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ケンムンの正体と奄美の悲しみ ~本土の霊能者A先生から~

2021年01月23日

とある集落で
スーパーデカいアコウの木を見つけた私。
(アコウとガジュマルにはケンムンが住み着くと昔から言われている)

さっそくTwitterに画像を貼り付けた。

すると、霊感のあるNさんが

「野崎さん、その木ヤバイ!」

そうですか?そうですよね?

実は私も、この木、何故か異常に怖くて近づけなかったんです・・・・・。
(真昼間でしかも明るい場所にあるのに)




すると、翌日

たまにアドバイス等でお世話になっております

本土の密教系霊能者A先生からメールが!!!


「野崎さんがTwitterに貼っておられたアコウの木の画像ですが
私から見たら
あのアコウの木には
猿のようにも見える霊体が群れをなして座っています
奄美大島ではケンムンと呼ばれるものでしょう
しかし
元は人霊です。
生前虐げられた霊が長く供養もされず
長い時間を経て
生前の性別すらも忘れた成れの果てです。
近づく事はお勧めしません」

「心が弱っている人が下手に近づけば
おそらく取り込まれるでしょう。
奄美大島にはそのような木がたくさんあると思います」



A先生いわく

ケンムンは
一見
霊視すると
猿と河童の中間のような霊体なんだそうですが

更に
そうなる前を遡って霊視したら

「男か女かも分からない位真っ黒に汚れ
ガリガリにやせ細り
飢えと恨みの塊となった人間の姿」

が見えるんだそうです。

A先生によると
「餓鬼霊がもっと凶悪になった感じです」

とのこと。






私が感じた恐怖心は嘘じゃなかったのねー!

樹齢100年のガジュマルでもあんなに怖くないわ!




念の為
野暮な説明しますと

奄美が特別ひどいということではなく
霊的にヤバイのは本土の方がダンチです。


奄美は狭いから
不成仏霊が妖怪化したものの溜まり場が
本土より分かりやすいというだけ。

(「木に依る」って知ってるし)


あと本土は
そういう場所は意図的に隠されたり誤魔化されてる。





A先生は最後に

「野崎さんが昔から
奄美大島での
『施餓鬼供養』

異常にこだわっているのは
ケンムンと呼ばれる
元人霊達の思いも
影響していると思います。
彼らはその多くが
生前虐げられ
ガリガリに痩せ
飢えて
病気やケガで動けなくなったら
山に打ち捨てられるようにして死んでいます」




(´;ω;`)




奄美大島では昔から
『ケンムンはガジュマルかアコウの木に宿る』
と言われてるんですが

まさかケンムンが

「生前の人間としての個性を忘れるまでに
魂が荒廃した
元人霊」

だったとは…

たぶんそのほとんどは
もしかしたら
ヤンチュ(薩摩の圧政が生んだ農奴)かもしれません…



A先生は、

「奄美大島の人々にはこの事実はショックでしょうから
お伝えすることははばかられます」

と言われていましたが

私はあえてこれを皆さんに知っていただくべきだと思いました。


よく考えたら

伝承にすでにヒントはあるんですよね。

ケンムンの元は
「兄を殺して兄嫁を寝とろうとした弟が兄嫁に山で復讐された」説と
「継母に虐められて山に捨てられた幼子」説がある。

つまり、

昔の人は、
遠回しに

『ケンムンの本当の姿は
山で死んだ亡者の霊』

と伝えていたんです。










ケンムンと呼ばれている

苦渋の歴史の中で打ち捨てられてきた

幾多の無縁霊達を

いつか有志の皆様でご供養させていただきたい。

安らぎの世界へ、神仏のお力をいただいて導きたい。



それが私の願いです。







  


Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 12:22Comments(0)奄美奄美スピリチュアル・オカルトエピソード