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◆日本がハングルを学校で教えた

2010年08月18日


◆南シナ海 中国進出の抑止は国際連携で

(読売社説 2010/8/18)

 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100817-OYT1T01171.htm


 国際的な海上輸送の要衝である南シナ海で、中国が海軍力を背景に高圧的な姿勢で進
出しつつあり、米国やアジア諸国が警戒感を強めている。

 米国防総省は16日に発表した年次報告書で、南シナ海などでの中国の軍事力拡大を
「東アジアの軍事バランスを変える主要な要因」と位置づけた。

 エネルギーの9割、食糧の6割を海上輸送に依存する日本にとっても、看過できない
動きだ。政府は、問題解決に向けて米国やベトナム、インドなど関係各国と連携を深め
るべきだ。

 南シナ海は、スプラトリー(南沙)諸島を中心に、200を超える島や岩礁
が点在し、中国やベトナム、フィリピン、マレーシアなどが領有権を主張している。

 ところが、中国が近年、自国の漁船保護を名目に海軍艦艇をこの海域に派遣するなど
、各国と摩擦を繰り返している。

 海南島では、大規模な潜水艦基地を建設中だ。石油などの海洋権益の確保だけでなく
、台湾有事の際に米軍の介入を阻止するなど、軍事的な理由からも、南シナ海全域を中
国の勢力下に置こうとしているとみるべきだろう。

 中国が、台湾やチベット問題で使ってきた「核心的利益」という表現を、最近は南シ
ナ海にも使い始めたことも、そうした懸念を裏付けるものだ。

 南シナ海は、中東と北東アジアを結ぶ海上交通路(シーレーン)である。この海域で
排他的な動きを取ることは認められない。中国には強く自制を求めたい。

 ベトナムなどアジア各国は、多国間協議で問題解決を図るよう求めている。
これに対し中国は、領有権を主張する国同士が2国間協議で話し合うべきだ、という立
場を崩していない。

 領有権争いが軍事的な衝突などに発展すれば、この海域をシーレーンとして利用する
国々にも甚大な影響が及ぶ。懸念を共有する国も参加する多国間協議で、緊張緩和策や
信頼醸成措置を検討するのが筋だろう。

 新たに米国も加わる予定の東アジア首脳会議(EAS)で討議するのも一案ではない
か。

 多国間協議に中国を呼び込むためには、懸念を共有する国が相互に協力し合うことが
肝要だ。

 政府は昨年末にはインド、先月にはベトナムとの間で、外務、防衛両省が参加する戦
略対話を発足させた。こうした協議の場を積極的に活用し、緊張緩和に向けた共同行動
を進めてもらいたい。


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◆日本がハングルを学校で教えた

(産経 2010/8/18)

■【正論】拓殖大学客員教授・藤岡信勝

 日本の歴史教育では、小学生段階から日清戦争を扱い、日本はこの戦争に勝って清か
ら賠償金を取り、台湾を日本の領土にしたことを教えているが、日本が日清戦争をたた
かった真の目的を教えていない。

 戦争に勝った国は、講和条約の最初の条文にその国が最も欲することを書き込む。日
清戦争の戦勝国である日本が日清講和条約(下関条約)の第一条に書き込んだのは、領
土でも賠償金でもなく、「清国ハ朝鮮国ノ完全無欠ナル独立自主ノ国タルコトヲ確認ス
」という文言だった。日本が最も求めていたのは、朝鮮国の清国からの独立だったので
ある。なぜか。

 ◆半島に自主独立国家を期待

 欧米列強の脅威にさらされていた明治の日本は、自国の安全を確保するため、朝鮮半
島に自主独立の近代化された国家が成立することを強くねがった。福沢諭吉は次のよう
に論じた。

 「いま西洋が東洋に迫るそのありさまは、火事が燃え広がるのと同じである。
この火事から日本という家を守るには、日本の家だけを石造りにすればすむというもの
ではない。近隣に粗末な木造家屋があれば、類焼はまぬかれないからである」

