褒めるちから
2010年02月15日
以前、mixiニュースで現役ナンバーワンキャバ嬢の接客のコツについての話があった。
なかなか面白かったが、覚えている範囲内ですごいなぁと思ったのが
「一人ひとりのお客様を決しておろそかにしない。できるかぎり観察する」
「会話のなかでも相手の話、特に趣味・関心領域に心から共感し、そこから話題をふくらませていく。」
「相手が求める理想像(明るい人、おだやかな人、少しドジだけどお茶目な人、けなげでひたむきな人など)を感じ取り、そのようにふるまう」
「相手のすばらしい部分や長所をかならず誉める」
だった。
たしかホストでも、似たような話を昔どこかで読んだ気がする。愚痴を一生懸命にきいてやり、求める理想像を演じ、長所を誉めてあげ、「あなたは特別なひとだ」と伝えること。
これを多くの女性が求めるのだと。
人は評価を求めやすい。それによって心ゆれたり、いい評価をいただけただけでありえないパワーをだせたりする。
これは接客術でもあるだろうが、対人関係、また自分自身を見つめるうえでも大きな知恵になりうるのだと思ってみたわけですよ。
私は相手の会話をじっくり聞けているだろうか?(大体一方的に話す)
私はお客様や周りの方にどれだけの関心をむけているか?(ほとんど関心ない、父ちゃんと母ちゃんの誕生日も最近まで覚えられなかった)
相手のニーズに合わせた自分像でふるまえるか?(しゃべるか黙るかくらいしかできない)
相手の長所を褒められるか?(これはできるぞ!)
まぁ、100点満点で25点もいかないかもしれない。どーん。
対人関係への工夫と問題意識がたりないなぁ~。もっと自分を練らないと・・・
(>'A`)> ウワァァァァ
では、どうして私は自分や他人様を褒めることができるのだろう。ふと思った。
それは私が幸いなことに、周りから褒める言葉をいっぱいいただいていたからだろう。
小さい頃、近所のおばちゃん達は幼い私をなにかと理由つけては褒めてくれた。
「買い物?お母さんのお手伝いね!感心じゃがー」
「お兄ちゃんと仲がいいね!えらいが!」
「もうそんなに大きくなったのね!えらいね~」(意味わかんねー 笑)
つらいときにも、周りの目上の方々が褒めてくれる言葉が私に力をくれた。
「あなたには人知れぬ使命がある。だから世間の者が理解できない苦しみを背負っている。」(一歩解釈を間違うと慢心街道まっしぐらですげーアブない。 笑)
「あなたの笑顔は周りの力になる。その笑顔はすばらしい」
「この文章は普通の人には書けない。」
「アホだけど頭の回転はすごい」
これらの言葉を言ってくださった方々は、そのときの言葉を今はもう覚えておられないかもしれない。
しかし、考えるとそのときの褒めてくださった言葉が、生来愚鈍で周りに迷惑ばかりかけ続け、そのような自分にいつも怒りを向けているばかりであった私を支えてくれていたのだと思える。
だから私は、自分を満たしてくれた言葉を、その恩を、いままわりの方にささやかでもお返しさせていただいているだけなのかもしれない。
自分が苦しいときには自分を褒めてくれた言葉にすがれるものだ。
誰も褒めてくれないときも、自分をある程度知っていれば、自分を褒めてやれる。
自分や他人の長所を褒めて、そこを伸ばせる人間になりたいと考えていたら、思いつくのはやっぱり師匠だった。
し、師匠(*´Д`*)ハァハァ
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 23:43│Comments(0)
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