うノリで、怨霊に手をだしたんだ。まぁ、相手も自分の素性がバレないように用意周到に姿を隠してたからな」
「相手の正体はなんだったんですか?」
「女だ。しかし背景が厄介でな。対立する一族同志の怨恨だったんだよ。俺がいったときは病院のベッドで呼吸器つけて横たわるお母さんの上で嬉しそうに高笑いしてたな。まぁ、最後は憎しみのこもった目で俺をただにらむだけだったけどな」
「その女の霊はどうしたんですか?」
「封じたよ。あれはもうオニ一歩手前までいってたからな。すくなくとも説得なんて聞く耳もつレベルじゃない。ああ、いいお知らせがあるぞ」
「え?」
「お母さん、俺が怨霊封じたあと意識取り戻したよ。今は普通にその子と元気に暮らしてるぞ」
「たいちょースゴイ!!!!!!」
「ちょっと厄介な件だったけどな。今は俺のアドバイスで田舎に帰ってる。田舎の方がご先祖の守りも強いしな。」
「田舎から離れたから一族のご先祖の守りが弱くなったから、そこを狙ってきたんでしょうね。群れから離れたところを狙うのは法則ですね」
「ただな。女の怨霊にもやはりご先祖がいて、愛する人たちがいるんだよ。
だから俺が女の怨霊を封じたのは、これ以上彼女が罪を重ねないためでもあるんだ。それを忘れちゃいけない。
どんな悪人にもご先祖がいて愛されてる。
だからご先祖はそれを止めようとしている。彼女にもご先祖がいて、悲しそうに彼女を見ていたんだ。
自分にくる災いは、もしかしたら自分が自覚していないところで悪をなしていて、これ以上墜ちるのを止めるためのご先祖の「愛の平手打ち」なのかもしれない。そこを考えてほしいよな」
「うーむ。ネタとして最上級の話題です。ありがとうございます!」
どんな人にも、見守り、罪を悲しむ存在がいる。
そのことを忘れないでほしい。
ある怪談サイト。そこの管理人は「自称霊能者」で、しかも「精神科医」でもあるらしい。
そこは「霊能者がいる!しかもカウンセリングで悩みをきいてくれる!」と盛況だったという。
そこである少年が自称霊能者管理人に相談をした。家でよく怖いことがある。お祓いをしてほしいと。
自称霊能者はこころよく引き受けた。
「その男の子から俺んとこに相談があったのは、その自称霊能者に相談をしたあとの事だったんだがな。」
「え?ということは・・・・どうなったんでしょう・・・?」
「そいつがヘタに手を出したおかげで、その子のお母さんが倒れてな。俺が話きいて◎◎県まで急いで行ったときは、お母さんは病院で植物人間だったよ。母一人子一人の家庭でだぞ?
自称霊能者は自分にも災いが及んで、とっととトンズラしてたよ。」
「ええええええええええええええ!!!!」
「電話で自称霊能者と話したけどな。あいつ、なんて言ってたと思う?『この件からは手をひかせていただきます』だってよ。(笑)
フツー、大工が家建ててる途中で「この仕事むずかしーからできません、やめます」ってこなくなったらどう思うよ?しかも人の命かかってるんだぞ?」
「霊能者以前に人として最低ですね・・・それで精神科医ですか・・・・」
「周りから助け求められたら自分が偉くなったようで気持ちよかったんだろう。でもヤツは見誤ったんだな。そこらへんで拾ったモンを軽く祓うノリで、怨霊に手をだしたんだ。まぁ、相手も自分の素性がバレないように用意周到に姿を隠してたからな」
「相手の正体はなんだったんですか?」
「女だ。しかし背景が厄介でな。対立する一族同志の怨恨だったんだよ。俺がいったときは病院のベッドで呼吸器つけて横たわるお母さんの上で嬉しそうに高笑いしてたな。まぁ、最後は憎しみのこもった目で俺をただにらむだけだったけどな」
「その女の霊はどうしたんですか?」
「封じたよ。あれはもうオニ一歩手前までいってたからな。すくなくとも説得なんて聞く耳もつレベルじゃない。ああ、いいお知らせがあるぞ」
「え?」
「お母さん、俺が怨霊封じたあと意識取り戻したよ。今は普通にその子と元気に暮らしてるぞ」
「たいちょースゴイ!!!!!!」
「ちょっと厄介な件だったけどな。今は俺のアドバイスで田舎に帰ってる。田舎の方がご先祖の守りも強いしな。」
「田舎から離れたから一族のご先祖の守りが弱くなったから、そこを狙ってきたんでしょうね。群れから離れたところを狙うのは法則ですね」
「ただな。女の怨霊にもやはりご先祖がいて、愛する人たちがいるんだよ。
だから俺が女の怨霊を封じたのは、これ以上彼女が罪を重ねないためでもあるんだ。それを忘れちゃいけない。
どんな悪人にもご先祖がいて愛されてる。
だからご先祖はそれを止めようとしている。彼女にもご先祖がいて、悲しそうに彼女を見ていたんだ。
自分にくる災いは、もしかしたら自分が自覚していないところで悪をなしていて、これ以上墜ちるのを止めるためのご先祖の「愛の平手打ち」なのかもしれない。そこを考えてほしいよな」
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どんな人にも、見守り、罪を悲しむ存在がいる。
そのことを忘れないでほしい。
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 12:15│Comments(1)
│隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
隊長さんのお話にはいつも愛がこもっていると思います。
人間ってだれも1人で生きてるんじゃなくて、
いろいろなご縁に生かされているんだって忘れちゃいけないなと思いました。
人間ってだれも1人で生きてるんじゃなくて、
いろいろなご縁に生かされているんだって忘れちゃいけないなと思いました。
Posted by もーむ at 2010年07月07日 17:05
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