隊長の話・宿と生と祓い
2011年04月20日
やっと小冊子限定版の隊長の話を書き終えましたよ!
むちゃくちゃヘビーで書いてて疲れた・・・・(;´Д`)ハァハァ
隊長いわく「本来表にするべき話じゃない」そうですので、みなさん、お楽しみに!(笑)
読んだら書いた私を褒めてね!(笑)
「おいおい、本当に小冊子にするつもりか~?」
「もちろんですがな!」
「ゆかりんも物好きだなぁ」
「まったくです(笑)」
「それ、出版したあとは文化大革命みたいにするんだろ?」
「苦労して小冊子にしたヤツを根こそぎ焚書してどうすんですか!」
「(笑) まったく、俺もなにしてるんだか・・・おっと・・・」
「どうかされましたか?」
「いや、今救急車が通ったんだ」
「救急車も道路使いますからね」
「救急車の上にな」
「上?」
「黒い影がいたよ。たぶん『お迎え』だ」
「ぬおぉぉぉおおおお」
「見えるときと見えないときがあるがな」
「それは何ですか?」
「さぁな。修験ではあれを『死狐』というけどな」
「修験道は間違ってます!狐さんを差別するような言い方はやめてください!」
「うーん。なんていったらいいかな。野狐とか地狐とか天狐とかいうが、要は『人外のモノ』ということだよ。ほとんどは元人間だけどな」
「白菊姫様は『天狐』のトップクラスの方ですよね、たしか」
「そう」
「では『死狐』とはなんでしょう」
「知らん」
「ええええええええええ」
「あれを俺は知らないし、知ろうとも思わない」
「あのー、たとえば修験の先輩とかで『死狐』に関わろうとした方がいましたでしょうか・・・」
「いないな。」
「あ、じゃあ、もう結構です・・・」
「なんと言ったらいいかな・・西洋でいうところの『死に神』みたいなモンかな。といっても、ドクロでも鎌もってるわけでもない、ただの黒い影だけどな。
キミにもわかりやすくいえば、あれは『台風』だ。台風をなんとかしようと思うか?それは人間がなんとかできるもんじゃない。
ただ一つ言えることは、『それが傍に出た人間は必ず近いうちに死ぬ』ということだ。事故だろうが病気だろうが、必ずな」
「それに名前がついているということは、古来からプロの方々には見えていたんでしょうね。そして古来から、『ふれるな、関わるな』という不文律がある・・ということなんですね・・・」
「君がどういうイメージを持ちたいかはわからんが、あまり先入観でそれを解釈しようと思わないことだよ。なんていうかな・・・すごくわかりやすく言うと、あれは『宿命』みたいなもんだ。
運命は変えられる。でも、宿命は変えられない。そういう形に近いな」
「いまいちわかりません」
「そうだな・・・たとえば青酸カリを溶かした水が2リットルあるとする。君がそれに興味を持つ。興味をもつということは関わるということだ。関わると言うことは、飲みたいということだろ?じゃ、俺が言うことは一つだよ。飲んでみれば?」
「・・・・すみません、わかりました。かかわりません・・・」
「まぁ・・・アレが傍に現れるということは、おそらくは『持っていかれるとき』だからな」
「それもまた『宿命』なんですね」
「そうだな。たとえば、病気の人間がいるだろ?それはもしからしたら先祖のせいかもしれない、前世のカルマかもしれない。でもな、人間はかならず病気になるんだよ。病気に一度もかからず死ぬ人間を捜す方が難しい。そのときに、その「病気」をどう思うかだ。これは、宗教やヒーラーにハマりやすい人に強く言いたいね」
「病気を治すことや健康を取り戻したいという思い自体が、過ぎた欲になってしまう可能性もあると・・・」
「そう。人間には、抗えないものが3つある。産まれること、病気になること、死ぬことだよ。それはかならずくる。先祖のせいにしようがカルマのせいにしようがな。それも『宿命』だ。決して変えられない」
「はい」
「世の中は理不尽なことも多いんだよ。一見、自分の責任ではないことも多い。親の因果が子に報いということも厳にある。たとえば堕胎された赤ちゃん。あの赤ちゃんは何をした?何も悪いことしてないのに、親の都合だけで一方的に命を奪われる。ひどい話だと思わないか?」
「・・・・・」
「そういうときに、『カルマ』だの『反省』だの言っても、違うだろ?」
「そうですね」
「自動車事故で、一方的にぶつけられても、保険会社同士のやりとりでは絶対に10:0にはならない。なんでだと思う?それは、「そこにいたこと自体にすでに責任がある」んだよ。それを知らないといけない。自分がそこにいるということ自体が、一つの責任なんだよ。そこで知らずに罪も犯すだろう。理不尽な仕打ちを受けることもあるだろう。それも含めて、『生きてそこにいるという事にともなう宿命』なんだよ。
そこで理不尽な仕打ちを受けたときに、「神なんかいない」というヤツがいる。俺はこう思うんだ。
