ぽえむん 「苦悩と天人」
2010年02月15日
善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや
自分が悪人であると知ったとき
自分が罪人であるとしったとき
こころがおれた
私とはなんだったのか
私のにくしみはなんだったのか
私のいかりはなんだったのか
私の命はなんだったのか
抗う事のできない大きな「否定」に
のこった感情は ただただ惨めさだった
自分の罪の重さに頭をかきむしった
自分の存在価値がどこかに消えてなくなった
自分のこころから匂い立つ泥沼の腐臭が
いつも背中をがりがりとかんでいた
笑っている顔をはりつけていても
ポケットの中の拳は震えている
私はここにいてはいけない
ではどこにいけばいい?
死ぬ権利など私にはない
私はどうすればいい?
生きてきた罪の重さがつねに私を嘖んだ
しかしあの絶望の中に手を合わせ
誰かにひたすらに祈ったときに
たしかに一条の光はおりたのだ
殺してくださいともいえず
助けてくださいともいえず
許してくださいともいえず
ひたすらに祈るしかなかった私に
光は語ったのだ
“あなたの苦しみをもって
後にくる者の支えとなれ”
これが悪人の使命なんですか
これが罪人の役目なんですか
私でも 私のような者でも
誰かのおやくにたてるんですか
誰かのおやくにたてることがゆるされるんですか
ああこの福音を この愛を
私のような者が頂いていいのですか
天人は笑わないという
でもその心は深く慈愛と寛容にみちているという
あのときつかんだ天人のすそ衣を
私はどなたにおかえしするのでしょう
悪をしり罪を知り己をしり使命をしれば
救われない者などいないのだと
教えてくださったあなたのこのすそ衣を
かならず後にくる方に
もうあれから13年
私はあれからなにかをなせたでしょうか
自分が悪人であると知ったとき
自分が罪人であるとしったとき
こころがおれた
私とはなんだったのか
私のにくしみはなんだったのか
私のいかりはなんだったのか
私の命はなんだったのか
抗う事のできない大きな「否定」に
のこった感情は ただただ惨めさだった
自分の罪の重さに頭をかきむしった
自分の存在価値がどこかに消えてなくなった
自分のこころから匂い立つ泥沼の腐臭が
いつも背中をがりがりとかんでいた
笑っている顔をはりつけていても
ポケットの中の拳は震えている
私はここにいてはいけない
ではどこにいけばいい?
死ぬ権利など私にはない
私はどうすればいい?
生きてきた罪の重さがつねに私を嘖んだ
しかしあの絶望の中に手を合わせ
誰かにひたすらに祈ったときに
たしかに一条の光はおりたのだ
殺してくださいともいえず
助けてくださいともいえず
許してくださいともいえず
ひたすらに祈るしかなかった私に
光は語ったのだ
“あなたの苦しみをもって
後にくる者の支えとなれ”
これが悪人の使命なんですか
これが罪人の役目なんですか
私でも 私のような者でも
誰かのおやくにたてるんですか
誰かのおやくにたてることがゆるされるんですか
ああこの福音を この愛を
私のような者が頂いていいのですか
天人は笑わないという
でもその心は深く慈愛と寛容にみちているという
あのときつかんだ天人のすそ衣を
私はどなたにおかえしするのでしょう
悪をしり罪を知り己をしり使命をしれば
救われない者などいないのだと
教えてくださったあなたのこのすそ衣を
かならず後にくる方に
もうあれから13年
私はあれからなにかをなせたでしょうか
Posted by アマミちゃん(野崎りの) at 23:45│Comments(0)
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