隊長の話・不思議な除霊(昔きいたボツネタシリーズ)
2012年05月28日
昔隊長からいただいていたのですが、ボツネタとなっていたシリーズです。
あまりにネタがないので下書き倉庫からひっぱりだしてきました・・・・
もうストックがありません・・・お願いします・・・新しいネタください・・・・
「あれはネタにならないと思うぞ?」
「どんなお話でしょう?」
「たしかご家族からの相談だったよ。娘さんが霊媒体質で、よく外で霊を拾ってきては憑依されるらしいんだな。」
「本当にいるんですね、そんな体質の方」
「まぁ、時々いるよ。
で、その娘さんの場合はいつもは違う人にお祓いを頼んでたらしいんだが、今回はキツいと断られたらしい。
それで、俺に相談があったわけだ」
「なるほど、そういった経緯でお祓いをされたわけですね」
「うーん・・・」
「なんですかそのスッキリしないお声は」
「いや、それがなぁ」
「何かトラブルでも?」
「トラブルはないよ。トラブルはなかった。」
「では、何があったのでしょうか?」
「俺はその日、普段どおり、車で相談者の家に向かったよ。で、相談者の家に着いて、庭の駐車場に車を止めたわけだ。」
「はぁ」
「これはあとでずっと娘さんに付き添ってた親御さんから聞いたんだが、
憑依された娘さん・・・完全憑依だったから、人格はすでに違う奴だが、そいつはふてぶてしく
『俺を追い出せるもんなら追い出してみろ!ほら、誰でもいいから連れてこい!』
と叫んでたらしいんだな。
でも、二階の窓から下を覗いてて、庭に入ってた車から出てきた男をみて急にガタガタ震えだしたそうだ。
『なんでアイツなんだ・・・どうしよう・・・どうしよう・・・』
て、真っ青になってたらしい。」
「あの・・・それ・・・・」
「まぁ聞け。
そんなこと知らない車の主は、普通に待っていた身内の方に案内されて家に入るわけだ。
玄関の扉が開く音がして、車の主の声が聞こえてきたとき、奴は完全にパニックになったそうだよ。
『もうダメだ!もうダメだ!どうしよう!もうここにいれない!どうしよう!どうしよう!』
とブツブツ言いながら、ガタガタ震えながらあられもなく泣き出したらしい。
車の主の足音が二階への階段を上る。
そのミシっていう足音が響くたびに、ビクッととびあがっていたらしい。
とうとう足音が扉の前で止まったとき、奴は絶叫をあげて白目剥いて倒れたそうだ。
で、俺が扉開けて「こんにちわー」と部屋に入ったときには、
白目剥いて倒れてる娘さんと、おろおろしながらみてる親御さんだけ。
さっきまで取り憑いてたであろう霊の気配はどこにもなかった。
もう二度と会えないくらい遠くに逃げられたあとだったよ(笑)」
「つまり、それは・・・・・・・」
「そう。たぶん、俺がはるか昔にどこかで祓った奴が、性懲りもなく繰り返そうとしてたんだな」
「過去、逃げ出した奴(霊)のことを相当の目に遭わせたんでしょうね・・・・
尋常じゃないですよその怯え(笑) 」
「知らねぇよ(笑) 」
「その娘さんは・・・」
「ああ、そのあと意識取り戻したらすっかり普通に戻ってたよ。
でも、俺、何もしてないんだけど・・・・・」
「いやぁ、それは過去の実績が仕事したと云うことで(笑) 」
「あれはちょっと複雑な気分だったなぁ。」
「ありがとうございます!」
ボツネタですが、いかがでしたでしょうか。
でもこの話、何気にすさまじいお話ですよね・・・・・
(((( ;゚Д゚)))ガクブル
あまりにネタがないので下書き倉庫からひっぱりだしてきました・・・・
もうストックがありません・・・お願いします・・・新しいネタください・・・・
「あれはネタにならないと思うぞ?」
「どんなお話でしょう?」
「たしかご家族からの相談だったよ。娘さんが霊媒体質で、よく外で霊を拾ってきては憑依されるらしいんだな。」
「本当にいるんですね、そんな体質の方」
「まぁ、時々いるよ。
で、その娘さんの場合はいつもは違う人にお祓いを頼んでたらしいんだが、今回はキツいと断られたらしい。
それで、俺に相談があったわけだ」