神は、たしかに我々を創りたもうた。でもな、神は産むだけなんだよ。動物や植物も理不尽に人間に蹂躙されてる。神が彼らを救うか?だから、どう生きるかは我々人間の自己責任なんじゃないか。神は命をつくった。あとどう生きるかは創られた命の自由意志に委ねられてるんだよ」
「だから、道徳が必要なんですね」
「すくなくとも神道がすぐれているのはそこだと思うよ。一切の罪と無関係だと思っていても、生きてそこにいるだけで責任が宿る以上、人間はかならずどこかで罪を犯すし、理不尽な形でケガレを受けることもある。でも祓うことでまたリセットできるんだよ。一度罪を犯しても祓えば罪は清められるからいつまでも裁かれる必要はないし、ケガレは祓えば清められるんだ。この切り替えは大事だと思うがな。」
「ホント、よくできてますよね!」
話が濃すぎて脳がこげる・・・・・
(;´Д`)ハァハァ
むちゃくちゃヘビーで書いてて疲れた・・・・(;´Д`)ハァハァ
隊長いわく「本来表にするべき話じゃない」そうですので、みなさん、お楽しみに!(笑)
読んだら書いた私を褒めてね!(笑)
「おいおい、本当に小冊子にするつもりか~?」
「もちろんですがな!」
「ゆかりんも物好きだなぁ」
「まったくです(笑)」
「それ、出版したあとは文化大革命みたいにするんだろ?」
「苦労して小冊子にしたヤツを根こそぎ焚書してどうすんですか!」
「(笑) まったく、俺もなにしてるんだか・・・おっと・・・」
「どうかされましたか?」
「いや、今救急車が通ったんだ」
「救急車も道路使いますからね」
「救急車の上にな」
「上?」
「黒い影がいたよ。たぶん『お迎え』だ」
「ぬおぉぉぉおおおお」
「見えるときと見えないときがあるがな」
「それは何ですか?」
「さぁな。修験ではあれを『死狐』というけどな」
「修験道は間違ってます!狐さんを差別するような言い方はやめてください!」
「うーん。なんていったらいいかな。野狐とか地狐とか天狐とかいうが、要は『人外のモノ』ということだよ。ほとんどは元人間だけどな」
「白菊姫様は『天狐』のトップクラスの方ですよね、たしか」
「そう」
「では『死狐』とはなんでしょう」
「知らん」
「ええええええええええ」
「あれを俺は知らないし、知ろうとも思わない」
「あのー、たとえば修験の先輩とかで『死狐』に関わろうとした方がいましたでしょうか・・・」
「いないな。」
「あ、じゃあ、もう結構です・・・」
「なんと言ったらいいかな・・西洋でいうところの『死に神』みたいなモンかな。といっても、ドクロでも鎌もってるわけでもない、ただの黒い影だけどな。
キミにもわかりやすくいえば、あれは『台風』だ。台風をなんとかしようと思うか?それは人間がなんとかできるもんじゃない。
ただ一つ言えることは、『それが傍に出た人間は必ず近いうちに死ぬ』ということだ。事故だろうが病気だろうが、必ずな」
「それに名前がついているということは、古来からプロの方々には見えていたんでしょうね。そして古来から、『ふれるな、関わるな』という不文律がある・・ということなんですね・・・」
「君がどういうイメージを持ちたいかはわからんが、あまり先入観でそれを解釈しようと思わないことだよ。なんていうかな・・・すごくわかりやすく言うと、あれは『宿命』みたいなもんだ。
運命は変えられる。でも、宿命は変えられない。そういう形に近いな」
「いまいちわかりません」
「そうだな・・・たとえば青酸カリを溶かした水が2リットルあるとする。君がそれに興味を持つ。興味をもつということは関わるということだ。関わると言うことは、飲みたいということだろ?じゃ、俺が言うことは一つだよ。飲んでみれば?」
「・・・・すみません、わかりました。かかわりません・・・」
「まぁ・・・アレが傍に現れるということは、おそらくは『持っていかれるとき』だからな」
「それもまた『宿命』なんですね」
「そうだな。たとえば、病気の人間がいるだろ?それはもしからしたら先祖のせいかもしれない、前世のカルマかもしれない。でもな、人間はかならず病気になるんだよ。病気に一度もかからず死ぬ人間を捜す方が難しい。そのときに、その「病気」をどう思うかだ。これは、宗教やヒーラーにハマりやすい人に強く言いたいね」
「病気を治すことや健康を取り戻したいという思い自体が、過ぎた欲になってしまう可能性もあると・・・」
「そう。人間には、抗えないものが3つある。産まれること、病気になること、死ぬことだよ。それはかならずくる。先祖のせいにしようがカルマのせいにしようがな。それも『宿命』だ。決して変えられない」
「はい」
「世の中は理不尽なことも多いんだよ。一見、自分の責任ではないことも多い。親の因果が子に報いということも厳にある。たとえば堕胎された赤ちゃん。あの赤ちゃんは何をした?何も悪いことしてないのに、親の都合だけで一方的に命を奪われる。ひどい話だと思わないか?」