 日本、朝鮮、清国という、お互いに隣り合う家屋の安全のためには、隣の家の主人を
半ば強制してでもわが家に等しい石造りの家をつくらせることが必要である、というの
が福沢の考えであり、明治政府の考えでもあった。近代日本の置かれた立場を理解させ
ない歴史教育は教育の名に値しない。

 ◆朝鮮語を「奪った」との謬論

 李朝時代の朝鮮が「粗末な木造家屋」であったことは、朝鮮の外交顧問であったアメ
リカ人のスティーブンスさえ、日露戦争のあとで、次のように述べていたことからわか
る。

 「朝鮮の王室と政府は、腐敗堕落しきっており、頑迷な朋党は、人民の財産を略奪し
ている。そのうえ、人民はあまりに愚昧(ぐまい)である。これでは国家独立の資格は
なく、進んだ文明と経済力を持つ日本に統治させなければ、ロシアの植民地にされるで
あろう」

 朝鮮の近代化は、日韓併合後の日本統治によって初めて実現した。日韓併合100周
年に当たっての菅直人首相の謝罪談話を推進した仙谷由人官房長官は8月4日、日本の
「植民地支配の過酷さは、言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪
うという実態もあった」と発言した。あまりの無知に開いた口がふさがらない。ここで
は、日本が朝鮮人から「言葉を奪った」という官房長官の妄想についてだけとりあげる


 日本統治時代、朝鮮半島に在住した日本人は、人口の2%に過ぎない。2%の人間が
どうして他の98%の人間から、土着の言葉を「奪う」ことができるのか。

 仙谷氏は、日本統治下の学校で日本語が教えられたことを、誤って朝鮮語を「奪った
」と一知半解で述べたのかもしれない。それなら、この謬論(びょうろん)を粉砕する
決定的な事実を対置しよう。

 韓国人が使っている文字、ハングルを学校教育に導入して教えたのは、ほかならぬ日
本の朝鮮総督府なのである。

 李朝時代の朝鮮では、王宮に仕える一握りの官僚や知識人が漢文で読み書きをし、他
の民衆はそれができないままに放置されていた。ハングルは15世紀に発明されていた
が、文字を独占していた特権階層の人々の反対で使われていなかった。それを再発見し
、日本の漢字仮名まじり文に倣って、「漢字ハングル混合文」を考案したのは福沢諭吉
だった。

 ◆先人の苦闘の歴史冒涜するな

 朝鮮総督府は小学校段階からハングルを教える教科書を用意し、日本が建てた520
0校の小学校で教えた。日本は朝鮮人から言葉を奪うどころか、朝鮮人が母国語の読み
書きができるように文字を整備したのである。

 併合当時、韓国の平均寿命は24歳だったが、日本統治の間に2倍以上に延び、人口
の絶対数も倍増した。反当たりの米の収穫量が3倍になり、餓死が根絶された。はげ山
に6億本の樹木が栽培され、100キロだった鉄道が6000キロに延びた。北朝鮮が
自慢げに国章に描いている水豊ダムは、日本が昭和19年に完成させた、当時世界最大
級の水力発電所だった。

 これらのめざましい発展は、統治期間に政府を通じて日本国民が負担した、現在価値
に換算して60兆円を超える膨大な資金投下によってもたらされた。
本国から多額の資金を持ち出して近代化に努めたこのような植民地政策は世界に例がな
い。日本の朝鮮統治はアジアの近代化に貢献した誇るべき業績なのである。

 日韓併合100年の首相謝罪談話は、このような歴史的事実を無視した虚偽と妄想の
上に成り立っている。それは、わが国の先人の苦闘の歴史を冒涜(ぼうとく)するもの
であると同時に、日本統治下で近代化に努力した朝鮮の人々の奮闘をも侮辱するもので
あることを忘れてはならない。



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Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 09:00│Comments(0)政治
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