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隊長の話・散骨という罪

2011年06月07日

「隊長、わざわざ海外から本の注文してくださった方から質問がきてるんですが」

「海外から(笑)物好きな人もいるもんだな」

「えーと、散骨についてどう思うか、だそうです」

「散骨ねぇ。その人はしたいのか?」

「いえ、したいかどうかは何も・・・」

「俺なら、身内には散骨は絶対にさせないな」

「え!?どうしてですか?」

「キミは今まで俺の話をきいてただろ?散骨が本当にいいと思うのか?」

「えーと・・・すみません、わかりません・・・ただ、うちの宗派のヘッドは散骨はやはりしないほうがいいと言ってますね。隊長とは理由がちがうかもしれませんが・・・」

「一つきくが、お墓とはなんだ」

「えーと、神道的にはご先祖様の荒御霊が鎮まるところ、ですね」

「ということは散骨ってなんだよ」

「ご先祖や子孫とのつながりを自分から断つ行為・・・ですね・・・」

「個人がそこまで傲慢になっていいのか?俺は墓の意味を何とキミに教えた」

「えーと、ご先祖が子孫を加護するための中継装置・・・」

「そうだ。それを拒否するということは、ご両親やご先祖からのたくさんの恩恵を否定し、自分だけで人生生きてると宣言してるようなもんだよ。人間として恥ずかしいというより、唾棄する行為だな」

「でも、それは知らないでやってる人の方が多いのではないかと・・・」

「同じだよ。少し考えたら分かるだろ。なぜ我々の先祖が墓をつくってきたか、それを継承しようという気がないなら子孫を守る気もないということの現れだろう。ちがうか?」

「・・・・・。では、孤児の方や子供のいない方はどうでしょう」

「同じだ。あのな、何度でも言うが、「過去継承されてきたことには意味がある」んだよ。墓がない、墓を見る人がいないなら、どこかの宗派で永代供養してもらうべきだろう。供養というのはつながりなんだ。それすらもしない、思いつかないというのは、ハッキリ言ってご先祖やご神仏への感謝は無に等しいということだろうな。

親がいない、子供がいないから、そこら辺にまいてくれ?これほど傲慢な話がどこにある。本人は自然に帰れるとか夢物語に浸ってるかもしれないが、その末路は畜生と同じだよ。人間の葬られ方・人間とのつながりを本人が拒否して、その死後を動物と同じ道を選んだんだ」

「(((( ;゚Д゚)))ガクブル」

「それでもしたいならすればいい。俺はまずすすめないがな」



さ、散骨はんたーい!
(´;ω;`)ぴー





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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 10:46│Comments(18)隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
隊長様は、素晴らしいです。(//∇//)


さっそく、檀家さんにお伝え致します。(*^^*)


※隊長様の本も購入します。


ありがとうございました。(* ̄∇ ̄)ノ

合掌
Posted by お坊さん at 2011年06月07日 11:02
私はお寺が葬式・墓をビジネスでやってるということに対する反発から、散骨というのがあるんだと思いますね

現在のように何かとお金がかかることに問題があるのでは?

戒名その他本寺に対する暴力団まがいの上納金等お金儲けでやってる寺の方式を変えることが先決では

お金がかからなければ、墓に自分の骨壷を置くのは違和感が出ないのではないかと
Posted by 継体天皇 at 2011年06月07日 14:59
墓に金が掛かる事、寺が金を貰う事自体がそんなにおかしいかな?
価格が適正じゃない、という話なら詳細を知らないので
私には何とも言えませんが。
Posted by 五次元のナッツァーワ at 2011年06月07日 16:04
連投すみません。
総裁が散骨を勧めない理由は何でしたでしょうか?
Posted by 五次元のナッツァーワ at 2011年06月07日 16:06
上納金の量によって住職の出世が決まる
ベンツに乗って金髪の嫁さんを貰う
お寺の組織が暴力団と同じなのだな
そんな寺が管理している墓には入りたくないというのは、個人的にはありだと思うが
Posted by 継体天皇 at 2011年06月07日 17:06
金の問題かね?

