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ぽえむん「道と重荷と恋慕」

2014年06月13日



愛する人はいつか離れていく

愛という言葉は気まぐれな女のようなもので

つかもうとする手のひらからすりぬけていく






自分の立つ道を振り返ってみる

父と母の忍苦を観る

悲しみの系譜を観る

自分の人生という湖面には

想いを伝えきれなかった悲しみばかりが沈んでいる






報われたいわけじゃない

自分の生きる証をどう刻むのか

そればかりを考える

しかし

ふと手を休めたときに 水面にうつるのは

おいてきた過去の痛み






愛を知らない私が

一心不乱に自分と戦っている






恋慕の情を押しとどめるのは簡単なことだ

失うことの傷に比べたら

耐えても

立ち止まるわけにはいかない






いつかこの道に終わりがくるのか

生き方を変えられない不器用さを

いいわけにするつもりもないけれども






紙飛行機飛ばせば

高くとべと願う

いつか届け

水底の愛へ










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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 13:26│Comments(0)ぽえむん
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