「・・・・・」
「そういうときに、『カルマ』だの『反省』だの言っても、違うだろ?」
「そうですね」
「自動車事故で、一方的にぶつけられても、保険会社同士のやりとりでは絶対に10:0にはならない。なんでだと思う?それは、「そこにいたこと自体にすでに責任がある」んだよ。それを知らないといけない。自分がそこにいるということ自体が、一つの責任なんだよ。そこで知らずに罪も犯すだろう。理不尽な仕打ちを受けることもあるだろう。それも含めて、『生きてそこにいるという事にともなう宿命』なんだよ。
そこで理不尽な仕打ちを受けたときに、「神なんかいない」というヤツがいる。俺はこう思うんだ。
神は、たしかに我々を創りたもうた。でもな、神は産むだけなんだよ。動物や植物も理不尽に人間に蹂躙されてる。神が彼らを救うか?だから、どう生きるかは我々人間の自己責任なんじゃないか。神は命をつくった。あとどう生きるかは創られた命の自由意志に委ねられてるんだよ」
「だから、道徳が必要なんですね」
「すくなくとも神道がすぐれているのはそこだと思うよ。一切の罪と無関係だと思っていても、生きてそこにいるだけで責任が宿る以上、人間はかならずどこかで罪を犯すし、理不尽な形でケガレを受けることもある。でも祓うことでまたリセットできるんだよ。一度罪を犯しても祓えば罪は清められるからいつまでも裁かれる必要はないし、ケガレは祓えば清められるんだ。この切り替えは大事だと思うがな。」
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隊長による年越の大祓・ネット受付のお知らせ!
隊長の夏越の大祓・ネット受付のお知らせ!!
隊長講習会IN東大阪市・開催決定!!!!!
【隊長】関西講演会企画&夏越しの大祓ネット受付のお知らせ
第三回隊長講演会 講演録(4)
第三回隊長講演会 講演録(3)
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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 09:09│Comments(7)
│隊長(眷属さん)
この記事へのコメント
隊長さん本楽しみにしてますw
面倒でしょうがぜひ通販を!
仙台も桜が満開です。
毎年、当たり前のことだけど、そこに神様仏様の愛を感じます。
生きているからには、精一杯生きたい。
面倒でしょうがぜひ通販を!
仙台も桜が満開です。
毎年、当たり前のことだけど、そこに神様仏様の愛を感じます。
生きているからには、精一杯生きたい。
Posted by もーむ at 2011年04月20日 15:12
運命は変えられるが宿命は変えられないか…良い言葉だ。
Posted by 秋介 at 2011年04月20日 17:09
>もーむさん
「隊長本」は、基本的には≪通販≫にてご注文を承る予定です。
「隊長本」は、基本的には≪通販≫にてご注文を承る予定です。
Posted by ゆかりん at 2011年04月20日 19:23
自己責任の原則は自分がしたことだけに適用されると甘く考えていましたが、その場にいたという事実だけでも責任が生じる厳しいものなんですね。
肝に銘じておきます。
肝に銘じておきます。
Posted by ピアニスト健太郎 at 2011年04月20日 20:15
隊長本が読みたいです。
親の因果、その上には先祖の因果が知らず知らずに自分に巡って、また自分の因果が後の世代にいくのかなとも感じます。
それが、宿命、でしょうか。
その時よかれと感じた行動があとから裏目に出ることが悲しいので、今からでもうまくやれたらと感じてます。
親の因果、その上には先祖の因果が知らず知らずに自分に巡って、また自分の因果が後の世代にいくのかなとも感じます。
それが、宿命、でしょうか。
その時よかれと感じた行動があとから裏目に出ることが悲しいので、今からでもうまくやれたらと感じてます。
Posted by ICHIMI at 2011年04月20日 21:13
最近エロネタないのでさびしいです。
そろそろドぎついエロ記事お願いします。
そろそろドぎついエロ記事お願いします。
Posted by てんてん at 2011年04月21日 17:07
>ゆかりんさん
ありがとうございます!
完成時にはお世話になりますね。よろしくお願いいたします。
あ! アマミキョさん執筆おつかれさまです><b
ありがとうございます!
完成時にはお世話になりますね。よろしくお願いいたします。
あ! アマミキョさん執筆おつかれさまです><b
Posted by もーむ at 2011年04月21日 18:50
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