それ以前に、『ご先祖様を故人をどう扱うか』

気持の問題でしょう。寺が金儲け、ビジネスでやってる?

それは片寄りすぎだと思いました。

あくまで感想。議論するつもりはないのであしからず
Posted by ぶどうぐみ at 2011年06月07日 18:34
霊的真実を知らずに亡くなった方にとって死は受け入れがた

い真実でしょう。

せめて土葬なのでしょうが日本の土地事情、衛生事情で火葬

なのだと思います。

亡くなった本人が自分の死を受け入れる猶予時間の為にも墓

は必要でしょう。生前から正しい信仰をもっていた方はさっ

さと霊界に一直線でしょ。心配は要らないですが。

ただ残された遺族にとっても宗教心の縁にもなるし再会の場

にもなるのではないでしょうか。

ただ不成仏霊も墓地で生活しているので危険ですが、やむお

えないでしょう。

お金のことは確かに戒名代も高いし葬式代も高いのが現状で

すが自分で戒名を生前につくった有名人もいるしローコスト

で葬式をする方法も知恵を使えばなんとでも。

自分がこの地上に生まれてくる為にどれだけ多くのご先祖さ

まが血と汗を流して生き抜いてきたかを忘れてはいけないで

しょう。感謝と精進の心があれば判断はつくと思います。
Posted by 通りすがりの中年 at 2011年06月07日 23:05
俺の親戚にも散骨を望んで亡くなった夫婦がいるけど、
俺も供養とか光を手向けようとかって気にならないんだよなあ。
本人が無縁仏を望んでるとそういう方向へ環境が出来上がっていくもんだ。
ある意味、自殺よりも救われ難いかも。
自殺は衝動的だけど、散骨は思想的なものも含めて準備期間が相当長いだろうし。
Posted by うああ at 2011年06月07日 23:51
>ある意味、自殺よりも救われ難いかも。

何でそこまで論理が飛躍するんだ
たかだか骨の処理のことだろう

生前聖人君子であった人が散骨し、悪逆非道の限りをつくした人間が納骨された場合、どちらが故人を慕うんだよ
Posted by 継体天皇 at 2011年06月08日 12:39
そもそも仏教に葬式がメインなのは日本だけです
江戸時代に寺受け制度が確立して今で言う住民登録をしていたのはお寺さんなんですね
葬儀の一切を寺でするように仕向けたわけですが
本来葬儀の作法は日本神道のものをそのまま流用してるんですね
つまり葬儀や法要などは日本独自のものなんです
江戸時代の悪しき習慣で寺の言い値になった経緯もありますが
明治に入り廃仏令が施行された原因のひとつでもあります
金銭的問題は当事者の問題であり葬儀やお墓の成り立ちとは
なんら関係ないと思われます
Posted by 隊長 at 2011年06月08日 17:44
散骨がダメだというのなら、特攻隊で亡くなった人はどうなるの、という理論になる
Posted by 継体天皇 at 2011年06月08日 18:59
>継体天皇さん
隊長が何度も文中でおっしゃっているように、本人の心の問題だと思います。散骨それ自体ではなく、あえて散骨という手段を選ぶ心に問題があるのではないでしょうか?
特攻隊の方々の御霊のお祀りこのお話とはまったくの別問題であることは、神道を敬いご皇室を敬う方であればお分かりかと思います
Posted by アマミキョ at 2011年06月08日 19:47
>あえて散骨という手段を選ぶ心に問題があるのではないでしょうか?