「なるほど、そういった経緯でお祓いをされたわけですね」
「うーん・・・」
「なんですかそのスッキリしないお声は」
「いや、それがなぁ」
「何かトラブルでも?」
「トラブルはないよ。トラブルはなかった。」
「では、何があったのでしょうか?」
「俺はその日、普段どおり、車で相談者の家に向かったよ。で、相談者の家に着いて、庭の駐車場に車を止めたわけだ。」
「はぁ」
「これはあとでずっと娘さんに付き添ってた親御さんから聞いたんだが、
憑依された娘さん・・・完全憑依だったから、人格はすでに違う奴だが、そいつはふてぶてしく
『俺を追い出せるもんなら追い出してみろ!ほら、誰でもいいから連れてこい!』
と叫んでたらしいんだな。
でも、二階の窓から下を覗いてて、庭に入ってた車から出てきた男をみて急にガタガタ震えだしたそうだ。
『なんでアイツなんだ・・・どうしよう・・・どうしよう・・・』
て、真っ青になってたらしい。」
「あの・・・それ・・・・」
「まぁ聞け。
そんなこと知らない車の主は、普通に待っていた身内の方に案内されて家に入るわけだ。
玄関の扉が開く音がして、車の主の声が聞こえてきたとき、奴は完全にパニックになったそうだよ。
『もうダメだ!もうダメだ!どうしよう!もうここにいれない!どうしよう!どうしよう!』
とブツブツ言いながら、ガタガタ震えながらあられもなく泣き出したらしい。
車の主の足音が二階への階段を上る。
そのミシっていう足音が響くたびに、ビクッととびあがっていたらしい。
とうとう足音が扉の前で止まったとき、奴は絶叫をあげて白目剥いて倒れたそうだ。
で、俺が扉開けて「こんにちわー」と部屋に入ったときには、
白目剥いて倒れてる娘さんと、おろおろしながらみてる親御さんだけ。
さっきまで取り憑いてたであろう霊の気配はどこにもなかった。
もう二度と会えないくらい遠くに逃げられたあとだったよ(笑)」
「つまり、それは・・・・・・・」
「そう。たぶん、俺がはるか昔にどこかで祓った奴が、性懲りもなく繰り返そうとしてたんだな」
「過去、逃げ出した奴(霊)のことを相当の目に遭わせたんでしょうね・・・・
尋常じゃないですよその怯え(笑) 」
「知らねぇよ(笑) 」
「その娘さんは・・・」
「ああ、そのあと意識取り戻したらすっかり普通に戻ってたよ。
でも、俺、何もしてないんだけど・・・・・」
「いやぁ、それは過去の実績が仕事したと云うことで(笑) 」
「あれはちょっと複雑な気分だったなぁ。」
「ありがとうございます!」
ボツネタですが、いかがでしたでしょうか。
でもこの話、何気にすさまじいお話ですよね・・・・・
(((( ;゚Д゚)))ガクブル
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 18:40│Comments(4)
│隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
隊長ネタ、ありがとうございます
確かにすごい話・・・
隊長さん、絶対に敵にまわしたくないです

確かにすごい話・・・

隊長さん、絶対に敵にまわしたくないです

Posted by ふりふり at 2012年05月28日 21:35
全然ボツじゃないと思うんですがw
Posted by うああ at 2012年05月28日 22:17
娘さんが霊媒体質から抜け出せるにはどうしたらいいんでしょうかね?
自分をしっかりもつこと?
それにしてもそのオバケーさん相当な怯え方(笑)
「やべー、今度は完全に消される」
とでも思ったんでしょうね
自分をしっかりもつこと?
それにしてもそのオバケーさん相当な怯え方(笑)
「やべー、今度は完全に消される」
とでも思ったんでしょうね
Posted by ぶどうぐみ at 2012年05月29日 08:21
…ホレ直しました



Posted by ほしのさわりん at 2012年06月06日 23:45
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