ぽえむん「雲の上から」
2013年02月25日
男が告げる
邪なるを切れと
邪なるは人に折れてしまう心だと
それは優しさではないかと問うと
お前は思い違いをしていると男が言う
お前の師はお前に干渉をしたが
お前を裁くことはなかった
善意であるかエゴであるかを見抜けねば
お前は師から離れることになると
お前が善意であると思うものが善意ではないことがある
お前がエゴと思うものが善意であることがある
それを見抜くには師を思え
お前の師はいつまでもお前の師であり続ける
お前にかかる干渉が師と同じであるなら受け入れよ
お前にかかる干渉が師と異質なるを感じるなら
お前はその干渉に惑わされてはならない
しかしゆめゆめ忘れるな
お前を歪めるものは他者でも環境でもなく
それに折れるお前自身の心であることを
男が告げる
正邪を見抜く目の向こうに
真理の目がある
天帝の目がある
正邪を見抜く目は
正しさを実現する力を与える
だから
惑わされてはならない
お前はお前にもっと責任を持ちなさい
干渉に心揺らしてはならぬと
広い心でありたい
優しい人間でありたい
積極的な自分になりたい
正邪を見抜く目とは無縁だと思っていた
もしもそれが必要であるのなら
裁きたくはない
思い通りにしようとするエゴを持ちたくはない
私は私が受けてつらかったことを
誰かにしたくはない
強くありたい
強くなりたい
それが誰かを傷つけることのないように
雲の上から
男が私を見ている
男の向こうに
天帝の目がある
Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 00:26│Comments(0)
│ぽえむん
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