特攻隊の例を出したのは、物理的に散骨状態だからだ
私は散骨という行為が悪いとは思っていないし、その精神状態が先祖を敬わないとも思えない

かと言って納骨が悪いとも言っていない

それぞれ本人が決めることだし、それを赤の他人がどうこうゆうほうが傲慢なんだよ
Posted by 継体天皇 at 2011年06月08日 21:31
>継体天皇さん
あなた様の論点が最初と変わってることの自覚はございますか?傲慢という表現は、容易にご自分にも還りますので、ご使用には少しお気をつけられたほうがよろしいかと思います。反論のための反論がなさりたいのでしたら、お好きにどうぞ。ただ、その場合これ以上のコメントの反映は控えさせていただきます。どうかご了承ください。
Posted by アマミキョアマミキョ at 2011年06月09日 00:08
>その精神状態が先祖を敬わないとも思えない
あなたがそう思うのは分かった。「たかだか骨の処理」とまで悟っていればどちらでもいいのかもね。骨は肉体であって霊体の抜け殻でしかない、と関係者全てが悟ってればね。
だが俺の場合は
先祖を敬えるレベルかはともかく、唯物論的思想にかなり染まってなければ散骨って結論にはそうそうならないと思う。
霊的知識の欠如が安易に臓器移植に向かわせるのと同じ構図があるんじゃないかと。
ちなみに自殺との比較のくだりについて反応されましたが、
実例とかこれ以上具体的には身内のことなので書けません。
(すみません)


>それぞれ本人が決めることだし
それを言っちゃおしまいだろ。
てか、良く見るとあなた一人だけが物理的条件だけで語りたがってるようだな。それじゃ噛み合わん訳だ。
Posted by うああ at 2011年06月09日 00:13
俺は親父が亡くなって翌年に、墓地も生駒の見晴らしよい場所に、買ったし墓石も建てた。文句あるなら、しなきゃよいんだよ(笑)そのヤクザへの負担を子孫に少なくする為に買ったのもある。結局理屈より行動じゃねーの?結局遺骨を、全部は納骨しないし、余った一部を散骨は俺は理解出来るけどな。確かに高かったよ。でもそれ以上親は俺育てるのに金かけたんだよな。それ位しなきゃな。
Posted by 秋介 at 2011年06月09日 09:02
私は散骨推進派です。
(原発みたいな言い方だ…)
「自然に還る」という夢物語に浸っています。

散骨の是非はともあれ、

都会で葬送の仕事についていた時に感じたのは、

散骨というやり方を選ぶ方々には、

お金をかけたくないから、墓守が面倒だからという考え方の人より、

埋葬や葬送について真面目に考えた結果の方も多いと感じています。

お金の問題、お墓の継承の問題、

たとえば、昔から檀家をしていたお寺が変わってしまった失望感…など…。

私も一人っ子で子供ナシなので、お墓の継承は切実な問題です。

散骨が罪であるということ、

正しい先祖祭祀、

そういうことを、私のような「散骨したい」と思う人に対して、

きちんと説明、納得させるのは、やはり宗教の力であり、

そして、その道を繋げる「人」の人間的な魅力が

大切になってくるのでは、と思います。

「先祖を大事にしてない」「それは悪だ」と攻撃的に言われても、

反発心が生まれて、聞く耳を持てないけれど、

信頼を寄せている方が、理を説いてくだされば、納得できるものですよね。

うむむ。私を納得させるのはアマミキョさんかな??
どうかな??
Posted by いな at 2011年06月09日 15:29
>うむむ。私を納得させるのはアマミキョさんかな??

発言がないようなので

基本的に本人の思想信条に関わることだから、本人が納得したやり方でやればいいんですよ
日本だと跡取りが墓を引き継ぎ、分家は自分で新たな墓を作らなければならない
跡取りが無くなれば、その墓は無縁仏になる
アメリカの映画なんか観ると、個人単位で墓があるようですからね
そのへんの違いがあるし、散骨も一つの手段として考えればいいと思いますよ
私は散骨も、その方の思想信条に基づいたものだから悪いとは思いません
Posted by 継体天皇 at 2011年06月10日 19:29
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